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資料3−1


教育行財政部会における作業部会の設置について
(案)

1.趣旨

 中央教育審議会に諮問された「地方分権時代における教育委員会の在り方について」の検討事項のうち学校の組織及び運営の在り方について専門的な調査 審議を行うため、初等中等教育分科会教育行財政部会に「学校の組織運営に関する作業部会」(以下「作業部会」という。)を設置する。
別紙[諮問理由説明(抜粋)]下線部参照

2.設置期間

 作業部会は、次項に掲げる検討事項に関する審議が終了するまでの間、設置するものとする。


3.検討事項

自主的、自律的な運営を実現する学校の組織運営の在り方について
具体的な検討事項】
学校組織運営体制の整備
管理職の幅広い登用など適材確保の方策
適切な評価とその処遇への反映など教職員の資質、意欲の向上 など


4.備考

【当 面のスケジュール】
3月4日 総会「地方分権時代における教育委員会の在り方について」諮問
4月27日 初等中等教育分科会・教育行財政部会:作業部会の設置
5月中下旬 第1回作業部会(予定)
※1年以内を目途に結論を得る

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【参考】

諮問理由説明(抜粋)

 第4は,学校と教育委員会との関係及び学校の自主性・自律性の確立についてであります。
 保護者や地域住民の教育に対するニーズが多様化し,また急速に変化する今日においては,学校に権限と責任を与え,その自主性・自律性を高めることにより,ニーズに迅速にかつきめ細かく対応していくことが必要であります。
 学校と教育委員会との関係については,当審議会の提言を踏まえ,学校管理規則の見直しによる承認事項の削減や学校裁量予算の拡大など,学校の自主性・自律性を高める取組が,それぞれの教育委員会において進められているところであります。
 今後更に,各学校が自らの判断と責任で教育活動を展開し,保護者や地域住民の期待にこたえていくためには,各学校が教育活動について説明責任を果たすとともに,自ら継続的に改善していくシステムを構築する必要があります。
 このため,学校の自主性・自律性を高めるための学校と教育委員会との関係の在り方や,学校の教育活動の成果を検証し改善につなげるための学校評価の在り方について,御検討をお願いいたします。
 また,学校の自主的・自律的な運営を実現するためには,校内体制を整え,校長のリーダーシップの下で教職員が力を発揮しつつ一致協力し,組織的な学校運営が行われることが不可欠であります。
 このため,管理職にふさわしい人材を幅広く確保するための方策や,管理職を支える学校の組織運営体制の整備,教職員の資質を向上させ意欲を引き出す方策など,学校の組織及び運営の在り方についても併せて御検討をお願いいたします。



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