資料7‐1 ポスト「21世紀COEプログラム」に関する論点整理について
下線は現状
目的
大学の構造改革の一環として、第三者評価に基づく競争原理により世界的な研究教育拠点を学問分野別に形成するため重点的に支援を行い、もって国際競争力のある個性輝く大学づくりを推進
- 「21世紀COEプログラム」は各大学の活性化に大きく貢献しており、同様の目的で継続すべきではないか。
- 世界的な研究教育拠点のイメージをより明確にした上で支援すべきではないか。
対象
大学院(博士課程)レベルの専攻等。複数の専攻等を組み合わせて申請する場合であっても同一大学に限る。
- 複数大学による共同申請を認めるべきではないか。
- 複数大学による共同申請は、拠点形成や学長のリーダーシップを尊重という考え方と矛盾するのではないか。
- 拠点の標準的な規模を示すべきではないか。
審査の視点
- 研究教育活動実績や将来性
- 拠点形成計画の内容
- 大学としての将来構想 等
- 「国際的」な拠点であるということをより重視すべきではないか。
- 「日本発」「オンリーワン」的なものへの配慮は必要ではないか。
- 若手研究者支援という考え方をより重視すべきではないか。
- 現採択拠点の評価は、新規のものより厳しくすべきではないか。
募集分野
生命科学、化学・材料科学、情報・電気・電子、人文科学、医学系、数学・物理学・地球科学、機械・土木・建築・その他工学、社会科学、学際・複合・新領域、革新的学術分野の10分野
- 募集分野としては概ね適当ではないか。
- もう少し大括りにした上で、より融合的な分野の採択を増やすべきではないか。
募集方法
- 1年目:5分野
- 2年目:5分野
- 3年目:1分野
- 4年目、5年目:募集なし
- 新たなニーズに対応するためには、毎年公募するべきではないか。
補助金額
1拠点当たり年間1千万円~5億円(1拠点平均124百万円)
- 分野による違いはあるにせよ、概ね現在の補助規模でよいのではないか。
- 世界的な拠点を形成するのであれば、分野によっては5億円を越える補助が必要ではないか。
事業期間
5年間(3年目に中間評価を実施)
- 世界的な拠点を形成するためには、5年間では短いのではないか。
- 中間評価を厳しくして、評価の悪かった拠点の入れ替えをすべきでないか。
採択拠点数
93大学274拠点
- 世界的な拠点としては数が多すぎるのではないか。
- 本事業は、RA、ポスドク等の育成に大きな役割を果たしており、拠点数を大幅に減らすと、我が国全体としての若手研究者支援に影響があるのではないか。
- 分野により必要な補助金額にも差があり、採択拠点数に差があってもよいのではないか。

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