資料6 基本計画特別委員会における検討状況について

科学技術・学術審議会
総会(第14回)
平成17年1月19日

概要

○ 現行の第2期科学技術基本計画は、平成17年度が最終年度となるため、これに代わる第3期科学技術基本計画を政府として策定。

○ 文部科学省では、科学技術創造立国の実現に向けた基本的な政策を検討し、第3期科学技術基本計画の策定に資するため、昨年9月、科学技術・学術審議会において「基本計画特別委員会」を設置(別添1~2)。10月から検討作業を開始し、これまでに6回の審議を終了。今春を目処に検討結果を取りまとめる予定。

○ なお、内閣府総合科学技術会議においては、第3期科学技術基本計画の策定に向けた調査検討を行うため、昨年10月に「基本政策専門調査会」を設置し(別添3~6)、12月から検討を開始。今後、6月を目途とする中間的な意見集約を経て、おおむね1年後に最終取りまとめを予定。

検討状況

全体議論

第1回(平成16年10月6日)

● 第3期科学技術基本計画に向けた取組み

 各種審議会等での審議の進捗など第3期科学技術基本計画に向けた文部科学省の取組み、総合科学技術会議による第2期科学技術基本計画フォローアップ、科学技術を巡る情勢変化等についての説明後、各委員から初回に当たっての自由意見が述べられた(参考1)。

第2回(10月19日)

● 国民・各界からの意見

 日本経済団体連合会科学技術政策部会長(笠見委員)及び日本学術会議副会長(岸委員)からの意見発表、科学技術基本計画ヒアリング(のべ140人強の研究者や産業人等と面談)の概要(参考2)及び国民からの意見募集の結果(参考3)について事務局から説明の後、自由討議を行った(参考1)。

個別課題・・・(参考4)

第3回(11月4日)

● 科学技術関係人材の養成・確保

 科学技術・学術審議会人材委員会の主査である小林主査代理からの提言(平成16年7月)紹介、事務局からの資料説明の後、議論

第4回(11月25日)

● 知の創造と活用の好循環によるイノベーションの創出

 「科学の発展とイノベーションの創出」についての事務局からの説明、産学官連携推進委員会の主査である末松主査からの審議のまとめ(平成15年4月)等の紹介、事務局からの資料説明の後、議論

● 地域における科学技術振興

 地域科学技術施策推進委員会の座長である末松主査からの中間報告(平成16年9月)の紹介、事務局からの資料説明の後、議論

第5回(12月9日)

● 科学技術と社会の関わり
● 科学技術振興のための基盤の整備(大学等の施設整備)

 今後の国立大学等施設の整備充実に関する調査研究協力者会議の主査である木村委員からの報告書(平成15年7月)の紹介、事務局からの資料説明の後、議論

第6回(平成17年1月14日)

● 知識基盤社会の時代における大学の改革

 国立大学協会、公立大学協会、日本私立大学連合会からの意見発表、事務局からの資料説明の後、議論


第7回(1月31日)

  • 科学技術の戦略的重点化

第8回以降(2月以降)

  • 創造的で質の高い研究開発システムの構築(競争的資金の改革と拡充、評価システム等)
  • 科学技術活動の国際展開
  • その他

まとめの審議

  • 調査検討結果のとりまとめ

全10回程度の論議を経て、平成17年春を目処に調査検討の結果を取りまとめ

お問合せ先

科学技術・学術政策局政策課

(科学技術・学術政策局政策課)