資料6  大学のグローバル化に関するワーキング・グループ審議に際しての論点(例)

【大学の徹底したグローバル化の推進】

1.外国大学との質の保証を伴った国際的な教育連携の促進

 ・外国大学とのジョイント・ディグリー(複数大学の共同による学修プログラム修了者に対して授与される共同で単一の学位)等、国際的な教育連携を充実するための環境整備
・外国で学位を取得した学生の大学院への円滑な受入れの促進

2.大学の積極的な国際展開の促進

・海外拠点の活用など海外での教育活動の展開促進や海外キャンパス制度の積極的な活用促進のための方策

3.大学の教育環境の国際化の推進

・外国人教員の増員や教員の流動性の向上のための環境整備
・英語による授業の増加、英語のみで学位のとれる学位課程の拡充に向けた取組の強化

4.大学の国際発信の強化

・ウェブ等を活用した我が国の大学や高等教育制度に関する情報の国内外への積極的な公表と発信の取組の強化

5.国際的な質保証の体制・基盤の強化

・国境を越えた教育連携・学修の評価等を担う体制の整備

【留学生の双方向交流の促進】

6.日本人の海外留学促進のための具体的方策

・カリキュラム上実習や実験が多く留学期間の確保に工夫を要する分野における留学を可能とするための方策
・海外インターンシップなどギャップタームの活用を促進するための方策

7.優秀な外国人留学生の受入れ促進のための具体的方策

・現地選抜や渡日前入学許可の促進など外国人留学生獲得のための仕組みづくり(海外拠点の整備・活用、予約権付奨学金支給の促進など)
・日本への留学にメリットを見いだせるようにするための環境整備(就職支援など)

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