資料2-1 大学教育の質保証の全体像について

(「⇒:検討中」「※:昨今の主な制度改善」)


1. 大学設置「前」に関する質保証について

○ 省令(大学設置基準、学校教育法施行規則 等)
⇒ 三つのポリシーの策定義務付けに関して検討中(大学教育部会)
⇒ 大学設置基準について、抽象的基準の明確化や基準の一覧性の向上の観点から見直しが必要な規定等について引き続き検討。(大学教育部会)

○ 設置認可(設置審査)
※ 過度な準備不足の申請に対して、早期判定(不可)等の仕組みを導入(平成21 年度)
※ 学生確保の見通しがあること等を審査基準として明確化(平成25 年度)
※ 審査の初期段階で全体構想を聴取する構想審査会を実施(平成25 年度)


2. 大学設置「後」に関する質保証等について

(1)内部質保証と自己点検・評価
⇒ 三つのポリシーに基づく大学教育の実現(三つのポリシーに基づく自律的な改革サイクルの確立等)について検討中(大学教育部会)

(2)第三者機関による質保証
○ 設置計画履行状況調査
※ 届出設置された学部等のアフターケアを本格実施(平成21 年度)
※ アフターケアにおける「警告」制度の導入、意見が付され続けた場合の期間の延長等
を導入(平成26 年度)

○ 認証評価(第三者評価)
⇒ 平成30 年度からの第3サイクルに向けた制度改善について検討中(大学教育部会)

○ 国立大学法人評価
⇒ 第2期中期目標期間評価(中期目標の達成状況に係る評価)を実施(平成28 年度)

○ 学校法人運営調査
※ 法人経営と不可分な教学面についても調査対象に追加(平成23 年度)
※ 18 歳人口の急激な減少が予想される平成32 年度までに、学校法人の約半数を調査し私学経営の一層の健全化を図るべく、調査対象法人を年間30→50 法人程度に拡大(平成27 年度)

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高等教育局高等教育企画課高等教育政策室

(高等教育局高等教育企画課高等教育政策室)