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社会教育施設の現状

1.博物館
   役割
  歴史、芸術、民俗、産業、自然科学等に関する資料の収集・保管
  教育的配慮の下に資料を一般公衆の利用に供するために展示
  博物館資料に関する調査研究の実施
  一般公衆の教養、レクレーション等に資するための教育普及事業の実施
  博物館数
  平成11年度には約5,100館となっており、一貫して増加の傾向
  このうち、博物館法に基づく登録等が行われているものは約1,000館
  入館者数
      平成10年度における博物館への入館者総数は、約2.81億人となっており、国民一人あたり年間2回以上は博物館を訪れている状況

2.図書館
  目的
      図書、記録その他必要な資料を収集し、整理し、保存して、一般公衆の利用に供し、その教養、調査研究、レクリエーション等に資すること
  図書館数
      図書館総数は、平成11年度には約2,600館となっており、設置率は、都道府県立が100%、市(区)立が97%、町立が約42%、村立が約16%であり、町・村立の設置率が低い
  貸出冊数
    平成10年度における貸出冊数は、約4億8,000万冊

3.公民館
  目的
      市町村その他一定区域内の住民のために、実際生活に即する教育、学術及び文化に関する各種事業を行い、もって住民の教養の向上、健康の増進、情操の純化を図り、生活文化の振興、社会福祉の増進に寄与すること
  事業
    目的達成のため、おおむね以下の事業を行う
  定期講座の開設
  討論会、講習会、講演会、実習会、展示会等の開催
  図書、記録、模型、資料等を備え、その利用を図ること
  体育、レクリエーション等に関する集会の開催
  各種の団体、機関等の連絡を図ること
  その施設を住民の集会その他の公共利用に供すること
  公民館数
      公民館総数は、平成11年度には約1万8千館となっており、市町村の公民館設置率は91.7%
  利用者数
      平成10年度間における公民館の利用者総数は、約2.58億人となっており、国民一人あたり年間2回以上は公民館を訪れている状況

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