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スポーツのメリットをPRした方がよい。体力をつけることで、学力が伸びるということが明らかになれば、親はとびつくだろう。
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子どものころに運動をしなかった子どもは大人になって運動をするのか、子どものころに本を読まなかった子どもは、将来、本を読むようになるかなど、一人の人間の活動経験と生涯にわたる興味や生活習慣の関係について研究が必要と考える。
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知育への偏重があるが、それゆえの体力低下ではないか。運動は脳を育てる上でも重要である。
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スポーツや自然体験活動が人間形成にどのように関わるのかといった研究が必要と考える。
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学校と学校外をつなぐこととして、通学路の調査をしてはどうか。市町村合併をすると通学路が広域になり、通学にバスなどを使うことがあるが、歩く体験がどう子どもの体力に影響するのか。歩く歩数の違いや運動量についてデータをとる必要がある。
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動き回ることで人間は健全なコミュニケーションを身につけていく。また、昔から健全な身体に健全な心が宿ると言われているが、心の問題をスポーツという観点と合わせて考えていければと思う。
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スポーツでは人間関係など様々なことが学べる。
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スポーツの振興は心の育成のためにも役に立つ。スポーツを通じてコミュニケーション能力を高めたり、忍耐力や自立心を培い、健全育成を推進することで、いじめ問題の解決策にもなる。
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チャンピオンスポーツも人づくりが大きな使命。ただ勝てばよいというものではない。子どもたちがあこがれるような選手を育てていきたい。柔道フェスティバルでは、子どもたちに対してあいさつをしっかり行い、いじめをやめようといったメッセージを送るような活動をしているが、まずは大人がそれを実践して子どもに教えていくようにしないといけない。
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子どものときに学ぶ、身につける遊びやスポーツが生涯を律するものになるが、それが今欠落している。規制ということでナイフなどを取り上げるのではなく、その使い方を含めて倫理観をしっかりと教えることが大事である。
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スポーツは教育の一つであると思うが、スポーツが教育になっていない一番の原点は、玉入れなどでも勝ち負けをつくらないようになっている幼稚園にある。勝ち負けの中から、喜びや悔しさ、あるいは勝った者を称えることを学ぶことができる。
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スポーツは医療費削減にも寄与できると思う。
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人間として本来持っている原始的な力を取り戻すためには、運動しかない。地域の力も借りて、身体を動かすことができる体制をとる必要がある。 |