業界・団体名 |
内容等 |
NTTドコモ |
1. |
フィルタリング機能の提供 |
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iモードからアクセスできるサイトを、「出会い系サイト」等の青少年の健全な育成に有害なサイトの存在しない「iモードメニューサイト(公式コンテンツ)」のみに制限できる「iモードアクセス制限機能」を提供(2003年8月〜)。 |
・ |
「iモードメニューサイト(公式テコンテンツ)」にプラスして、出会い系・ギャンブル系を除いた一般サイトが閲覧可能な「キッズiモードプラス」及び22時から翌朝6時までの間、iモードを使ったサイトへのアクセスを停止する「時間制限」機能を提供。(2005年7月〜) |
・ |
迷惑メールフィルタリング機能の提供(迷惑メール対策機能拡充実施2006年3月〜) |
・ |
青少年に有害コンテンツの利用を誘引するメールを受信させないよう、いわゆる「迷惑メール」をフィルタリングする機能を提供(2000年11月〜) |
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2. |
iモードメニューサイトの健全性の維持 |
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・ |
「iモードメニュー掲載基準」を策定し公開、サービス開始当初から「出会い系サイト」等の青少年に有害なサイトは排除 |
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「iモードメニュー掲載基準」が遵守されるよう、継続的にサイトパトロールを実施 |
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3. |
利用者等への注意・啓発 |
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・ |
携帯電話に関わる世の中の不安を安心に変える取組みとして「ドコモあんしんミッション」を立ち上げ広報・啓発活動を実施 |
・ |
インターネットサイトご利用にあたっての注意点や迷惑メールに関する情報を当社ホームページや各種カタログ、請求書同封物等へ掲載 |
・ |
窓口での啓蒙パンフレット「iモード安心ガイドブック」の配付 |
・ |
窓口での迷惑メール対策パンフレット「迷惑メールはへらせる!なくせる!」の配付 |
・ |
窓口でドコモの提供する安心安全機能・サービスをまとめたパンフレット「ドコモあんしんガイド」の配付 |
・ |
店舗にて、携帯電話利用の有無にかかわらず受講可能な携帯電話教室等を開催し、携帯電話やインターネットサイトの利用に関する注意、啓発を実施 |
・ |
小・中・高校へ「ケイタイ安全教室」を実施し、携帯電話やインターネットサイトの利用に関する注意、啓発を実施 |
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4. |
親権者への対応 |
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5. |
高額利用の防止 |
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タイプリミット、ファミ割ワイドリミット(料金の上限を設定できる料金プラン)の提供 |
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iモードやPC等から前日までの「通話・通信料」などが確認できる「ドコモ料金案内サービス」を提供 |
・ |
当月1日から前日までの通話料・パケット通信料・iモード情報料等の合計額があらかじめ設定した金額(1万円以上、5,000円単位)※を超えた場合に、お客様ご指定のiモード/mopera/インターネットメール(最大2つまで選択可能)へその旨をお知らせする「一定額到達通知サービス」を提供 |
・ |
iモードアクセス履歴検索サービス(iモードのご利用内容(アクセス履歴)をパソコンから検索・閲覧可能)の提供 |
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KDDI |
1 |
インターネット上の違法・有害情報への対応 |
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サイトフィルタリングサービスの提供 |
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・ |
Ezwebの公式サイトにおける各種の青少年向けコンテンツにのみアクセス可能となるサービス「EZ安心アクセスサービス」を提供(2006年4月〜) |
・ |
当社が提供するサイトにのみアクセス可能となるサービス「Ezweb利用制限」を提供。(2003年11月〜) |
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メールフィルタリング機能の提供 |
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・ |
ユーザーが登録した文字列を含むネールアドレスにより送信されたメールの受信を拒否する「指定拒否」を提供。(2000年4月〜) |
・ |
ユーザーが登録した文字列を含むネールアドレスにより送信されたメールのみ受信する「指定受信」を提供。(2002年4月〜) |
・ |
PCを利用して携帯電話・PHSのメールアドレスより送信されたメールの受信を拒否する「なりすまし規制」を提供。(2002年7月〜) |
・ |
Subjectに「未承諾広告※」と記述されたメールの受信を拒否する「未承諾広告フィルター」を提供。(2002年11月〜) |
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Ezwebの健全性の維持 |
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・ |
Ezwebコンテンツが満たすべき要件を「Ezwebコンテンツ提供に関するガイドライン」として公開し、これを踏まえたコンテンツ提供をプロバイダに義務付け。(2001年6月〜) |
・ |
Ezwebコンテンツを提供するプロバイダに対してサイト内のパトロールを要請すると共に、当社自信もEzwebコンテンツのパトロールを実施。(2001年6月〜) |
・ |
コミュニケーション系サイトを提供するプロバイダに対して、掲示板への掲載内容の事前確認を義務付け。(2003年9月〜) |
・ |
検索エンジンにおいて、「援助交際」等の特定のNGワードを検索できなくなる対応を実施。(2002年10月〜) |
・ |
ウェブ上に画像を保存し、他社の閲覧に供するサービスにおいて、公序良俗に反する猥褻画像や個人の権利を侵害する画像が不特定のユーザーに閲覧されるような被害の拡散を防止するため、画像蓄積サーバに掲載された各画像が閲覧される回数及び期間にそれぞれ上限を設定。(2003年5月〜) |
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2 |
利用者等への注意啓発 |
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当社ホームページやカタログ、請求書同封物等への注意文を掲載。(サービス開始後、適宜実施。) |
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青少年に対する注意啓発のための専用冊子「ケータイあんしBOOK」を無償配付。(2004年3月〜) |
・ |
携帯電話の使い方やマナー等に関する講習会「ジュニア向けケータイ教室」を開催。(2006年3月〜) |
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3 |
親権者対応 |
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・ |
未成年者との間で契約を締結する時には親権者同意書を取得。(サービス開始時から) |
・ |
契約申込書及び親権者同意書のそれぞれのフォーマットにフィルタリングサービスに関する説明文を追加。(2006年4月〜) |
・ |
契約申込書のフォーマットにフィルタリングサービスへの申し込み諾否を確認する項目を追加。(2006年4月〜) |
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4 |
その他 |
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高額利用の防止 |
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・ |
当月1日から前日(または前々日)までの通信料金(割引等適用前)をEZwebで照会することができるサービス「料金照会サービス」を提供。(2000年8月〜) |
・ |
当月1日から前日までの通話料金及びパケット通信料金の合計(割引等適用前)が一定額(税抜7千円、税抜1万円、税抜1万5千円)を超過する度に、その旨をEメールでお客様に通知するサービス「料金安心サービス(お知らせコース)」を提供。(2004年3月〜) |
・ |
当月1日から前日までの通話料金及びパケット通信料金の合計(割引等適用前)が一定額(税抜5千円、税抜7千円、税抜1万円、税抜1万5千円)を超過したことをEメールでお知らせし、その翌日に通話発信、SMS送信、パケット通信(Eメール送受信を含む。)の利用を制限するサービス「料金安心サービス(ご利用停止コース)」を提供。(2005年8月〜) |
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端末における制限機能の提供 |
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・ |
1ヶ月間の利用通信量(通話時間・メール送信回数)にそれぞれ上限を設定し、アドレス帳に登録された相手以外からのメールの受信を制限し、受信したメール本文中に記載されたURLへのアクセスを制限すること等を可能とする機能「ジュニアモード」又は「ティーンズモード」を一部機種に搭載。(2004年3月〜) |
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ボーダフォン |
1 |
出会い系サイト対応 |
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・ |
第3世代(3G)携帯電話向けに、アダルトサイトや出会い系サイトなど、特定のURLへのアクセスを制限するウェブ利用制限の提供(2005年10月開始)。 |
・ |
第2世代(2G)では、2003年10月以降に発売した携帯電話に、弊社オフィシャルコンテンツツ以外へのインターネット接続制限機能を搭載。 |
・ |
インターネットから送られてくるEメールを対象に、いわゆる「出会い系サイト」や「アダルトサイト」などのURLを記載してアクセスを勧誘する迷惑メールを受信拒否することができる、URL付きメール受信拒否機能」の提供(2005年3月開始)。 |
・ |
ボーダフォンライブ!(弊社が提供するウェブ閲覧サービス)のオフィシャルコンテンツの掲載ガイドライン「ボーダフォンウェブ掲載ガイドライン」の策定及び弊社ホームページでの公開。 |
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2 |
高額利用の防止 |
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・ |
家族通話定額の提供 |
・ |
パケット利用におけデュアルパケット定額、ハッピーパケットの提供。 |
・ |
毎月の利用金額がお客さまご指定の金額を超えた時、予め指定したEメールアドレスへ通知する「一定額Eメール通知サービス」の提供。 |
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3 |
告知啓発 |
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啓発パンフレット「ケータイマナー&トラブル対策BOOK」の作成・配付及びホームページへの掲載。 |
・ |
総合カタログ及びホームページ等での出会い系サイト等に関する注意喚起の掲載。 |
・ |
契約申込書にフィルタリングサービスに関する説明文を追加(2005年10月開始) |
・ |
同意書にフィルタリングサービスに関する説明文を追加(2006年4月開始) |
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ウィルコム |
1 |
公式コミュニティサイト運営プロバイダに対して |
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・ |
現在、青少年による「援助交際」の温床として問題となっている異性紹介コンテンツ(いわゆる出会い系サイト)は、公式コンテンツとして受け入れていない。 |
・ |
公式コミュニティサイト運営プロバイダには、異性紹介の場とならないよう常に監視し、サイト利用者には、健全なサイト利用が保たれるようサイト内に注意文を入れるなどの措置をとるよう、指導している。 |
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2 |
アダルトサイト広告及び迷惑メール対応について |
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・ |
青少年にとって有害なアダルトコンテンツの利用のきっかけとなる、アダルトサイト広告や出会い系サイト広告メール等を迷惑メールフィルタリング機能及びドメイン指定受信機能を利用することで着信制御が可能。 |
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3 |
発信相手先限定端末の提供 |
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・ |
コンテンツ閲覧を必要としない利用者(児童等)に通話相手先限定の端末「安心だフォン」を販売。「安心だフォン」では発信できる通話相手先を事前登録した3ヶ所に限定でき、コンテンツ閲覧などはできない仕様となっている。 |
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4 |
利用者への注意喚起 |
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・ |
当社ホームページ上に、迷惑メール、出会い系サイト利用に関する注意 |
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5 |
親権者対応 |
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・ |
未成年者との間で、契約を締結する際には、親権者同意を取得する。 |
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6 |
高額利用者の防止等 |
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・ |
セーフティプラン(通話料金等の上限設定サービス)
通話料金等の合計が一定額を超えたことを確認した時点で、発信を規制する
(着信及び110,119等への発信は対象外)サービス |
・ |
料金定額経過通知サービス
通話料金等が1万円を超えた場合にお知らせするサービス |
・ |
各種定額制料金の導入
ウィルコム定額プラン(ウィルコムの電話相互間及びEメール無料)、つなぎ放題(パケット及びEメール無料)等 |
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YOZAN |
1 |
未成年者契約時の親権者確認の徹底 |
2 |
ホームページ等によるインターネット接続サービスご利用上の注意喚起 |
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業界・団体名 |
内容等 |
新聞 |
社団法人日本新聞協会 |
新聞倫理綱領を定め、会員新聞、放送、通信社の報道倫理の向上に努めているとともに、新聞広告倫理綱領を制定し、新聞広告の倫理向上に努めている。また、新聞の意義について読者に理解を深めてもらうため、新聞PRを積極的に勧めている。こうした活動は倫理面だけでなく、メディア・リテラシーの向上にも貢献しており、当協会と関係の深い財団法人日本新聞教育文化財団では、新聞博物館、新聞ライブラリーを運営し、「教育に新聞を」(NIE)活動を展開している。 |
広告 |
社団法人日本広告審査機構 |
広告の自主規制機関として一般の生活者・消費者から苦情・相談を受け付け、不適正なものについては審査し、事業者に対して当該広告の改善を求めている。この審査は昭和52年度に制定した審査基準・基本原則をベースに行われているが、その中に「広告および表示は、児童および青少年などに与える影響を考慮したものでなければならない」との条文を設けている。この規定に基づいて、児童・青少年へ好ましくない影響を及ぼすおそれのある広告表現などについて、改善を図っている。 |
社団法人日本雑誌広告協会 |
加盟社に対して雑誌広告に関する倫理向上のための施策の推進業務があり、この業務を遂行する倫理委員会は「雑誌広告掲載基準」(協会発行冊子)を策定、編纂し、これに対する不良広告を排除する広告審査を毎月行っている。その中で、青少年にとって有害な雑誌広告があれば、他の広告同様に的確な判断をして、その広告表現の改善を勧告し、良質な広告出稿を目指している。また、加盟社においても、各社の内規に準じて自主規制を行っている。 |
マスコミ全般 |
マスコミ倫理懇談会全国協議会 |
青少年の保護・健全育成のためマスコミとして配慮すべき問題、性表現、過度な暴力や残酷な内容表現、そのほか報道の品位にかかわる問題等について、機関誌『マスコミ倫理』(月刊)、毎年開催する会員参加の全国大会、一般参加の公開シンポジウム、毎月開催の例会などを通じて改善のための啓発に取り組んでいる。 |
レコード |
日本レコード協会 |
音楽は情感に訴える力が強く、しかも、物語を語るに十分な長さを持っているとは言いがたいため、印象的な部分(例えば麻薬や犯罪描写など)のみが切り取られるような形で印象に残ることとなり、訴求する力の強い媒体と言える。さらに、ハードの発達・普及により、場所を選ばず、自由に繰り返し聴くことができるようになっている。
このような影響力の強さを充分認識し、レコード業界としての社会的責任を果たすべく、業界全体でレコード倫理の自主管理に取り組んでいる。 |
当協会では、自主管理機関として「レコード倫理審査会」を設置し、会員会社から毎月発売される予定の全邦楽歌詞について審査を行っている。
「レコード倫理審査会」は、学識経験者委員(現在、新聞業界、書籍業界、学者(映倫委員)、作家)の4名と、当協会加盟会員社の制作担当責任者が委員となり構成されており、毎月開催されている。この審査会での意見を参考に、販売会社は最終的な判断を行う。
審査の基準としている「レコード制作基準」は、大きな柱を「次の時代をになう青少年に悪影響を与えることのないよう十分留意する」と定義しており、まだ判断力の確立していない若い世代への影響を重視している。
2005年は、8,895点の歌詞の中から審査会席上で109点を審議した。2006年も、審査会活動を継続しつつ、学識経験者・外部講師によるセミナーを随時行う予定としている。 |
カラオケボックス |
日本カラオケスタジオ協会 |
青少年の利用時間の制限、未成年者の飲酒・喫煙防止、薬物の乱用防止、内鍵の不設置、外部から室内が見渡せる開口部の取付け等を内容とした自主規制規準の制定や全国各地で管理者等を集め講習会を実施している。 |
ゲームセンター |
日本アミューズメントマシン工業協会 |
業務用アミューズメント業界(ゲームセンター等のアミューズメント施設)から公序良俗に反するマシンを排除するため、「健全化を阻害する機械基準」を制定。不適切な映像表現がアミューズメント施設で使用されないよう、審査を実施している。
審査が必要な機種のうち、基準に適合した機種にはシール表示を行い、健全なアミューズメント産業の確立をめざしている。 |