大学における人材育成についての企業等からの指摘

【大学についての不満理由】
- 大学に入ることが目的となっており、大学ではあまり勉強しなくても卒業できる
- 卒業研究の狭い知識はあるが、周辺の知識がなく、専門分野の総合力が劣る
- 教養課程の軽視。物事の本質を捉え、論理的に説明する訓練が不十分
- 最高学府として、実社会との繋がりや実社会において役立つことをテーマにした教育に欠けている
- 卒業資格を厳しくしてもらいたい。入学は易しくして、卒業を難しくすれば受験競争の弊害も減る
- グローバル化が進む中で、国際交流が不十分である
- 現在の学生は職業観、人生観を持って就職活動しているとは思えない
社団法人経済同友会教育委員会
「企業の教育・人材に関するアンケート調査(2003年)」より作成
調査対象:経済同友会全会員(経営者)
回答経営者数:387人

調査対象:日本経団連産学官連携推進部会委員企業(27社・複数回答)
2003年3月「産官学連携による産業技術人材の育成に向けて」より作成


読売新聞〔2003年2月14日(金曜日)〕から作成
「大学」に関する世論調査(読売新聞社全国世論調査より)
- 調査方法
- 調査対象:全国の有権者3000人(250地点、層化二段無作為抽出法)
- 有効回収数:1871人
- 回答者内訳:20歳代13%・30歳代16%・40歳代17%・50歳代21%・60歳代20%・70歳以上13%