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研究者養成の基本的な形態として「5年一貫博士課程」を確立し、教育プロセスや学位授与に当たっての審査プロセスの明確化を図り、適切な学生の指導を行うべき。 |
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長いスパンで研究できるのは魅力であり、5年一貫の博士課程については基本的に賛成。 |
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一貫制を突き詰めると、外から見たときに、「修士」は博士課程をドロップアウトした者のための学位という評価が下されないか。 |
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一貫制にも、例えば学生の滞留が起こりやすいとか、教員がアカデミックに走りがちとか、修士の学位を持って社会に出る者が落ちこぼれ扱いされてしまうという問題がある。 |
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5年一貫については、現実にはここからこぼれる者もいれば、途中からここに参加したい者もいるはずなので、これに対応できるようにすべき。 |
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一貫制であっても、中間的な課題がないと研究が進捗しないのではないか。 |
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「区分制」が当初の理想どおりに機能していない原因を議論すべき。 |
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区分制であればいったん修士課程を修了したあとで博士課程に入学する取扱いになってしまうが、一貫制だとこのような取扱いにはならない。この取扱いの差は問題ではないか。 |