資料3 中央教育審議会大学分科会 制度部会(第6回)H13.12.18 |
短期大学の「地域総合科学科」について |
1.地域総合科学科とは |
○ | 特定分野に限定せず、地域の多様なニーズに柔軟に応じることを目的とした新しいタイプの学科です。
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2.地域総合科学科のメリット |
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教育の特色と品質が保証されていることの明示 「地域総合科学科」は、実際の個々の学科の名称ではなく、一定の特色を備え、基準協会による適格認定を受けた学科の総称です。 地域総合科学科である旨を学生募集要項等に記載することにより、その学科は、総合的な学習ができる条件や、社会人が学びやすい環境が整えられていることが明示されるので、多様なニーズを持つ学生が集まることが期待できます。 |
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地域のニーズの変化に即応して、柔軟なコース設定が可能 地域総合科学科では、学科の中で多様なコース展開が可能であるため、地域や学生のニーズに変化が生じた場合にも、学科を他の学科に転換する必要がなく、コース設定等の変更により迅速かつ柔軟に対応が可能です。 |
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多様な分野の人材を幅広く非常勤として活用 地域総合科学科では、設置基準上必要とされる専任教官が一学科分となるため、複数の学科を設置する場合に比べ、教員数については余裕をもって対応しやすくなります。その分、例えば、様々な分野の非常勤講師を採用・活用することで、コース展開に幅を持たせることも可能です。 |
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遠隔授業の活用等により、社会人の受け入れ促進 地域総合科学科において、多様なメディアを高度に利用して実施される遠隔授業等を積極的に活用することで、地域の社会人の受け入れが一層進むことが期待できます。 |
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職業訓練給付金の支給対象コースの拡大 学科内に多数のコース展開が可能となるため、コース設定の仕方を工夫することで、職業訓練給付金の指定対象コースを増やすことも可能です。 (個別のコースの実際の指定については、各短大から中央職業能力開発協会に要相談。) |