資料5 知識基盤社会の時代における大学の改革

科学技術・学術審議会
基本計画特別委員会(第6回)
平成17年1月14日

 科学技術創造立国の実現に向けて、高等教育機関は、研究及び人材養成の両面において極めて重要な役割を果たす。大学等には、自ら厳しく変革し、その活動を一層高度化・活性化することが求められている。

1 「我が国の高等教育の将来像」(2頁~)  (PDF:28KB) PDF
-2015~2020年頃までを想定した我が国の高等教育の将来像(言わば「グランドデザイン」)とそこに至るまでの中期的な施策の方向性(言わば「ロードマップ」)を示したもの。
2 大学における人材養成機能の充実・強化(5頁~)  (PDF:32KB) PDF
-大学は、「多様な知の創造と承継」を使命としており、近年、国立大学の法人化や公私立大学の設置認可の弾力化などの改革を行い、競争的環境の中で個性輝く大学作りに努めており、これらの改革を着実に実施していくことが必要(システム改革の段階から、各機関が新たなシステムの下で、教育・研究活動の活性化による成果を競い合う段階へ)。
-国内的のみならず国際的な競争的環境の中にあって、今後の高等教育機関への財政支援は、機関補助と個人補助の適切なバランス、基盤的経費助成と競争的資源配分の有効な組み合わせによること(デュアルサポート)が重要であり、欧米並みの水準を確保することが必要。
(1)世界最高水準の大学院の形成(9頁~)  (PDF:107KB) PDF
-世界最高水準の教育研究機能を持つ大学院としていくためには、教育機能の実質化、国際通用性・信頼性の向上を通じ、国際競争力の強化を図ることが重要。
(2)各高等教育機関の特色に応じた人材養成(22頁~)  (PDF:44KB) PDF
-各高等教育機関は、競争的環境の中で個々の学校の個性・特色を一層明確化し、それぞれが有する個性・特色に応じた人材養成機能を発揮していくことが重要。
3 その他の課題
-これまで、若手研究者自立や人材の流動性の向上、産学官連携の推進、大学等の施設整備などについて当委員会で審議。
 第7回以降基礎研究の推進、研究開発評価、大学の国際的活動の問題等について検討がなされる予定。

お問合せ先

科学技術・学術政策局計画官付

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(科学技術・学術政策局計画官付)