宇宙開発利用部会(第8期)の調査審議について

平成27年4月9日
改定 平成28年4月19日
科学技術・学術審議会
研究計画・評価分科会
宇宙開発利用部会事務局


科学技術・学術審議会研究計画・評価分科会宇宙開発利用部会(第8期)に予定している文部科学省における宇宙開発利用に関する重要事項及び以下の事項とする。

1.独立行政法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)による安全対策等の評価

JAXAが策定する安全対策及び安全審査の妥当性について、調査・安全小委員会を設置して評価する。

  • H-ⅡAロケット、H-ⅡBロケット、イプシロンロケットの打上げに係る安全対策
  • 宇宙ステーション補給機「こうのとり」(HTV)の再突入等に係る安全対策
  • 国際宇宙ステーションに提供する物資に係る安全審査

2.宇宙開発利用に関する研究開発課題の評価

  • JAXAが自らの研究開発プロジェクトについて実施する事前、中間、事後評価の妥当性について、調査審議する。
  • 文部科学省が実施する重要な研究開発課題について、事前、中間、事後評価を行う。

3.国際宇宙ステーション・国際宇宙探査の推進方策の議論

以下の項目について、国際宇宙ステーション・国際宇宙探査小委員会を設置して議論する。

  • 我が国の2016年(平成28年)以降のISSへの参加の在り方について(2021年(平成33年)以降の運用継続への対応含む)
  • 我が国におけるポストISSとしての国際宇宙探査の進め方について

4.重大な事故等の調査

文部科学省に係る宇宙開発利用において重大な事故等が発生した場合には、必要に応じて、調査・安全小委員会において、事故等の原因究明とその対応策について調査審議する。

5.その他

X線天文衛星「ひとみ」の異常事象に関しては、X線天文衛星「ひとみ」の異常事象に関する小委員会を設置し、専門技術的観点から第三者による要因分析結果の妥当性についての検証を行う。


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研究開発局宇宙開発利用課