次世代スーパーコンピュータプロジェクトの経緯

平成17年10月  情報科学技術委員会による「京速計算機システムの開発主体に関する提言書」を踏まえ、文部科学省が理化学研究所に対して、開発主体として選定した旨を通知。それを受け、理化学研究所は開発主体となることを了承。
11月  総合科学技術会議による「国家的に重要な研究開発」の事前評価を実施。「本プロジェクトは実施することが適当である」と評価するとともに、「計算機システムの構成そのものを基本に戻って練り直し、最適化を行っておく必要がある」等の指摘がなされた。
平成18年3月  「第3期科学技術基本計画・分野別推進戦略」において、次世代スーパーコンピュータが『国家基幹技術』として位置づけられる。
5月  「特定先端大型研究施設の共用の促進に関する法律」が成立し、次世代スーパーコンピュータが多様な研究者等に供される共用施設として位置づけられる。
平成19年3月  理化学研究所が立地検討部会の評価報告書に基づき検討を行い、神戸(ポートアイランド第2期内)を立地地点とすることを決定。
3月〜6月  情報科学技術委員会「次世代スーパーコンピュータ概念設計評価作業部会」において、理化学研究所が作成したシステム構成案について評価を実施。スカラ部・ベクトル部から成るシステム構成案を「適切なものであり引き続き研究開発を進めるべき」と評価。
6月〜9月  総合科学技術会議において「国家的に重要な研究開発」の評価を実施。次世代スーパーコンピュータ概念設計評価作業部会の評価結果を「概ね妥当である」とし、「引き続き研究開発を推進すべきである」と評価。
平成20年6月  情報科学技術委員会「次世代スーパーコンピュータ作業部会」において、次世代スーパーコンピュータの利活用の基本的方針についての報告書を取りまとめ。
12月〜  文部科学省に設置された「次世代スーパーコンピュータ戦略委員会」において、次世代スーパーコンピュータの利活用の具体的方策について検討を開始。

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