4.創造的で質の高い研究開発システムの構築 研究支援の充実

意見の例

  1. 若手研究者の研究支援としては、研究・事務の補助をする少なくとも修士課程卒業以上の補佐員をつけることは非常に有効である。予算の実施に伴う事務作業やデータ整理の補助があると、研究に集中できる。(33歳、男、大学助教授、兵庫県)
  2. 現在、研究支持人材は短期雇用のテクニシャン(技術補佐員)が主体であり、彼等は研究にとって不可欠な存在である。しかし彼等は不安定な身分の中、給料を押さえられている。また、単純作業が多く、キャリアをステップアップすることもできない。(32歳、男、医師、兵庫県)
  3. 日本の科学技術の強みは、ボランティアとも言える大学関係者(とくに旧国立大学)の「お金に換算されない個人的貢献・時間外労働」によって担われてきたが、いま教育研究にかける実時間が激減している。日本を支える大学の役割を積極的に再評価し、次世代のタネを生み出せる“豊かな土づくり”を支援すべきだ。(52歳、男、出版社編集長、東京都)
  4. 研究者の国際交流、科学の普及活動、研究現場における環境・安全の改善など学協会と連携して進めることで改善が図られる分野は、原則として学協会を活用すべき。(60歳、男、団体役員、千葉県)

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(科学技術・学術政策局計画官付)