資料2 共通的な到達目標の検討について(案)

1.共通的な到達目標の検討

  平成21年4月に中央教育審議会法科大学院特別委員会がとりまとめた「法科大学院教育の質の向上のための改善方策について(報告)」において、「修了者の質を保証するため、すべての法科大学院における共通的な到達目標を策定する必要がある」と提言された。
  共通的な到達目標については、文部科学省の専門職大学院等における高度専門職業人養成教育推進プログラムの支援を得て、研究者教員及び法曹関係者の参加のもとに調査研究が行われ、関係各方面の意見も踏まえ、本年3月に「共通的到達目標モデル(第二次案)」が公表されたところである。
  そこで、第2ワーキング・グループにおいて、本年夏ころまでを目途に、この第二次案を参考にして「共通的な到達目標」の策定に向けた検討を行うこととする。

2.検討事項

  第2ワーキング・グループにおける共通的な到達目標に関する主な審議事項は以下の通り。

(1)「共通的な到達目標」の法科大学院教育における位置づけの明確化
(2)科目ごとの到達目標の内容の精査
(3)その他

3.検討方法

  科目ごとの到達目標の内容については、第2ワーキング・グループに分野ごとの小グループを設けて詳細な検討を行い、第2ワーキング・グループで全体の検討・調整を行う。また、必要に応じ、委員の追加を行うとともに、委員以外の研究者教員や法曹関係者等の意見も聴取する。

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(高等教育局専門教育課専門職大学院室)