3.大学ポートレート(仮称)の整備について

1.現状

○各大学における教育情報の公表を義務化(H23学校教育法施行規則に詳細を規定)
○国際的な活動を重視する大学の情報公表のガイドラインを作成(H22大学分科会)

<課題>

  • 機能別分化の可視化
  • 国際的な情報発信
  • 大学の調査負担の軽減(様々な民間の大学ランキングの増加)

2.これまでの検討状況と方向性

○教育情報協力者会議における検討

  • 教育情報の活用・公表の促進方策を審議
  • 平成23年8月に「中間まとめ」

 → 大学コミュニティが自主的・自律的に運営する情報発信基盤として「大学ポートレート(仮称)」の整備を提言

教育情報の活用と公表を進めるための場の整備

 → データベースを用いた教育情報の活用・公表のための共通的な仕組みを構築

【趣旨】

○ 大学が教育情報を自らの活動状況を把握・分析することに活用。
○ 大学の多様な教育活動の状況を,大学教育に関係・関心を持つ国内外の様々な者に分かりやすく発信。
○ 基礎的な情報について共通的な公表の仕組みを構築し大学の業務負担軽減。

【運営】

○ 大学と大学団体の参画により大学コミュニティが自主・自律的に運営する。

  • 高等学校関係者や企業関係者等の意見も適切に反映されるようにする。

【内容】

○ 我国の大学の歴史的経緯や多様性を踏まえ,情報内容や表示方法を工夫。

  • 公表が義務化された教育情報,学校基本調査の基礎的な情報のほか,小規模大学や地方大学を含む各大学の特色・強みを表す。
  • 画一的なランキングを助長しないようにしながら,分野などに着目し一定の範囲で比較可能なものにする。
  • グローバルな教育活動を重視する大学の海外発信に活用できるようにする。

 

3.今後のスケジュール

 本年2月 大学ポートレート(仮称)準備委員会を設置

 

お問合せ先

高等教育局高等教育企画課高等教育政策室