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女性とスポーツについては、データを元に説明いただき、現状が理解できた。どのような表現を使うかはわからないが、「女性とスポーツ」について声を上げる必要があると思う。
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今の子どもは確かに遊びが少ない。現在様々な事件が問題となっているなか、事件を起こす人は、子どもの時に遊んでいないと思う。しかし、なぜサッカーだけ他のスポーツと異なり、特別なものがあるとの説明があったが、それはどういうものか。
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サッカーには独特のものがあり、スポーツをしない人が見てスポーツをするようになるし、サッカーチームを好きになると、違った価値観を持つようになる。
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スポーツ振興基本計画策定時は、かえって性差や障害の有無ということは出さない方が良いとの考え方だった。今回は、出すべきという意見と理解してよいか。
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男女共同参画基本法ができたことと同じ理屈で、目標が達成できる前の段階では、積極的に出していく必要があると思う。都道府県体協の半数以上では女性役員数が0であった。JOCの2001年以降の5年間の取組は評価したい。
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アルビレックス新潟は、成人・中高年のスポーツの場も作っているのか。
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フットサルコートでは、家族や地域で使ってもらっている。チームができるまでは、中・高校の女子サッカーのチームはなかったが、新潟県内の高校で女子チームが出来始めた。障害者のバスケットボールのチームもできた。
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サッカーは一貫指導が進んでいると聞いたが現状はどうか。選手はピラミッド状になっているのか。
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指導体制のモデルは財団法人日本サッカー協会でコントロールしているが、実際にはJリーグのクラブが小学校・中学校・高校のチームを持っており、各段階で上へ行くテストがある。また、中学校や高校の部活動もあり、複線化され、うまく調和できている。プロになるのは難しい。その中から他のチームのプロになる選手もいる。
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新潟で一貫指導を始めようとしたら、当初は教員から反対があったが、現在は、複線型になって調和している。
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選手の労災の認定は時間がかかったことに驚いた。
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過去のケースで労災認定の決め手となったのは、社内の出張規定で行かせていたことであった。
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課税対象はどうなっているのか。
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スポーツ用品の商品開発については経費としてではなく、広告宣伝費に入れられることも多い。経費と広告宣伝費との間に明確な基準が無いので判断が難しいとのこと。
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女性については、未だに「おなごのくせに」、「女性は家庭をみていろ」という意識が残っていると思う。スポーツ少年団について言えば、活動時間帯は放課後に限られており、夕食の準備の時間帯になっており、女性が関わっていくのが難しい。男性の理解が大切であり、1つずつクリアしていきたい。
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Jリーグについては、遊び心を持ってサッカーをやっているところが気に入った。
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障害者スポーツ協会のように、女性とスポーツについても修文案を文書で出してはどうか。
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プロとアマが一緒に研修するのは良いことだと思う。
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スポーツ振興基本計画の項目のうち、「プロスポーツの競技者等の技術指導等を通じた社会貢献活動の促進」については、文部科学省の事業もあり、良い方向に進んでいる。一方、「プロスポーツ団体と競技団体等の連携の強化」については、プロアマの交流がなかなか進まない。「プロ」というカテゴリーが団体ごとに異なることや、プロ団体が指導しようとしてもアマ団体が拒否することなどがよくあり、具体的な拡大策が必要である。 |