資料9 留学生交流に関する今後の検討の進め方について
留学生交流の基本的な方針(平成15年12月中央教育審議会答申)
- 留学生の受入れ・派遣の両面で一層の交流の推進
- 留学生の質の確保と受入れ体制の充実
留学生交流の推進を図るための今後の対応
留学生(受入)への支援
〔受入れ前〕:優秀な留学生を引きつける
- 日本留学に係る広報の充実
- 留学生全般に関する十分な学力、勉学意欲の判定の実施
〔在学中〕:優秀な留学生に重点的に支援する
- 学業成績等が優秀な学生への学習奨励費の給付
- 在籍管理の徹底による、勉学意欲に欠ける留学生の受入れ中止
- 留学生宿舎の充実
- 産業界との交流促進による留学生の就職支援
〔卒業後〕:優秀な留学生との「絆」を確保する
留学生(派遣)への支援
- 国際的に活躍できる優秀な人材の育成を図るための長期海外留学支援制度の充実
- 異文化交流を通じて日本人の国際化を図るための短期留学推進制度の充実
以上の充実方策の具体的なあり方について次期中央教育審議会において審議いただく予定だが、それまでの工程案は以下のとおり。
工程案
平成18年12月上旬~平成19年3月
外国人留学生の選考等に関する調査・研究協力者会議等において意見を聴きつつ、次期中央教育審議会で審議いただく際の事前準備として、世界各国の留学生政策の動向や留学生の現状に関する実情調査等を実施するとともに留学生政策の方向性について検討
平成19年4月以降
第4期大学分科会(又は大学教育部会)において、留学生政策の今後の方向性について国際関係の諸課題と併せて審議