令和6年11月25日(月曜日)~令和6年11月27日(水曜日)
書面審議による
小川部会長、梅澤委員、大岡委員、大須賀委員、金井委員、神里委員、久慈委員、小板橋委員、佐原委員、霜田委員、戸田委員、日山委員、深見委員、三浦委員、吉田委員、米村委員
第12期科学技術・学術審議会生命倫理・安全部会の検討事項の活動状況等について報告を行った。
ゲノム編集技術等を用いたヒト受精胚等の規制の在り方について、下記のような意見があったが、今後も関係省庁において検討することについて了承された。
・規制対象となるゲノム編集技術については、範囲を広げ過ぎないよう、研究の現状も踏まえて対象の技術についての線引きを判断すべきではないか。
・iPS細胞等由来のヒト生殖細胞の研究は日本の強みであるため、法制化することで研究が委縮しないようにすべきではないか。
・ヒト胚やゲノム編集技術等の定義が漠然としているため、研究者が意図せずに違反行為を行ってしまうことや自ら研究を委縮してしまうことがないよう、規制対象となるゲノム編集技術等の範囲などをしっかり周知すべきではないか。また、研究者にわかりやすい指針にすべきではないか。
・ヒト受精胚等にゲノム編集技術を用いることについて、安全面や倫理面などから法制化するのであれば、法律においてその趣旨を規定すべきではないか。
研究振興局ライフサイエンス課生命倫理・安全対策室