【中心テーマ(イメージ)】
(1) 「学士力」→
各大学の重点を置く機能や使命に照らしながら,修得すべき知識・能力を明確化すること,また,その取組状況の把握と,その充実。
(2) 教育内容・方法→
学生の学習量と,その密度。
(3) 学内の実施体制→
学長によるリーダーシップによる運営と,FD・SDを通じた教職員の職能開発と認識の共有を通じた運営。
【なお,検討に当たっての留意事項】
1. 初中教育との情報共有の必要性,また,産業界を含む社会との関わり。
2.
機能別分化の進展への対応(各大学で重点を置く機能や分野等は多様)
3. 各大学の取組とともに,大学団体などによる取組の重視
↓
これらに関し,更に審議を進める
の3つの課題が挙げられ,これらを踏まえた検討が求められている。 |
その他,改革ツールの導入に関して
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例:・人材養成目的の作成と公表
・修了時に修得することを想定する知識・能力
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・学習成果について
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1.教育課程の体系化・単位制度の実質化
例:・順次性のある体系的な教育課程の編成
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・ 幅広い学修の機会を提供するための意図的・組織的な取組
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・大学間や地域の諸団体との連携強化による教育内容の豊富化
・学生の学修時間の実態を把握し,教育方法の点検・見直し
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・単位制度の実質化
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・シラバスの整備,授業時数の確保
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・ナンバリングの確立
(ア) 個別大学の中でのナンバリングの確立について
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(イ)大学間での共通のナンバリングの確立について
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2.教育方法の改善
例:・能動的な学習手法やボランティアをはじめとする多様な教育方法の導入
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・教育研究上の目的に応じた情報通信技術の活用
・ツールとしての基盤教育(英語,日本語,数学的な思考)の体系的な実施
・入学した学生の意欲を持たせて成長させるための方策。
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3. 成績評価
例:・GPA等の客観的な基準の認識の共有と厳格な適用
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・国際化を特色とする大学における外国語コミュニケーション能力の厳格な評価
・TA・SAの活用について
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・学生の視点からの議論
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例:・学位課程のあり方に照らした入学者受入方針の明確化
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例えば,
1.自然や社会の事象等に関し,正しい知識・理解を備え,発信できる知的人材,
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2.幅広い教養,高い公共性・倫理性を持ち,社会の安定・発展・創造に貢献する意欲・能力を持つ人材,
3.経済・社会のグローバル化が急速に進展する中で,グローバルな社会で活躍できるコミュニケーション能力や調整能力の高い人材。
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例:・認証評価を通じた,各大学の活動状況に関する把握
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・教育情報の公表の促進(本年4月に施行)
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・大学ポートレートの整備について
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例:・グローバル化への対応に関する制度的対応について
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・FD・SDの推進
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・初中教育との情報の共有の必要性。また,産業界を含む社会との関わり。
・教学に関するガバナンスの確立
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・IRの活用
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・支援方策
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・大学団体の活動の充実
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高等教育局高等教育企画課高等教育政策室