短期大学及び高等専門学校等の位置付けについて

 短期大学及び高等専門学校の在り方については、大学審議会短期大学及び高等専門学校の在り方に関するワーキンググループにおいて以下のような議論が行われ、総会に審議経過報告がなされている。また、各関係者から、位置付けの見直しについての要望が出されている。

大学審議会短期大学及び高等専門学校の在り方に関するワーキング・グループ 「短期大学及び高等専門学校の在り方について-総会への審議経過報告」)(平成12年11月22日)-要旨-

 短期大学及び高等専門学校の制度上の位置付けの見直し等については、次のような議論があるが、1.4年制大学の在り方、2.専門学校との関係、3.制度の国際的な通用性等をも視野に入れて、今後さらに検討が必要。

  • 大学の修業年限を弾力化し、大学には学士課程又は準学士課程を置くことができることとしてはどうか。(短期大学は、1.既存の大学の準学士課程、又は2.準学士課程のみを置く大学(「短期大学」と称することができる)となる。)
  • 高等専門学校は、大学とは別の学校種として、中学卒業を入学資格とし、後期中等教育から一環して教育を行う大学(「専科大学」等の名称。)として位置付 けてはどうか。
  • このような制度上の位置付けの見直しは、我が国の今後の高等教育に大きな影響を与えるので、大学制度全般との関わりの中で、国際的通用性を踏まえつつ、更に検討すべきではないか。

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