令和8年7月17日(金曜日) 11時00分~12時00分
WEB会議
八代主査、秋元委員、尾畑委員、片野委員、小板橋委員、後藤委員、長嶋委員、中村委員、藤田委員、山田委員
東海国立大学機構岐阜大学副学長 秋山晴彦、医学部附属病院臨床倫理室長 谷口泰弘、高等研究院准教授 髙須正規
永川安全対策官、葛谷室長補佐、宮島専門職、山﨑専門職
【八代主査】 それでは、定刻となりましたので、ただいまから、第131回特定胚等研究専門委員会を開催いたします。委員の先生方におかれましては、お忙しい中、御出席を賜りまして、誠にありがとうございます。
議事に先立ちまして、事務局から委員の出欠状況と配付資料の確認をお願いいたします。
【葛谷補佐】 事務局の文部科学省研究振興局ライフサイエンス課生命倫理・安全対策室の葛谷と申します。
初めに、前回委員会以降、事務局に異動がございましたので、紹介をさせていただきます。本年4月より、文部科学省ライフサイエンス課生命倫理・安全対策室の安全対策官として、永川が着任しております。
【永川安全対策官】 4月に安全対策官に着任いたしました、永川と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
【葛谷補佐】 初めに、本日の会議の構成員の出席状況を御報告いたします。本日は、11名中10名の委員の皆様に御出席をいただいており、定足数を満たしております。山田委員におかれましては、途中からの御参加となっております。小林委員からは、御欠席の御連絡をいただいております。
また、議題(1)の特定胚(動物性集合胚)の作成に関する届出につきましては、届出機関である国立大学法人東海国立大学機構から届出内容に関する御説明をいただくため、東海国立大学機構岐阜大学副学長の秋山様、同大学医学部附属病院臨床倫理室長の谷口様、同大学高等研究院准教授、研究代表者でございます髙須様に、御出席をいただきます。
なお、本日の会議は、オンラインを併用して会議を開催しており、会議の模様をYouTubeによるライブ配信で公開させていただきますことを御承知おきいただければと思います。 続きまして、配付資料の確認をいたします。オンラインにて御出席の委員の皆様は、事前にお送りしておりますPDFファイルにて資料を御確認いただければと思います。配付資料は、議事次第に記載しているとおり、資料としては2点、参考資料としては4点ございます。また、議題(1)に関する机上配付資料として、国立大学法人東海国立大学機構から提出のあった届出が1点、議題(2)に関する机上配付として、国立研究開発法人理化学研究所より提出のあった変更申請書がございます。これらの机上配付資料は、非公開情報ですので、お取扱いには御注意いただきますよう、お願いいたします。御不明な点等ございましたら、事務局までお知らせください。
会議の進行に当たりましてのお願いでございます。オンラインにて御出席の委員の皆様におかれましては、御発言時以外はマイクをオフにしていただき、御発言の際は、挙手ボタンを押していただき、主査の指名の後に御発言をお願いいたします。
事務局からは、以上でございます。
【八代主査】 ありがとうございました。
それでは、議事に入りたいと思います。まず、議題(1)、特定胚(動物性集合胚)の作成に関する届出についてでございます。今回、国立大学法人東海国立大学機構から、ヒトに関するクローン技術等の規制に関する法律に基づき、動物性集合胚の新規作成の届出がありましたので、特定胚の取扱いに関する指針への適合性の確認を行います。
届出内容につきましては、オンラインにて届出機関よりも御説明いただきますので、事務局、会議への御参加のほう、お願いいたします。
(東海国立大学機構岐阜大学入室)
【葛谷補佐】 入室いたしました。お願いいたします。
【八代主査】 岐阜大学の皆様、本日は、御出席、ありがとうございます。
それでは、まず、事務局から、本日の議論の進め方についての御説明のほう、よろしくお願いいたします。
【葛谷補佐】 それでは、本日の議論の進め方について、御説明いたします。
本日の議論は、まず、事務局から届出の概要等を説明した後に、今回の届出内容、また、事前確認における意見に対する御説明に関して、届出機関から御説明いただきます。その後、委員の先生方から御質問等をいただき、質疑応答が一通り終わった後に、届出機関には退室いただきます。
その上で、先生方に今回の届出の指針適合性について御審議いただきます。なお、本専門委員会の運営規則上、審査を行う計画等の関係者である委員には審議の際に御退室いただくことになっていますが、今回の届出に関しては該当者がいないことを確認しております。
今回の届出に関する審議は公開となりますが、本専門委員会の運営規則上、「計画等の内容に係る会議資料については、知的財産権の保護、個人情報の保護又は審査の中立性の観点から、専門委員会の委員、外部有識者及び説明者に限り配布するものとする」とされておりますので、届出書等の届出書類は机上配付資料とさせていただいております。
また、机上資料については、青色のマーカーで示しているところは、公開の審議において、知的財産保護の観点から、届出者が非公開希望されている内容になりますので、御発言の際には御留意いただきますよう、よろしくお願いいたします。
事務局から説明は、以上でございます。
【八代主査】 ありがとうございました。
それでは、事務局から届出の概要等の説明をお願いいたします。
【葛谷補佐】 それでは、資料131-1に基づいて、御説明をします。
今、画面共有をさせていただいたところでございますけれども、令和8年6月10日、国立大学法人東海国立大学機構から、「ヒトに関するクローン技術等の規制に関する法律」第六条第1項の規定に基づき、特定胚(動物性集合胚)の作成に関する届出がございました。
説明については、1ポツ、2ポツの概要をベースに御説明させていただきますが、別添資料、P4からP14でございますけれども、こちらのほうには、特定胚指針等の関連規定と届出の記載内容についてまとめておりますが、こちらは事前に先生方にも資料等をお送りしているとおりでございますので、本日の説明は割愛させていただきます。
それでは、最初のページにお戻りいただければと思います。届出の概要でございます。
まず、研究機関の名称でございます。国立大学法人東海国立大学機構でございます。
研究責任者の氏名は、髙須正規先生でございます。
研究計画の概要でございます。まず、目的でございます。本研究では、ヒトiPS細胞と動物胚(ブタ)を用いた動物性集合胚の作成、動物体内でのヒト臓器作成の基礎的知見の獲得を目標として、ブタ胚内で生育可能なヒトiPS細胞の作成方法・培養条件を確立すること、ヒトiPS細胞がブタ胚内(in vitro環境)で生育可能かを確認することを目的としております。
方法についてでございます。本研究では、ブタ生体内から採取した受精卵、体外受精により発生させた受精卵から胚盤胞期のブタ胚に蛍光標識したヒトiPS細胞を移植し、動物性集合胚を作成するものとなっております。なお、動物性集合胚の作成に先立ち、ヒトiPS細胞並びにブタ胚に対して遺伝子改変を行う可能性もあることが示されております。また、移植したブタ胚については、動物性集合胚専用のインキュベータで、最長で発生10日目の拡張胚盤胞まで培養するとされております。
続きまして、2ポツ、事前確認の結果でございます。本届出の特定胚指針への適合性について、令和8年6月15日から6月24日まで、本専門委員会の委員の皆様に書面にて意見を聴取し、全員から回答いただいております。
意見の結果につきましては次のページでございまして、まず、一つ目、特定胚指針に対する適合性については、指針に適合しないとの指摘はございませんでした。
二つ目、委員からの意見・確認事項でございます。こちらは9件いただいております。こちらの委員からの意見・確認事項については、後ほど東海国立大学機構の皆様方から御説明がございますので具体的な内容については割愛いたしますけれども、例えば、作成の目的、作成の方法、作成予定概数、譲渡予定、取扱いの方法、培養期間、説明文書など、幅広い意見をいただいているところでございます。
続いて、次のページでございます。その他、委員からのコメントということで、こちらについても4点いただいているところでございます。
説明は、以上でございます。
【八代主査】 ありがとうございました。
次に、東海国立大学機構から、届出内容と事前確認における委員からの意見に対する回答について、御説明いただきます。
それでは、秋山様から御説明をお願いいたします。
【秋山副学長】 よろしくお願いいたします。本日は、お時間を取っていただきまして、誠にありがとうございます。岐阜大学副学長の秋山と申します。まず、私のほうから簡単に、研究のアウトラインなどについて、説明させていただきます。
御存じのように世界中で大変深刻な臓器不足になっておりまして、特に小児の臓器に関しましては、制約もありまして、確保するのがなかなか難しいような状況でございます。アメリカではブタの異種移植を再開するというようなこともございますけれども、我々はできましたらヒトの同種移植・自家移植にこだわって研究を進めたいと思っております。
2023年、中国のWang先生のほうから、ヒトとブタのキメラ胚の作成に関しまして論文報告が出ました。この方法ですけれども、ヒトのiPS細胞に抗アポトーシス遺伝子を導入したり、培養方法を改良しているというのが報告されております。
我々の本研究では、ブタ体内でヒト臓器を作成するキメラ技術を応用いたしまして新たな臓器移植の供給が同種移植・自家移植で進められるのではないかということで、この研究を始めさせていただくことといたしました。本研究では、ヒトiPS細胞とブタの動物胚を用いた動物性集合胚の作成と、動物体内でのヒト臓器作成の基礎的な知見の獲得を、まず最初の研究で目指しております。本研究におきましては、ブタ胎内への移植は実施せずに、in vitroの環境のみで評価のみとするものとしております。
まず、ヒトiPS細胞に関しましては、iPS細胞研究財団が樹立いたしますiPS細胞のうち、本研究の動物性集合胚作成研究に使用することにおいて同意が得られているものを使用する予定としております。細胞の動態を見るために、ヒトiPS細胞には恒常的に蛍光タンパク質を発現する遺伝子を導入する予定としておりまして、ブタ生体内から採取しました受精卵、もしくは体外受精により発生させた受精卵から胚盤胞期のブタの胚にこの蛍光標識したヒトiPS細胞を移植します。岐阜大学のほうでは、このような技術は食肉のブタを用いて受精卵を作成したり、また、マイクロマニュピュレーターの技術的なものに関しては、もう確立しております。本研究の動物性集合胚に関しましては、月4回程度、84回ほどの実施を見込んでおります。
iPS細胞を移植しました動物性集合胚に関しましては、まず、どのような培地で培養可能かどうかなど、条件をしっかりと検討させていただくこと。それから、遺伝子解析によりまして、ヒトiPS細胞がどのような臓器の方向に向かってブタの胚内で分化していくか、増殖していくかというのを見極めること。また、組織標本では、どこの部分に分布をしていくかなどを、マーカー遺伝子などを含めて、詳しく調査・研究したいと思っております。このように、本研究では、作成した動物性集合胚を用いましてヒトの生殖細胞を作るものではございませんし、また、in vivoで解析を行うことは今回の研究では想定しておりませんので、In vitroで条件を決めて確立していきながら次の実験に進めていきたいということで、申請をさせていただいております。
それでは、引き続きまして、事前にいただきましたコメントに関しまして、高等研究院の髙須准教授より説明させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
【髙須高等研究院准教授】 髙須でございます。よろしくお願いいたします。
6月15日から24日まで先生方に確認いただきまして、それに対してコメントをいただきました。(2)のマル1からマル9まで、(3)のマル1からマル4まで、順に説明・回答をさしあげます。
まず、(2)のマル1でございます。作成の目的に、ブタ胚盤胞でヒトiPS細胞の寄与率が高くなる条件等の検討であることを明確に記載した方がいいという御指摘をいただきました。これに対しまして、私どもも、御指摘に従いまして、本研究では、ブタ受精卵内、胚盤胞等のin vitro環境内でヒトiPS細胞の寄与率が高くなる条件等の検討を目的とし、「胚移植を行わない」と修正いたしました。
続いて、マル2番でございます。作成の目的に、「動物体内でのヒト臓器作成」とあるが、作成の方法では、「最長で発生10日目の拡張期胚盤胞までしか行いません」とあります。目的と方法が一致してないという御指摘をいただきました。また、「胚移植を行わない」と明記するなどの修正をしたほうがいいと、いただきました。これに従いまして修正をいたしました。具体的には、将来的な動物体内でのヒト臓器形成研究に資する基礎的知見を獲得することを目的とします。また、上記マル1番で修正したとおり、「胚移植等を行わない」と明記しております。
続いて、マル3番です。回数に関してでございます。84回が、1回の実験で作成する動物性集合胚の数がクリアではないということでしたので、明確に、1回の実験で50個程度を作成できますので、それを掛け合わせますと4,200個程度、計画では作成すると追記いたしました。
続いて、マル4でございます。現状において導入する遺伝子がない、また、導入する遺伝子が確定した場合には改めて申請を行うのかに関しての確認でございます。現状では、私どもはどのような遺伝子を導入したらいいか等のデータを持ち合わせておりません。アメリカ、中国等のグループのデータはございますが、私たちはございません。このため、まずは何もしてないiPS細胞をブタ胚に入れるところから検討をいたします。これがどのような結果になるかも分かりません。また、一連の研究を本申請で実施いたします。改めての申請はございません。
次に、マル5番です。現時点では譲渡予定がないことに加え、将来譲渡する場合には必要な手続を行う旨についても追記することが望ましいと、いただきました。御指摘に従いまして、特定胚作成届の4ページに、将来、譲渡する場合には必要な手続を行うことを追記いたしました。
マル6でございます。ヒトの胎内へ移植という禁止事項と、本研究において実施しない事項が同列に記載されていることから、誤解を生じかねないという御指摘をいただきました。これを、誤解を生じかねないように整理してくださいと、いただきました。確かに、禁止事項と本研究で実施しない事項が混在しておりました。御指摘に従いまして、「もちろんのこと動物の胎内への移植も行わない」という文言を削除いたしました。
続いて、マル7番でございます。培養期間に関してです。「最長で培養可能な発生10日目程度」としていますが、これは、集合胚作成後の10日なのか、ホスト胚であるブタ受精卵の受精から換算してなのか、明確ではないという御指摘をいただきました。このため、御指摘に従いまして、「受精から10日間」というのを明記いたしました。ただし、どの時期に注入することが最適かというデータはまだ持ち合わせておりませんので、胚盤胞期より前に注入することは考えられます。ですので、スタート、注入時期は明確にはできませんが、培養期間は10日と明記いたしました。
続いて、マル8でございます。作成の目的には、科学的知見がこのような研究をしないと得られないということがありますが、これに加えて、動物性集合胚を研究に用いる必要性の欄にも改めて記載したほうがよいのではないかという御指摘をいただきました。確かにそうだと思いました。御指摘に従いまして、動物性集合胚を研究に用いる必要性の欄の最後に、「このような科学的知見は動物性集合胚を研究に用いない限り得られない」ということを追記いたしました。
続きまして、マル9でございます。同意書の説明文章に関してでございます。体細胞を御提供いただく方からの説明文では、「私たちの研究を目指すこと」で、新しい技術であることを十分に理解した上で同意が得られるようになっていないということ。この技術がとても近いことのような混同を招きかねないという御指摘をいただきました。ですので、「私たちの研究が目指すこと」について、本研究で実施する目的と将来的な到達点をしっかり分けるようにいたしました。御指摘に従いまして、「今回の研究では、ブタの胚の中でヒトのiPS細胞が育つかどうかを調べるとともに、うまく育つための作り方や育て方の条件を明らかにすることを目的としています」と明記いたしました。これによって、将来的な到達点と分けることが可能になりました。
続きまして、(3)に移ります。その他、いただきましたコメントでございます。
研究内容を補足する資料において、人が写っている写真がある。このような先端的で社会的関心の高い研究においてはもう少しそのようなところを配慮するようにと、いただきました。コメントを受けまして、写真を差し替えました。また、資料も、配慮を十分にした上で、修正いたしました。
(3)のマル2番でございます。このような研究は患者のニーズについてきちんとした調査が必要ではないかというコメントをいただきました。確かに、このような倫理的な配慮が必要な研究におきましては、そのような研究は十分に調査をする必要がございます。現在の本会の目的を改めて申し上げますと、将来的な動物体内でのヒト臓器作成に関する基礎的知見を獲得することを目的としています。まず、これを進めたいと考えております。まだ基礎的な研究ですので、現時点では特定の臓器等をターゲットにすることは考えておりません。人文社会学的と申し上げましょうか、そのような視点でこのような研究を考えることはとても重要だと考えておりますので、これまで述べましたような、いわゆる自然科学的な知見の獲得と同時に、人文社会学的な検討も進める必要があると考えております。
マル3でございます。注入に関して、いろんな条件等や、入れる場所等を考えなければいけないのではないかと、御示唆いただきました。ありがとうございます。今後、このような点を十分に考えた上で研究を進めたいと思います。
最後にマル4でございます。「遺伝子改変を行う可能性もある」というのがあるんですけれども、具体的なものがあるのかということです。繰り返しになりますが、私どもはまだ、実際の細胞に注入したこともありません。どのようなことが起こるかも、理解できておりません。まず、そこから始めまして、今後を考えたいと思っています。
以上でございます。
【八代主査】 御説明、ありがとうございました。
ただいまの御説明につきまして、委員の皆様方からの御質問を受けたいと思いますが、いかがでしょうか。御質問がありましたら、どうぞよろしくお願いいたします。
いかがでしょうか。いただいた質問等に関しましては適切に御回答いただいているという形でよろしいでしょうか、皆様。
追加の質問は今のところないということで、審議のほうに移りたいと思います。
では、本件の審議に入りたいと思いますので、届出機関には、一旦、ここで御退室いただきます。審議が終わりましたら、またお声をかけさせていただきますので、しばらくお待ちください。
事務局のほう、よろしくお願いいたします。
【小板橋委員】 先生、ごめんなさい。1点だけ、お伺いさせていただきたいことがあるんですが。
【八代主査】 それでは、お願いいたします。
【小板橋委員】 小板橋です。御発表、ありがとうございます。人文社会的なところを書かせていただいた者なんですが、「昨今の新しい研究というのは、人のニーズがあるところ以上に、先にこういう成果が出てきて、そのニーズが掘り起こされているところが大きいよね」って、村上陽一郎先生が書かれていたのを思い出したんですけれども、この領域、確かに移植用の臓器が少ないというのはあります。大きな課題だと思いますが、これがまた新たに研究が進むことで、いい面だけではなく、患者さんだったり、家族だったりに、新たな葛藤というか、悩みというか、そういうものをまた一つ増やすことにもつながると、私は思います。それを受け止めるというか、でもそこに行くんだという心持ちというか、ネガティブというか、本当にいろんな葛藤、御存じだと思うんですけれども、そこに真摯に向き合っていくと。異種移植に関しては、啓発が必要というよりは、当事者との対話が必要なんじゃないかなと、私は感じております。そこをちゃんとやっていくんだという心持ちがあるかないかというのをこの場で確認だけさせていただけたらなと思うのですが、お願いします。
【髙須高等研究院准教授】 先生の御指摘、ごもっともでございます。本当に覚悟を持って倫理的に進めたいと考えています。イエスです、先生に対する答えとしては。真摯に実施します。
【秋山副学長】 秋山でございます。岐阜大学といたしましても、最近、先生の御指摘とは違いますが、ELSIとかで、各大学は、倫理だけではなくて、法律、また、人文科学系の方も入られまして、総合的にこういう面に対して対応していくという組織をつくりつつございますので、そういうところも中心になりまして今後対応していきたいと考えておりますので、また御指導いただければと思います。よろしくお願いいたします。
【小板橋委員】 ありがとうございます。
以上です。
【八代主査】 小板橋委員、ありがとうございました。
追加の御意見、御質問等はありませんでしょうか。また、ただいまの質疑について、派生する質問等があればと思いますが、いかがでしょうか。
よろしいでしょうか。それでは、審議のほうに移らせていただきます。
再度、岐阜大学の皆様におかれましては、待機室でお待ちいただくよう、お願いいたします。
(東海国立大学機構岐阜大学退室)
【葛谷補佐】 退室が終わりました。
【八代主査】 ありがとうございます。
それでは、東海国立大学機構の動物性集合胚作成に関する届出の指針適合性について、ただいまの質疑、あるいは申請書等に基づきましての御意見をお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。
いかがでしょうか。特に追加の御意見等はないという形でよろしいでしょうか。
ありがとうございます。それでは、本専門委員会といたしましては、今回の届出の指針適合性につきましては、事前書面確認等に出てまいりました意見等を踏まえて修正していただくことを条件といたしまして了承するということでよろしいでしょうか。
(「異議なし」の声あり)
【八代主査】 異議がないということですので、そうした形で進めさせていただきます。修正いただいた内容の確認等、今後の対応につきましては私のほうに御一任いただくという形で、御異議ございませんでしょうか。
(「異議なし」の声あり)
【八代主査】 ありがとうございます。それでは、審議のほうを終わらせていただきます。ありがとうございます。
それでは、終了いたしましたので、届出機関にお戻りいただければと思います。
(東海国立大学機構岐阜大学入室)
【葛谷補佐】 届出機関の皆様方にお戻りいただきました。
【八代主査】 ありがとうございます。
それでは、再開させていただきます。ただいまの審議の結果ですけれども、本専門委員会といたしましては、今回の届出に係る動物性集合胚の取扱いにつきまして、事前にお送りいたしました質問等に出た事項を修正いただくということを条件にいたしまして、指針に適合するというふうに判断いたしております。届出機関におかれましては、届出内容に必要な修正をお願いするという形で進めていただければと思います。
それでは、今後の進め方につきまして、事務局のほうから補足説明をよろしくお願いいたします。
【葛谷補佐】 今後の進め方でございます。事前確認における委員からの意見を受けて、本日、届出機関から御説明いただいたとおり、届出内容に修正がございますので、届出書類の補正の手続を行っていただくことになります。後ほど事務局から補正の手続について御連絡させていただきます。
また、クローン技術規制法においては、届出受理後60日間の研究実施制限がございますが、届出の内容が相当と認められるときには、この期間を短縮し、研究を開始することも可能になっておりますので、今後、必要に応じて期間の短縮等の手続を行ってまいります。
事務局からは、以上でございます。
【八代主査】 ありがとうございます。
それでは、事務局におきまして必要な対応等を進めさせていただくという形になります。
議題(1)については、以上となります。東海国立大学機構の皆様、本日は、御出席、ありがとうございました。
【秋山副学長】 どうもありがとうございました。
【東海国立大学機構事務局】 1点、よろしいでしょうか。東海国立大学機構事務局の者です。
現在、本学に複数メディアからインタビューの問合せが来ておりまして、本日の審査内容について回答する際に注意すべき点等あれば、教えていただけますでしょうか。
【八代主査】 事務局のほう、何かありますでしょうか。
【葛谷補佐】 事務局よりお答えいたします。審査内容についてということでございますけれども、まず、本会議は公開でやっているということでございますので、本会議の中の議論については、お話しいただいて問題ないと承知しております。一方で、手続的な面で申し上げますと、先ほどお伝えしたとおり、補正の書類を頂いた後、再度改めて確認した後に、この結果について御連絡するということになりますので、こういった点を留意いただければと思います。
事務局からは、以上でございます。
【東海国立大学機構事務局】 ありがとうございました。大変参考になりました。
【八代主査】 ほかに、大丈夫でしょうか。
【東海国立大学機構事務局】 大丈夫です。ありがとうございました。
【八代主査】 ありがとうございます。
それでは、本日はありがとうございました。
(東海国立大学機構岐阜大学退室)
【葛谷補佐】 退室いただきました。
【八代主査】 ありがとうございます。
それでは、続きまして、議題(2)に移りまして、ヒトES細胞の分配機関の設置計画変更確認申請に係る審査についてでございます。
本申請につきましては、中村委員の人事に関わる内容でございますので、一時的にWeb会議から御退室のほうをお願いいたします。
(中村委員退室)
【葛谷補佐】 退室いただきました。
【八代主査】 ありがとうございます。
それでは、事務局のほうから、資料131-2の説明について、よろしくお願いいたします。
【葛谷補佐】 それでは、事務局から、資料131-2に基づいて、御説明をさせていただきます。
本件につきましては、ヒトES細胞の分配機関に関する指針第十条の規定に基づき、分配責任者の変更の申請が参りましたので、こちらについて御説明をさせていただきます。
資料に記載のとおり、分配機関の名称でございますけれども、国立研究開発法人理化学研究所バイオリソース研究センターの分配責任者であります、現在、専任技師の藤岡剛氏から、下の(2)にございますけれども、細胞材料開発室長の中村和昭氏へ交代するといった変更でございます。この変更につきましては、中村氏が2025年に着任して以来、この研究の職務の遂行を通して分配業務に関する十分な知識と知見を有しているといった観点から交代するといったところで、申請が来ているところでございます。
説明は、以上でございます。
【八代主査】 ありがとうございます。
ただいまの説明につきまして、御質問、御意見等がございましたら、よろしくお願いいたします。
いかがでしょうか。分配責任者の変更ということになっております。
特に、御質問、御意見等、ございませんでしょうか。
それでは、御意見等はなしというふうに認めます。本専門委員会としましては、今回の変更申請の指針適合性について了承することといたします。よろしいでしょうか。
(「異議なし」の声あり)
【八代主査】 ありがとうございます。
それでは、中村委員に戻っていただければと思います。
(中村委員入室)
【葛谷補佐】 お戻りになりました。
【八代主査】 こちらは、お知らせする必要性はないですか。大丈夫ですか。
【葛谷補佐】 それでは、審議の結果でございますけれども、指針の適合性については了承するということで御意見いただきましたので、その旨、お伝えさせていただきます。
【中村委員】 ありがとうございます。中村でございます。
【八代主査】 ありがとうございます。引き続き、よろしくお願いいたします。
それでは、議題(3)のほうに移りまして、その他についてでございます。事務局のほうから、説明をよろしくお願いいたします。
【葛谷補佐】 事務局から連絡事項をお伝えさせていただきます。
本日の会議はYouTubeによるライブ配信で公開させていただきましたが、後日公開する議事録が公式な記録となります。本日の議事録につきましては、事務局にて案を作成した後、委員の先生方に御確認いただいた上で、文部科学省のホームページにて公開させていただきます。
また、今後の委員会の開催予定につきましては、改めて御連絡させていただきます。
事務局からは、以上でございます。
【八代主査】 ありがとうございます。
今後、iPS細胞に関するキメラのような作成の話も多々出てくる可能性もございますので、委員の皆様方におかれましては、引き続き、お力添えのほう、どうぞよろしくお願いいたします。
それでは、本日は閉会とさせていただきます。ありがとうございました。
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