資料2‐3 財団法人大学基準協会の実施する大学の評価に関する主な論点(案)
- 認証評価制度と、大学基準協会の実施する「加盟判定審査」及び「相互評価」との関係
- (1)認証評価制度と「加盟判定審査」「相互評価」との一体的な運用については、必要に応じ見直しが求められるのではないか。
- (2)各大学の評価機関選択の幅を拡大する観点からは、会員以外の大学が評価を受けることなどについて、できるだけ早い時期に実現されるように、検討すべきではないか。
- (3)大学基準協会が行う大学評価には、「加盟判定審査」と「相互評価」の2種類があるが、一般の方には認証評価との関係がわかりにくいと考えられる。評価結果を社会に公表する際には、認証評価の結果であることを併記するなどの工夫が必要ではないか。
- 評価機関としての第三者性の確保について
- (1)大学基準協会が正会員に対して行う「相互評価」については、その名称が評価機関としての第三者性の確保の観点で誤解を与えるおそれもある。したがって、評価結果を社会に公表する際には、認証評価の結果であることを併記するなど、工夫が必要ではないか。
- (2)評価機関としての第三者性を確保するため、評価基準について、会員校へ配慮することなく、厳格に適用するなど、今後の運用に当たって、留意すべき事項はないか。