資料3 各分科会等の審議状況について

科学技術・学術審議会
総会(第11回)
平成15年7月24日

第10回総会以降の主な報告等

平成15年6月
「国際競争力向上のための研究人材の養成・確保を目指して」(第二次提言)

第一次提言(14年7月)に引き続き、我が国の科学技術・学術に係る国際競争力の維持・向上を図るため、観点から審議を行い、国際的視点から見た我が国の研究人材の養成・確保、女性研究者、外国人研究者などの多様な人材が能力を発揮できる環境の整備、科学技術や社会のニーズの変化の中での研究人材の需給等について取りまとめたもの。

(人材委員会)

【以下各分科会等の開催状況】

研究計画・評価分科会

○研究評価部会

第12回(7月)
部会長に石井委員を選出し、部会長代理として小平委員を指名

  • 「今後の研究評価部会の進め方について」の審議
  • 「SPring-8の中間評価の対応状況について」の報告を受けて審議

○ライフサイエンス委員会

第19回(6月)

  • 第3次対がん10か年戦略について
  • 脳研究領域小委員会からの報告について
  • 国際幹細胞フォーラムへの対応について
  • ゲノム研究領域小委員会からの報告について

○ナノテクノロジー・材料委員会

第2回(7月)

  • 平成16年度の重点事項について

○原子力分野の研究開発の評価に関する委員会

第1回(7月)

  • 原子力分野の研究開発の評価に関する委員会の運営について
  • 16年度概算要求に向けた評価の方法について

資源調査分科会

第8回資源調査分科会開催後に、分科会長から食品成分委員会主査に安本専門委員を、文化資源委員会主査に石谷委員を指名。

○食品成分委員会(7月)

  • 主査から主査代理として竹内専門委員を指名。
  • 食品成分委員会での調査審議の進め方について、「日本食品脂溶性成分表」等の見直しを行うことやその内容について意見交換が行われ、具体的な調査検討を行うための作業部会の設置を決定。

○文化資源委員会(7月)

  • 主査から主査代理として沢田専門委員を指名。
  • 文化資源委員会での調査審議の進め方について意見交換。また、「衛星情報によるエジプト遺跡の探査」について惠多谷専門委員が発表を行い、発表内容について意見交換。

学術分科会

○科学研究費補助金審査部会

第2期第4回(6月)
特定領域研究の「がん」「ゲノム」「脳」領域について、当該領域の今後の推進方策の決定及び平成15年度特定領域研究の新規領域の選定。

○基本問題特別委員会

第15回(6月)及び第16回(7月)
今後の学術研究体制の在り方について、学術研究の意義や国立大学等の法人化を踏まえた研究体制の在り方など、当面検討すべき課題について審議を行うとともに、総合科学技術会議における平成16年度の資源配分方針を踏まえ、ビッグサイエンスの推進の在り方について審議。

測地学分科会

第8回分科会(7月)
地震部会及び火山部会より報告された以下の次期計画(建議案)について審議を行い、取りまとめ。

  1. 地震予知のための新たな観測研究計画(第2次)の推進について(建議案)
  2. 第7次火山噴火予知計画の推進について(建議案)

○地震部会

第10回部会(6月)
測地学分科会取りまとめの中間報告について、6月3日から20日まで広く一般の方より意見募集を実施し、中間報告に寄せられた御意見を踏まえ審議を行い、「地震予知のための新たな観測研究計画(第2次)の推進について」(建議案)を取りまとめ。

○火山部会

第15回部会(6月)
測地学分科会取りまとめの中間報告について、6月3日から20日まで広く一般の方より意見募集を実施し、中間報告について更に審議を行い、「第7次火山噴火予知計画の推進について」(建議案)を取りまとめ。

海洋開発分科会

○海洋研究船委員会

第1回会議(6月)
平主査より、主査代理として鈴木委員を指名。また、今後の審議事項について審議を行い了承。

○深海掘削委員会

第1回会議(6月)
田中主査より、主査代理として森田委員を指名。また、今後の審議事項について審議を行い了承。

技術士分科会

○一般部会

第14回部会(7月)
技術士第一次試験免除の在り方について審議を開始。

生命倫理・安全部会

○組換えDNA技術等専門委員会

第17回(6月)及び第18回(7月)
「組換えDNA実験指針」に基づき、組換えDNA実験計画について検討するとともに、実験結果報告について確認。
専門委員会の下のWGでは、「カルタヘナ議定書」の実施に当たっての「組換えDNA実験指針」の取扱いについて審議。

○特定胚及びヒトES細胞研究専門委員会

第15回(7月)
「ヒトES細胞の樹立及び使用に関する指針」に基づき、ヒトES細胞の使用計画の指針適合性について審議。

技術・研究基盤部会

第4回部会(6月)

産学官連携推進委員会及び知的基盤整備委員会から、それぞれ「新時代の産学官連携の構築に向けて」(審議のまとめ)及び「知的基盤整備計画」(答申)のフォローアップについて報告を受け、また平成16年度に向けた取組について検討。

○大学知的財産本部審査小委員会(7月)

大学知的財産本部整備事業等について選定を実施。

  • 「大学知的財産本部整備事業」採択機関:34件
  • 「特色ある知的財産管理・活用機能支援プログラム」対象機関:9件

人材委員会

第18回、第19回(6月)

「知」の創造から活用までを含めた我が国の科学技術に係る国際競争力を維持・向上するため、

  • 国際的視点から見た我が国の研究人材の養成・確保
  • 女性研究者、ポストドクター等若手研究者など、多様な人材が能力を発揮できる環境の整備
  • 科学技術の急速な進展や社会のニーズの変化の中での研究人材の需給

このような観点から審議を行い、6月に第二次提言「国際競争力向上のための研究人材の養成・確保を目指して」を取りまとめた。

お問合せ先

科学技術・学術政策局政策課

(科学技術・学術政策局政策課)

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