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マイペースな子が多い。他の子をずっと待たせていても、「悪い」と感じているように見えないというか、その子がどう考えているのかが分からない。 |
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思いやりの気持ちがなくなっている。相手の気持ちを考えることができない。 |
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習っていないことは、わからないとすぐあきらめる傾向にある。 |
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子どもたちの間で「将来の夢」という意識が少なくなってきている。何かに対するあこがれという感覚を持たせるために何をしていけば良いのか、課題に思う。 |
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人の話を聞かない、指示を出しても動かない子が多い。 |
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子どもたちは、「やりなさい」と出されたことはするけれど、自分で進んでは勉強をしない。 |
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社会事象に対して関心、意見をもたなくなってきた。グラフも認識できなくなってきた。 |
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決まりごとなど、集団生活を行う上で身に付けておくべきことが身についていない。 |
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基本的な生活習慣(挨拶、服装、廊下を走らない等)や学校のルール(ノートの使い方、忘れ物、持ち物の準備、下敷きの使い方等)が身に付かないままの児童の割合が増えてきている。 |
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子供たちの思考力が落ちてきている。少子化による話すことの不足や、読書をしてじっくり考えることの不足などが原因ではないか。 |
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子供については、まとまって何かをやろうという意識が低下していると感じている。対人関係能力について、ソーシャルスキルというものを取り入れてがんばっているがなかなかうまくはいかない。 |
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昔は問題が起こると、子どもだけで解決しようとする意識があり、解決できている部分もあったが、今の子どもは解決する能力がない。 |
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話をしっかりと聞くことができない子ども、自分の言葉で表現することができない子どもが増えている。語彙力が不足している。 |
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言語力、表現力が弱い。画面でのメディアが幼児期から入ってきているせいか、言葉をイメージ化する能力が落ちている。 |
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学力テストでは、学力が戻ったとされたが、安心できない。応用力、体力の低下は歯止めがかからず、平成15年度の校内暴力件数は史上最高となった。子どもの元気が回復しないうちの学力向上の取組は、新たな問題を発生させる。 |
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20年前の子ども達と比べると体力的に全く異なっている。外で遊ばないなど、生活の中で負荷が与えられていない。体育の授業だけでは補えないと感じる。 |
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擦り傷、打撲が多く、最近はちょっとしたけがでも保健室に来るようになってきている。危険回避能力を学校現場でつけていくようにしなければならない。 |
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児童の体力が低下している。放課後は習い事が多く、遊ぶことが少ない。 |
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生活のリズムが取れていない子どもがいる。11時、12時まで起きている。塾に行っているので家に帰ってから学校の宿題、塾の宿題をやっている。睡眠時間をとって欲しい。 |
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中学校に入る段階で、計算力がしっかりついていない。1つの単元をやるにも、結局時間が押してしまい時間がとれなくなる。 |
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小学校低学年から塾に通っている児童が多く、塾に行っていない子との学力の差がある。 |
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子どもたちの感覚が変わっている。ゲーム中のバーチャルの世界の話を平気でしており、内容によっては怖いと感じることもある。 |
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子どもたちのテレビの視聴時間は長すぎる。子どものディスプレイ中毒症状が、学力、体力の低下を生み、コミュニケーション能力の低下を招いている。 |
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10年前には勉強はすべきものであったし、悪いことはしたら叱られるものであったが、現在はそういう認識が薄くなっている。 |
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大切なのは、家庭での「早寝、早起き、朝ごはん」、テレビ視聴の制限と学校でも反復学習の実践。 |
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学力の低下が話題になっているが、基礎学力が下がったとは思わない。 |
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学力低下と言われているが、教える側からみれば、以前より低下したという実感はない。 |
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学力のとらえ方(見える学力か見えない学力か)が、世論は見える学力が主である。しかし、現場としては、見えない学力に対しても努力しており、数値のみでとらえて欲しくない。 |
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パソコンを使っての情報収集能力や英語、発表力は向上しているが、読み書きなどの基礎学力が低下していると感じる。 |
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自分の考えをはっきりと主張できるようになっている。 |
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理解力・吸収力・スピードなどは、昔より良いのではないか。 |