GEO 2009-2011年作業計画(バージョン3)について

 GEOでは、GEOSS10年実施計画で規定された短期(2年)・中期(6年)・長期(10年)の目標を達成するための取り組み(タスク)を記した、数年単位の作業計画を策定している。各タスクは、各国の自発的な貢献により実施されており、具体的な実施事項、スケジュール、成果についてリード機関からGEO事務局に定期的に報告されている。

 2007年11月の第4回GEO本会合及び第4回地球観測サミットにおいて本作業計画の策定に関するガイドライン及びスケジュールが承認されたことを受け、2009-2011年作業計画のとりまとめが行われ、2008年11月の第5回GEO本会合においてバージョン3がliving documentとして承認された。

 今後、T3のまとめる戦略目標(Strategic Targets)、業績モニタリング及び評価フレームワーク(M&E)と本作業計画を相互に調整し、整合性のとれた内容となるよう調整を図っていく予定である。

今後の主な予定

2008年12月末まで

第5回GEO本会合で出されたコメントの反映

2009年1月中旬

作業計画更新版の配布、タスクシートのレビュー及び参加・貢献の依頼

2009年3月

T3,M&Eとの調整会合

更新版のGEOコミュニティでのレビュー等

2009年11月

第6回GEO本会合での承認

 

(参考)2009-2011作業計画の策定に関するガイドライン

○作業計画の内容
2009-2011年作業計画内のタスクは以下に資するものとする:

  • GEOの活動を分野横断的に連携
  • データの共有及び配布を強化
  • IGOSのテーマ移管によるメリットを享受
  • コミュニティのポテンシャルを発揮
  • GEOSS早期成果の反映及び継続的な発展を確保
  • GEOSSの提供する情報と社会への利益を向上

2007-2009年作業計画からの主な変更点

  • 各タスク間の関係を明確にし、包括的な戦略目標を確保するという観点から、関連した複数のタスクをより包括的な1つのタスクとして統合する等により、73件あったタスクを42件にまとめた。
  • 常設委員会の役割とタスク管理の手続きを含むガバナンスの章を新設した。
  • 円滑な実施のため、各タスクの下にサブタスクを設定し、事務局への進捗報告等についてはサブタスクのリード機関が行うこととしている。

 

お問合せ先

研究開発局海洋地球課地球・環境科学技術推進室

Get ADOBE READER

PDF形式のファイルを御覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要な場合があります。
Adobe Acrobat Readerは開発元のWebページにて、無償でダウンロード可能です。

(研究開発局海洋地球課地球・環境科学技術推進室)