「研究開発計画」の骨子案の作成について(案)


平成28年6月30日

研究振興局参事官(情報担当)付


1.情報科学技術委員会における「研究開発計画」の骨子案について
○今後の「研究開発計画」について、第5期科学技術基本計画(以下、基本計画)を踏まえ、文部科学省として「重点的に実施すべき研究開発の取組」及び「推進方策」を平成28年度中に取りまとめる予定(研究計画・評価分科会(平成28年3月1日))。


○「研究開発計画」の執筆については、分科会下の分野別委員会で分担して行うこととなっており、情報科学技術委員会においては、構成(案)における『第1章1.人工知能及び情報通信等』の取りまとめを行う。


(構成(案))
第1章 未来の産業創造と社会変革に向けた基盤技術の重点的振興
(基本計画(第2章)への対応と、文部科学省として重視する基盤技術を抽出)
1.人工知能及び情報通信等
2.ナノテクノロジ―・材料技術
3.光・量子技術
第2章 環境・エネルギー分野
第3章 健康・医療分野
第4章 防災・減災分野
第5章 国家戦略上重要な技術分野


第6章 分科会における研究開発評価の在り方※
※記載された研究開発評価の在り方は29年度以降の研究開発評価に適用される。

○「研究開発計画」を構成する「重点的に実施すべき研究開発の取組」には、文部科学省が実施する事業等を含む研究開発の取組について記載する。また、「推進方策」には、基本計画第4章、第5章、第6章の内容を踏まえ、具体的に留意すべき事項(評価の考え方、指標・定量的目標の設定、人材育成、知財戦略、産学連携、社会との関係深化に関する事項等)等について記載する。


○ 従って、情報科学技術委員会では、基本計画第2章『未来の産業創造と社会変革に向けた基盤技術の重点的振興』に対応する以下の大目標の下、大目標達成に必要な中目標及び中目標達成に必要な重点的取組や推進方策について作成する。

【参考(第5期科学技術基本計画第2章より抜粋)】
ICTを最大限に活用し、サイバー空間とフィジカル空間(現実世界)とを融合させた取組により、人々に豊かさをもたらす「超スマート社会」を未来社会の姿として共有し、その実現に向けた一連の取組を更に深化させつつ「Society 5.0」として強力に推進し、世界に先駆けて超スマート社会を実現していく。このため、国は、超スマート社会サービスプラットフォームの構築に必要となる基盤技術及び個別システムにおいて新たな価値創出のコアとなり現実世界で機能する基盤技術について強化を図る。


2.「研究開発計画」策定に係る委員会のスケジュールについて
○各委員会において骨子案を検討の上、次回(7月7日)の研究計画・評価分科会において骨子案の検討状況を報告。



研究計画・評価分科会

情報科学技術委員会



7月7日 研究計画・評価分科会
○各委員会における研究開発計画の骨子案の検討状況を説明


8月24日 研究計画・評価分科会
○研究開発計画(案)を審議


研究計画・評価分科会

○研究開発計画(案)を審議


研究計画・評価分科会

○研究開発計画の決定

6月30日 情報科学技術委員会
○研究開発計画の骨子案を検討


7月~8月 情報科学技術委員会
○研究開発計画の素案を検討


~2月 情報科学技術委員会
○研究開発計画の素案を引き続き検討



お問合せ先

研究振興局参事官(情報担当)付

(研究振興局参事官(情報担当)付)

-- 登録:平成28年08月 --