資料10:目的解決型のIT統合基盤技術研究開発のフィージビリティスタディについて
1.概要
高効率社会システムの構築に不可欠な共通基盤を確立するために必要となる先端的な情報システム統合基盤技術の研究開発プロジェクトの実施に向けたフィージビリティスタディ(FS)を実施。
2.公募期間
平成23年3月29日~4月19日
3.FSにおける検討事項
- 高効率社会システムの実現に向けて研究開発すべき共通基盤的な情報科学技術(現状と今後の展望)
- 当該技術の実現に不可欠な要素技術等の検討
- 国内外の具体的な研究開発動向、適用事例等
- 当該技術の実現による社会的経済的波及効果等
- 国として取り組むべき技術領域等
4.実施に当たっての留意点(募集要項に記載)
- 情報科学技術委員会や文部科学省での議論も踏まえて検討を行うこと
- 平成23年7月頃開催予定の情報科学技術委員会において、中間報告を行うこと
5.検討の進め方について
(1)現状把握
- 現在、開発・実用化されている高効率社会に資するIT統合基盤システムとしては、どのようなものがあるか。
- 当該システムは、現在どのような開発フェーズにあるのか(研究開発段階、実用化段階等)。
- 当該システムは、どのような分野で、どのような機能・効果を発揮しているのか。
- 当該システムは、現在どのような課題を抱えているのか。
(2)今後研究開発が期待されるシステムのイメージ・機能・規模感
- 今後研究開発が期待されるIT統合基盤システムとして、どのようなものが考えられるか(現在、学会・研究者コミュニティー等において、議論の俎上に上っているものはあるか)。
- 当該システムは、どのような分野で、どのような機能・効果を果たすことが期待されるのか。
- 当該システムの規模は、どの程度だと想定されるのか。
→ 一定の意義・効果・機能があると認められるものを抽出(研究プロジェクトの必要性が裏付けられるのかどうか)。
(3)解決すべき技術開発課題および実現可能性
- (2)のシステムを開発するにあたって、解決すべき技術開発課題として、どのようなものが想定されるか。研究開発プロジェクトにより、それらの技術的課題を克服し求められるシステムを構築できる見通しがあるかどうか。
- 上記技術開発を行うポテンシャルを、国内の研究機関は有しているのか。
- 研究開発の実施主体(国・民間の役割分担等)、体制等は、どのようなものが望ましいか。
研究振興局情報課
遠藤、鈴木
電話番号:03-5253-4111(内4279)