資料2−1

ITER(イーター)設計書の評価について(依頼事項)

核融合エネルギーフォーラム議長
佐藤 文隆 殿

平成19年10月18日
文部科学省研究開発局研究開発戦略官
松尾 泰樹

 ITER(イーター)計画においては、最終設計報告書が2001年に承認されて以降、具体的に建設サイトが決定し、ITER(イーター)計画を実施するための協定書の発効が見込まれるなど、建設に向けた体制が整い、ITER(イーター)機構において、その設計仕様について再度評価が実施されているところです。今後ITER(イーター)機構がまとめる設計仕様について、協定書に定められた活動を実施するに当たり適切な設計と成り得るか、科学技術的側面から評価をお願いいたします。

 なお、評価の対象はITER(イーター)設計仕様に関するITER(イーター)理事会の承認事項としますが、ITER(イーター)理事会に設置されている科学技術諮問委員会(Science and Technology Advisory Committee;STAC)におけるITER(イーター)設計仕様の評価活動に連動し、日本からSTACへの参画について補助しつつ、ITER(イーター)設計・仕様について我が国としての評価を実施いただきたいと考えています。なお、評価の視点等、詳細については、文部科学省を含む関係者と相談のうえ進めていただくようお願いいたします。

(了)