平成22年2月25日
地球・環境科学技術推進室
平成22年度から開始する「気候変動適応戦略イニシアチブ」では、観測・予測データの包括的活用を可能とする共通的解析処理プラットフォームの構築を行う「地球観測データ統融合プログラム(以下、統融合プログラムという。)」を実施する。平成22年度においては、共通的解析処理プラットフォームの構築を効率的に推進するため、これまで国家基幹技術「海洋地球観測探査システム」の下で実施されてきた「データ統合・解析システム」(平成18年度~平成22年度)を統融合プログラムに位置付けて行うこととする。
その実施については、「データ統合・解析システム」を受託してきた東京大学を中心とする研究開発体制を基本的に継続することによって行う。
なお、平成23年度以降の統融合プログラムの実施内容及び計画等については、地球環境科学技術委員会において別途検討する。
東京大学、宇宙航空研究開発機構、海洋研究開発機構、京都大学、国立情報学研究所、慶應義塾大学、農業環境技術研究所、農業・食品産業技術総合研究機構、名古屋大学(平成22年度より新規参画)
平成22年4月1日(木曜日)から平成23年3月31日(木曜日)まで
(但し、平成18年度からの継続として)
(1)データ統合・情報融合コアシステムのプロトタイプの開発・実証
(2)データの相互流通性の実現支援システムに関する研究
(3)データの収集・品質管理の実現と永続的・体系的な蓄積に関する開発研究
(4)地球観測データの科学的・社会的に有用な情報への変換に関する開発研究
(5)地球観測データの実用化技術開発
(6)観測から利用までの一体的連携組織の構築
以上
平成22年2月25日
地球・環境科学技術推進室
研究開発課題 | 平成21年度までの実施概要 | 平成22年度の主な実施計画(継続分を除く) | 担当機関 |
---|---|---|---|
|
|
|
※名古屋大学は、平成22年度より開始する「三次記憶装置上の大規模データを対象としたデータアクセス機構の開発」を担当する。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
研究開発局海洋地球課地球・環境科学技術推進室