通信制博士課程は研究課題に即した研究指導と学生自身の自発的な研究活動が中心であるため、通信教育により十分な教育効果が得られるか否かについては慎重な検討が必要であり、修士課程の開設・運営状況、実績等を見ながら判断することが適切であるとの考えにより、制度化が見送られた経緯がある。
通信制修士課程における授業や研究指導の状況等を踏まえ、通信制博士課程の開設は可能な場合もあり得ると考えて良いか。博士課程の場合、特に留意すべき点はあるか。
(出典)メディア教育開発センター「通信制大学院修士課程関わる調査研究」・中間報告(平成13年9月)
高等教育局高等教育企画課
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