資料2　元素戦略プロジェクト＜研究拠点形成型＞　平成28年度予算における緊急追加配分について

平成28年8月23日
研究振興局参事官付
（ナノテクノロジー・物質・材料担当）

平成28年熊本地震への対応

 本年4月14日に発生した熊本地震において、元素戦略プロジェクト「実験と理論計算科学のインタープレイによる触媒・電池の元素戦略研究拠点」（委託先：京都大学）の再委託先である熊本大学の元素戦略プロジェクトで使用している研究設備が被災し、研究の推進が困難な状況となっている（具体的な装置の修理・更新の見積もり額は下表のとおり）。そのため、当該事案に対する緊急的な措置として、以下の機器の修繕・更新費用の必要な経費として約1,755万円（間接経費含む）を追加配分する。

（参考）被災設備と修理・更新見積もり額

被災設備	修理／更新	修理／更新 見積もり額 （円）
触媒分析装置一式 (分光器類)	更新	9,198,000
	修理	899,800
触媒粒子作成装置構成品 （プラズマソース）	修理	1,744,200
触媒反応ガスの分析装置一式 （ガス分析計）	修理	878,040
模擬排ガス生成と触媒反応評価装置一式 （触媒評価装置）	修理	773,400

※この他、間接費約405万円