教育課程部会 産業教育ワーキンググループ(第6回) 議事録

1.日時

令和8年4月8日(水曜日)15時30分~17時30分

2.場所

WEB会議と対面による会議を組み合わせた方式

3.議題

  1. 職業に関する各教科における情報活用能力の抜本的強化について
  2. その他

4.議事録

【牧野主査】 定刻になりましたので、ただいまから中央教育審議会初等中等教育分科会教育課程部会産業教育ワーキンググループを開催いたします。委員の皆様方におかれましては、大変ご多忙の中、ご参加いただきまして、誠にありがとうございます。本日は、職業に関する各教科における情報活用能力の抜本的強化について、ご審議いただきたいと思います。
 また、新年度の開始に伴いまして、委員の役職に変更がございますので、私のほうからご報告させていただきます。佐野委員がNTT東日本株式会社営業戦略推進部次世代教育担当部長に就任されました。また、長友委員が宮崎県教育委員会事務局教育次長教育政策担当に就任されました。あわせて事務局におきましても、担当体制に一部変更がございますので、ご報告をお願いしたいと思います。
【栗林産業教育調査官】 事務局でございます。昨年度まで初等中等教育局参事官という我々の部署でございましたけれども、4月1日付けで部署名の変更がございまして、高等学校振興課という部署名と変わったことをご報告させていただきます。
 また、このたびの人事異動によりまして、着任した者をご紹介させていただきます。高等学校振興課長に寺島が着任をしております。また、初等中等教育局視学官して服部、加えて、初等中等教育局高等学校振興課産業教育振興室教科調査官(看護担当)として武内が着任をしております。以上でございます。
【牧野主査】 なお、本日都合によりまして、柴田委員、森澄委員、吉野委員は遅れてのご出席、加藤委員、中島主査代理は途中退席なさいます。
 それでは、議事に移らせていただきます。資料1「職業に関する各教科における情報活用能力の抜本的強化について」説明をお願いいたします。今回は説明と意見交換を前半と後半、二回に分けて進行したいと思いますので、まずは前半をお願いいたします。
【栗林産業教育調査官】 それでは、資料につきまして、事務局のほうからご説明をさせていただきたいと思います。資料1をご覧ください。
 本日は職業に関する各教科における情報活用能力の抜本的強化についてということを議題とさせていただきたいと思っております。資料1ページ目に進む前に、前提として二枚ほど参考資料につけております資料からご説明をさせていただきたいと思います。
 参考資料の29ページ目になってございます。こちらですけれども、前回のワーキングでも資料として提示させていただいたものになりますが、2040年の就業構造推計ということで、経済産業省において行ったものになります。この中では、事務職や文系人材が余剰するという推計がなされている一方で、AI、ロボットなど利活用人材を含む専門職や現場人材、理系人材が不足する可能性が指摘されているところでございます。こうした観点から、我々としてはしっかりと情報活用能力を身につけた人材を育成していく必要があるだろうということの基礎資料としてご紹介をさせていただきたいと思います。
 また、同じく30ページ目ですけれども、こちらは令和7年11月15日の総則・評価特別部会における資料の抜粋となってございますが、今後、学習の基盤となる資質・能力として、言語能力とともに情報活用能力がしっかりと位置づけられ、これらを基に各教科において育む資質・能力をしっかりと身につけていこうという議論がなされているところでございます。
 こうした29ページ目、30ページ目を前提として、本日は専門高校においてどういった人材を育成していく必要があるのかという観点から、情報活用能力の抜本的強化ということを議題として挙げさせていただいたところでございます。
 資料に戻らせていただきます。1ページ目をおめくりください。これが本日の論点ということで提示をさせていただいているものになります。この資料といたしましては、一番下にデジタル学習基盤がございまして、デジタル学習基盤をそもそもの土台として用いた上で、小中高と情報活用能力を総合的な学習の時間、情報・技術科(仮称)でございますが、また共通教科の情報科、これは高等学校でございます。そうしたことを通じて情報活用能力を身につけた上で、専門高校、専門教科・科目ではどのように情報活用能力をさらに高めていくのかという議論であると認識をしております。
 この点線の枠囲いの三つをご覧いただきたいと思いますが、大きく本日は三つ、この論点ということでございます。一つ目ですが、デジタル学習基盤を前提とした職業に関する専門学科の学びの在り方について。二つ目といたしまして、データサイエンス、AI等、情報技術を活用した職業に関する専門学科における情報活用能力の育成強化の在り方について。三つ目ですが、情報活用能力の育成強化に向けた必履修教科・科目の代替の在り方についてというところでございます。
 先ほど主査のほうから二回に分けてということでご指示をいただいておりますけれども、前段ということで今枠囲いの中の一つ目と二つ目をご説明をさせていただき、ご議論を頂戴したあと、後段というところで必履修教科・科目の代替の在り方についてご議論をいただく形になろうかと思います。
 説明を続けさせていただきます。3ページ目をご覧ください。こちらが議題の一つ目でございます。「デジタル学習基盤を前提とした職業に関する専門教科の学びの在り方について」という議題の説明資料となっております。
 その議題の下、黒丸で書かせていただいておりますが、現行学習指導要領は改訂当時のデジタル学習基盤の状況を前提として、総則や各専門学科の内容の取扱いにおいて「コンピューターや情報通信ネットワークなどの情報手段を適切に活用した学習活動の充実」などの記述にとどまっており、現在のデジタル学習基盤の整備状況等を踏まえれば、その記述を抜本的に見直す必要があるのではないかと考えております。
 左下の「2.デジタル学習基盤の状況」というところをご覧ください。これは現行学習指導要領の告示にあたって、当時のデジタル学習基盤がどうであったかという資料でございます。当時は1台当たり4.6人でありますとか、インターネットへの接続状況が22.5%という状況にございました。こうした基盤を前提として、現行学習指導要領では、総則の中で「コンピューターや情報通信ネットワークなどの情報手段を活用するために必要な環境を整え、これらを適切に活用した学習活動の充実を図ること」でございますとか、各専門教科の内容の取扱いにおいて「コンピューターや情報通信ネットワークなどの活用を図り、学習の効果を高めるよう工夫すること」という記述がなされているところでございます。
 これが右下でございますけれども、現在におきましてはデジタル学習基盤の状況としては1人当たり1.2台でありますとか、インターネットへの接続状況等が99.4%と、現行学習指導要領の改訂時とは大きくそのデジタル学習基盤が進展しているというところがございますので、こうしたデジタル学習基盤を前提とすれば、学習指導要領の記述をどう見直していく必要があるのかというのが議題の一つ目ということでご説明をさせていただきました。
 具体的な論点といたしましては、学習指導要領の記述の具体的な検討の前提として、まずは現在のデジタル学習基盤の状況やさらなる情報技術の発展等を視野に入れつつ、今後の職業に関する各教科の学びのイメージをどのように整理することができるかということで、4ページ目以降少しご説明をさせていただきたいと思いますけれども、デジタル学習基盤を用いて各教科の学びがどのように進んでいくのか、充実していくのか、深まっていくのかというところを共有をさせていただいた上で、実際にさらなる充実に向けて各教科の指導の全体に係る事項として、教科全体の内容の取扱いに記述してはどうかというご提案をさせていただきたいと思いますけれども、その内容の取扱いの記述の充実に向けた具体的な方向性でありますとか、配慮事項というところをご意見頂戴できれば大変ありがたいと思っております。
 4ページ目をご覧ください。こちらはデジタル学習基盤を用いてどのような活動が考えられ、どのようなことができるようになるのかということをまとめた資料となってございます。上の枠囲いのところをまずご覧いただきたいと思いますが、令和6年の11月に中教審のデジタル学習基盤特別委員会というものの中で、「デジタル学習基盤に係る現状と課題の整理」というものがなされております。そのものを前提として作成した資料ということになってございます。
 まずは産業教育の学習過程のイメージを上に置いた上で、そのデジタル学習基盤に係る現状と課題の整理の中で、大きく四つのことがデジタル学習基盤を用いればできるようになるということが掲げられ、その四つというのは黄色のハイライトで色分けしております、丸1から丸4ということになってございます。
 丸1が「多様で大量の情報を扱うことができる」、丸2が「時間や空間を問わずに情報をやり取りすることができる」、丸3が「思考の過程や結果を共有することができる」、丸4が「多様な子供たちにとって包摂的な環境を実現することができる」という四つでございます。
 それを産業教育の学習過程に当てはめたときに、どのような活動がというところはまずはこの括弧開きのところで示しております。例えばというところですが、丸1の「多様で大量の情報を扱うことができる」ということを専門教科の学びに当てはめたときに、例えば過去の統計データを即時参照したり、定期的な観察・実験データを蓄積・グラフ化したりするという活動でありますとか、情報と情報を比較したり関連付けたりするという活動が考えられ、矢印の下のところですけれども、そうしたことを通して自立した学習者を育成するという観点から、多様で大量のデータを見方・考え方を働かせて収集・取捨選択・解釈することで、より洗練された実践的な問いや仮説を設定したり、具体的で実現可能性の高い計画を立案・実施したりすることができるようになるんではないかということを整理させていただいたところです。
 丸2の「時間や空間を問わずに情報をやり取りすることができる」というところに関しましても、括弧書きのところには考えられる活動を、矢印の下のところにはそれを用いてどのようなことができるようになるのかというところを書かせていただいております。
 丸3も同様の作りになっておりまして、「思考の過程や結果を共有することができる」ということでありますと、活動としては多様な他者とそれぞれの考えを出し合い即時参照するという活動や、自分の思考の過程やその根拠を記録するという活動が考えられ、矢印の下のところでそれによって自身の考えを深めるということでありますとか、練り合いの良さや意義を理解し次の学習につなげるということができるようになるんではないかという、デジタル学習基盤を用いて産業教育の学習がどのように深まっていくのかというのを表させていただいた資料になります。
 5ページ目以降は、今申し上げたようなことを今度は各教科に落とし込んだときに、どのような活動が考えられ、どのようなことができるようになるのかということを整理させていただいた資料となってございます。ここでは一つ一つ説明することはいたしませんけれども、またお読み取りいただきたいと思っております。
 その結果としてということですが、13ページ目をご覧ください。ただいま申し上げてきましたように、デジタル学習基盤を用いることが当然のこととして学習過程に組み込まれていくということが重要なんだろうと思っておりますけれども、そうしたときに学習指導要領上どういった改善が考えられるのかというのが13ページ目に示させていただいているものになります。
 左側は現行の学習指導要領の抜粋を掲載させていただいておりますが、デジタル学習基盤を用いるということは学習全体に関わることでありますので、各科目のところに書くというよりは、第3款の「各科目にわたる指導計画の作成と内容の取扱い」という教科全体に関わるところに記述することが適当であろうと考えております。
 現行学習指導要領においては赤の枠囲いをさせていただいておりますけれども、「コンピュータや情報ネットワークなどの活用を図り、学習の効果を高めるよう工夫すること」と書かれておりますが、これを矢印の右側として内容の取扱い(解説も含む)記述の方向性ということですけれども、デジタル学習基盤や情報技術の活用を前提とした情報活用能力の育成ということで、「デジタル学習基盤を土台とした学びや情報技術の活用は、各専門教科・科目における実践的・探究的な学びを支え、駆動させる基盤であること」でございますとか、「デジタル学習基盤を土台とした学びを前提として育成された情報活用能力は、学習の基盤となる資質・能力として全ての科目の学習や生涯にわたる学びを基盤として支えるものであること」といったことを要素として盛り込んではどうかということを、今回ご議論いただきたいと思っております。
 これが議題の一つ目でございます。また、13ページの上のところに第4回の総則・評価特別部会の資料1の1を抜粋させていただいておりますけれども、総則における記述についても、デジタル学習基盤の役割でありますとか、デジタル学習基盤の環境整備における設置者の積極的な役割などについて盛り込まれる方向で議論をされていると承知をしておりますので、こういったことも踏まえて議論を頂戴できればありがたいと思っております。
 これが議題の一つ目でございます。二つ目まで進めさせていただきたいと思います。
 議題の二つ目ですが、「データサイエンス、AIなど情報技術を活用した職業に関する専門学科における情報活用能力の強化について」というところでございます。
 左側でございますが、前述のとおり現行学習指導要領は前回改訂当時の学習基盤を前提とした内容でございますので、データサイエンスやAIなど情報技術を用いた学習に関する記載が十分ではないという状況があるのではないかと。現在これらを活用した実践的な取組も行われているところではございますけれども、教師の指導上の工夫などによって親和性の高いと考えられる単元や学習過程の中で用いられているということで、指導のばらつきも大きいという課題があるのではないかということでございます。
 四角の三つ目に飛ばさせていただきますが、先ほどご紹介させていただきましたように、経済産業省が公表いたしました2040年の就業構造推計に基づけば、今後事務職や文系人材が余剰となる一方で、AI・ロボットなど利活用人材を含む専門職や現場人材が不足するなど、労働需給ギャップの生じる可能性も指摘されているところでございます。
 こうした推計に基づけば、専門高校を卒業した人材は今後これまで以上に情報技術を使いこなし、アドバンスド・エッセンシャル・ワーカー等として社会で活躍していくことが期待され、専門高校がこの期待に応えてその役割を果たしていくためには、データサイエンスやAIなどの情報技術に関する学習をそのリスクを踏まえた形で意図的に指導に組み込み実践できるようにしていくことが重要ではないかというところでございます。
 その上で具体的な論点というところでございますが、学習指導要領の記述の具体的な検討の前提として、現在のデジタル学習基盤の状況でありますとか、さらなる情報技術の発展等を視野に入れつつ、今後の職業に関する各教科の情報活用能力の強化をどのようにイメージすることができるかというところで、別添の3の1から3の8というのを付けさせていただいておりますけれども、情報技術を活用した学習の例やデータサイエンス・AIを用いた学習の例を少しご紹介をさせていただいて、イメージを共有させていただきたいというところがまず前提にございます。
 その上で、二つ目の矢羽根のところですが、専門教科におけるさらなる情報活用能力の育成強化にあたっては、必履修科目「情報Ⅰ」の学びを基盤としつつ、専門分野への応用・活用、現実の課題解決や価値創造といった視点に立って改善の方向性を検討していくということで良いかということ。
 またその際、専門分野における情報技術の活用の実態・動向、具体的な技術の仕組みやそのリスク、当該技術を用いて何ができるようになるかといったことについては、主に各教科の情報に関する科目の内容を中心として位置づけ、またデータサイエンスやAI等については専門的な各科目の学びを深めるものとして、主に関連の深い科目を中心に内容の取扱いとして記述することとしてはどうかということでございます。
 また加えて、各教科の第3款「各科目にわたる指導計画の作成と内容の取扱い」においても、情報技術の適切な活用や情報活用能力に関する記述を充実することとしてはどうかということを論点として挙げさせていただいております。
 15ページ目をご覧ください。これは農業科のデータサイエンス・AIなど情報技術を活用した実践的な学びの改善の方向性というところでございます。例えばということですが、情報技術を用いた学習の例としては、ドローンによる圃場観測でありますとか、温湿度・日射量・土壌水分・CO2濃度センサーの設置などによる環境モニタリングでありますとか、あとはデータサイエンスという意味では生育データの収集・分析でありますとか、森林資源のGIS分析などです。またAIを用いた学習の例といたしましては、病害虫AI診断アプリの活用やAIによる収量予測モデルの体験という活動が考えられるのではないかというところで、15ページ目以降、農業から工業、商業という形で各教科において情報技術を用いた学習の例、データサイエンスの学習の例、AIを用いた学習の例というイメージを掲載させていただきました。
 ただ、これはこのままこれを学習指導要領に入れ込むという趣旨ではございません。こうしたデータサイエンスという手法を用いれば、こうした学習が展開できるのではないかという、あくまでも授業の活動の一例でございますので、そのところを付け加えさせていただきたいと思います。
 そうしたときに、23ページ目をご覧いただきたいと思いますが、学習指導要領上、どのような具体的な改善が考えられるのかというイメージが23ページ目でございます。毎度農業を例にとって大変恐縮ですけれども、左側に農業の学習指導要領の構造、またその指導計画の作成と内容の取扱いの抜粋を入れさせていただいております。
 まず点線枠囲みの中をご覧いただきたいと思います。農業という第1節「農業」という教科の中には、第2款「各科目」ということで第1から第30まで各科目が列挙されております。この中に第4「農業と情報」というように、農業の中でも農業に関する情報を扱う科目として「農業と情報」という科目がございます。先ほど申し上げましたのは、この農業に関する情報を扱う科目の中で、内容そのものに情報技術の活用の実態や動向、当該技術の概要、それを用いて何ができるようになるのかという内容を盛り込んではどうかというのが一つ目でございます。
 二つ目はですね、第4「農業と情報」以外の「農業と環境」や「作物」や「野菜」といった科目は、内容そのものにその情報に関する内容を盛り込むということではなく、当該科目の目標・内容をよりよく身につけることができるように、情報手段として用いるという意味で、内容の取扱いの中にAIやデータサイエンス、最先端の技術を用いて授業を展開することというような内容の取扱いに記述してはどうかというところでございます。
 また、第3款のところに現在は規定はございませんけれども、指導計画の作成にあたっての配慮事項というものが列挙されておりますが、その中にも情報技術の活用の意義及び指導計画への適切な位置づけというところで、各教科の特質に応じた情報技術の適切な活用が各教科の深い学びの実現に繋がることでありますとか、主体的・対話的で深い学びを実現する観点から、単元など内容や時間のまとまりを見通して、各教科の特質に応じた情報技術の活用を適切に位置づけることというようなことを位置づけてはどうかと考えているところでございます。
 大きく議題の一つ目と二つ目ということでご説明をさせていただきました。私の方からは以上でございます。
【牧野主査】 それでは、ただいまの事務局からの説明を踏まえまして、ご質問あるいはご意見のある方は挙手をお願いできればと思います。いかがでしょうか。
 はい、今お二方上がってまいりました。あ、お三方。はい、それでは、まず西岡委員お願いいたします。
【西岡委員】 ご説明ありがとうございました。今ご説明いただいたところは、デジタルあるいはAIで何ができるか、という発展的なお話でしたが、その一方でネガティブサイドもあると思います。
 例えば、過度にデジタルに依存してしまうことや、情報セキュリティ、あるいはサイバー攻撃の問題、または使われるべき場面とそうでない場面の線引き、や情報モラルのこと、テクノロジー倫理などに関しては、どこかに指導の記述があるのでしょうか。教えてください。
【牧野主査】 はい、それでは事務局からお願いいたします。
【栗林産業教育調査官】 はい、事務局でございます。今後その記述を充実していくという前提の中で、先ほどご説明をさせていただいた資料の中にですね、ちょっと資料を画面共有させていただきます。
 その前提といたしまして、この14ページ目の四角の四つ目のところでございますけれども、中段から少し読み上げさせていただきますが、「専門高校がこの期待に応えてその役割を果たしていくためには、データサイエンスやAIなどの情報技術に関する学習をそのリスクを踏まえた形で意図的に指導に組み込み」というように書かせていただいておりますことと、あとは15ページ目以降全てにおいて、できることとリスクということを併記して表現できているわけではございませんけれども、必ずその学習のイメージの中でリスクというところにも触れて今回資料を作らさせていただきました。まだまだ十分でないところあろうかと思いますけれども、今西岡委員がおっしゃっていただいたことは非常に重要だと思ってまして、実際に指導できることとそれに対するリスクということも合わせて指導していく必要があると考えているところでございます。
【西岡委員】 今後ますますAIやICTの用途が増えていくと思いますので、ぜひそこはしっかりと要領の中に盛り込んでいただきたいと思います。、よろしくお願いいたします。
【牧野主査】 それでは続きまして清水委員お願いいたします。
【清水委員】 はい、よろしくお願いいたします。資料の方非常に分かりやすくまとめていただきまして、本当にありがとうございます。この方向性について異論があるわけではございませんが、二点ほどお願いしたいと思います。無理を言うつもりもございませんので、そういう考え方もあるのかなと受け取っていただければと思いますが、まず5ページからのデジタル学習基盤を前提とした授業について、これについては学校において単元の授業をどのようなストーリーで展開するのかを考える際の非常に有効なツールになるのではないかなと考えております。
 これに加えて学習指導要領で言及されている、今日の審議の目的ではないですけども、教科横断的な視点だとかというのもこういう中にうまく盛り込んでいただくと、なお良いものになるんではないかと。全体の流れを考える上で良い資料であると思いますので、こうしたところに教科横断的な要素も含めていただけるとより良くなると感じました。
 また、デジタル学習基盤の捉え方についてですけれども、デジタル基盤の捉え方が端末とクラウドを指すというふうにご説明をいただきましたが、専門高校にはスマート専門高校やDXハイスクール事業で整備された先端的なデジタル機器などが設備されていると思います。これら専門高校としてのデジタル学習基盤についても先端的なデジタル機器などの設備に含めた広い意味でデジタル学習基盤と捉えた方が良いのではないのかなと感じているところです。
 また、これらを最大限に活用することは専門高校の魅力にも繋っていくのではないかなと思いますので、普通高校と同じレベルのデジタル学習基盤だけではなくて、もう少し広い視点を持った捉え方、そこで専門高校の子供たちをどうやって育てていくのかという視点も持っていただいた方がいいのではないと感じたところです。
 また、このスマート専門高校やDXハイスクール事業で整備されたデジタル学習機器は、時間や時代の変化に伴って陳腐化、老朽化していくのは間違いないと思います。そのためには産業教育はその目的や目標を達成するために、その変化とともに道具や手段は変わり続けていかなければならないと思います。その意味でもこれらの事業で整備された幅広い意味でのデジタル学習基盤は、今後更新し続けていかなければならないと考えます。国としてもその支援をお願いしたいと思いますし、その重要性も訴える意味でも少し幅の広いデジタル学習基盤として専門高校は捉えていただいた方がより良い状態になるんではないのかなと感じたところです。以上です。
【牧野主査】 それでは事務局から何かコメントはありますか。
【栗林産業教育調査官】 はい、ご意見ありがとうございます。少し教科横断的な視点とか足りてないところもあろうかと思いますし、またちょっとブラッシュアップしてみたいなと思います。また、デジタル学習基盤の捉えというものも、専門高校なりにどういうことが考えられるのかと、今この場でこれというふうなことを申し上げることが難しいですけれども、また先生方に教えていただきながらと考えております。
【牧野主査】 清水委員よろしいでしょうか。それでは続きまして香山委員お願いいたします。
【香山委員】 はい、よろしくお願いいたします。最初に事務局の方でこうお示しをいただきました30ページのところですかね、学習の基盤として今回の学習指導要領改訂において言語能力と情報活用能力というところが、学習の基盤として位置づくという整理をいただいたというところ、改めて教えていただき、情報分野の重要さを再認識したところでございます。
 そして西岡委員がまさにポジティブな面だけでなくてネガティブな面もというところでご指摘をいただいたところで、今回小学校に情報の領域ができて、小中高と体系的な情報活用能力というのが育成されていくというのが明示されてきたというところと、清水委員ご指摘のところで専門高校としてこれをどう扱うのかというところ、まさにこのワーキングで皆さんのご意見を交わす場面じゃないかなと思いました。
 そういったときに「情報Ⅰ」を基盤としてというところ、お言葉としてもありましたが、日本の高校生としてお互いに比較しうるような、またその体系的な参照基準となるような「情報Ⅰ」という内容を踏まえた上での、さらにその専門性を高めていくというところがまさに今回の改訂で実現していくことを期待するところでございます。すいません、コメントのような形になりました。
【牧野主査】 事務局から何かコメントはございますか。いいですか。それでは続きまして、藤田委員お願いいたします。
【藤田委員】 先ほど西岡委員がご指摘になり、また香山委員からもご指摘ございましたけれども、私個人もそのリスクの点をどう扱うのかということは非常に重要だと思っております。そのときですね、やはり香山委員もご指摘ですけれども、共通教科の情報科とどういうふうに役割分担をしていくのかという議論がおそらく必要になってくるんではないのかなと思いました。
 もちろんその情報技術、特にAIを活用する光の面、美しい面というのは当然必要なわけですし、そのメリットをどう生かしていくのかという議論と同時に、やはり職業倫理であるとか、それから生成AIの制作物の商業利用に関する側面であるとか、そういった専門高校ならではの記述というのをしっかり書いていくということがまずは求められていくのかなと思いました。
 特にその専門高校の中で活用が進んでいけば、どうしても便利なものに依存していく、あたかも魔法のブラックボックスのように活用してしまう子供たちというのも出てくることが容易に想像が可能な状況かと思われます。そういったものに対してどういう指導方法を呈していくのかというのも今後の課題かと思いますけれども、学習指導要領の中であるいは解説の中で明示していく必要があるのかなと思いました。
 繰り返しになってしまいますが、やはり職業倫理・法規制の観点から専門高校ならではの生成AIに対するリスクをきちんと書いていくということが必要かなということを改めて感じた次第です。私からは以上です。
【牧野主査】 それではそうしたことも参考にするということでよろしいですかね。続きまして溝上委員お願いいたします。
【溝上委員】 溝上でございます。よろしくお願いいたします。情報活用能力とかデジタル学習基盤に関してのご提案というのは、私はよくまとめられていると思いますので、内容に関してはいいと思います。賛同いたします。
 その上でコメントを二つしたいと思うんですけれども、スライドの14を見ながら、先ほどの香山委員と同じ話を違う角度からしたいと思うんですけれども。「情報Ⅰ」をやはりどの専門学科においてもですね、しっかり基盤として、そしてその上で各専門学科の情報ですかね。どうしても各専門学科から出てくる情報の内容というのはコンテンツに結構引っ張られるというか依存する側面が強くありますので、専門学科に関わる高度な情報の教育内容をしっかりやるためにも基盤となる「情報Ⅰ」をしっかりやった上での連続性と言いますか、統合がとても大事だと思います。
 で、香山委員が以前おっしゃった、専門学科で考えていくと、どうしても私たちは産業に繋がる高度なところばかりを意識しますけれども、中学生から上がってくる専門性がまだ何にもないようなそこから情報に入っていきますので、そういうところを「情報Ⅰ」なんかは普通科も合わせて結構偏らずによく整備して作られていると思いますので、この点を特にしっかり意識して、「情報Ⅰ」を安易に捨てないというか代替しないということは、私はぜひこのご提案通りで進めていただきたいと思います。
 これは総合探究でもあったと思うんですね。課題研究というのはどうしても専門学科固有の先端の取組になりますから、それはそれで大いにやったらいいと思うんですけども、であるがゆえに基盤となる小学校から連続して育てている総合的な学習・探究というのを前半にしっかりやった上で課題研究につなげると。こういうのが前審議の中で山をイメージして提案されたと思いますので、同じイメージをここでも持っていただきたいと思います。ぜひご提案通り進めていただきたいということです。
 もう一つはちょっと大きな話をしたいと思うんですけれども、この今皆さん見ていただいているスライド14の中でも言葉が揺れるんですよね。例えば右側の具体的な論点の最初のパラグラフのところの三行目は「職業に関する各教科の情報活用能力」ですよね。これは今回の提案の枕の言葉ですが、「職業に関する」をここでつけてくるのはそこからスタートして当然といえば当然なんですけれども、でも例えば左側の四つ目のパラグラフの一行目を見たら「専門高校」ってなってますよね。
 で、スライドの5のところを見ていただいたらいいと思うんですけども、右上のところに「産業教育の学習過程のイメージ」ってありますよね。で、言いたいことは「職業」と「専門」と「産業」っていうのが統一されないで使われてるんですよね。
 高校の参考資料の学校教育法とか施行規則とか出していただいてたと思うんですけれども、それの3ページ目ですね。設置基準のところに「産業」とか「職業」とかもう書いてないんですよね。だけどここで右に事務局が加えたんだと思うんですけれども、そういうことを考えていったら平成7年の改訂ですかね、そこでも「専門教育」というふうに言葉を変えてきたわけで、皆さん専門教育をやってるんだと思うんですよね。
 で、なんとこのワーキング、「産業教育ワーキング」なんで、ここからひっくり返すのは難しいとは思うんですけれども、やっぱ専門教育ワーキングだったと思うんですよね。すいません、これを事務局に言っていいのかわからないですけれども、ですから今回の審議の上では産業教育ワーキングのまとめとしていいと思うんですけど、この三つの言葉の統一をですね、私はできれば「専門教育」というふうにして統一していただければと思います。ぜひ次期指導要領改訂では「専門教育ワーキング」と名を打ってほしいなと、すいません勝手なこと言いますけれども、よろしくお願いします。ご検討お願いいたします。
【牧野主査】 よろしいですかね。一応意見として承らせていただきます。それでは長友委員、お願いいたします。
【長友委員】 はい、失礼いたします。ご説明ありがとうございました。私から二点、一点はちょっとご質問のようなところになるんですけども、説明の中に「より洗練された」という修飾語があったと思うんですけど、「より洗練された問い」だったかなんですけども、それ間違いないでしょうか。
【牧野主査】 どうですかね。すみません。
【長友委員】 「より洗練された」という言葉があったんです。
【牧野主査】 ちょっと待ってくださいね。どこだか。はい、すみません。今出ますかね。
【栗林産業教育調査官】 はい、よろしいでしょうか。事務局でございます。例えば今長友委員がおっしゃられたところで申し上げますと、この4ページ目の左下のところでですね、「より洗練された実践的な問いや仮説を設定したり」というところで書かせていただいているところがございます。
【長友委員】 ここでもあったし、他のところで何箇所か出てきたんですけども、やはり「より洗練された」という言葉、とってもここでは大事なニュアンスに、要するに今までやってきたことがよりさらに充実したということをきっと表現されたいんだろうなと思うときに、とっても好きな言葉ではあるんですけども、いろいろな分野に対して使われる言葉ですので、もう少し具体的に、例えばこの場合英語的に言うとそのソフィスティケイテッドという意味ではなくポリッシュという意味に近いと思うんですよね。
 より磨き上げられたとか、「洗練された」という言葉になってしまうと、とっても大事がゆえにもう少し具体的にこの学びの中でというふうに使っていただくことはできないかなという要望と言いますか。というのもやはり学校では、学習指導要領の中から、特に若い先生がこれからますます多くなってきますので、学習指導要領の中から自分の指導の方向性であるとか目標を立てていくという中にあって、より具体的なというところでお願いしたいというところで一点目です。
 もう一点につきましては、先ほどから出てきているようにマイナス面ということがあるんですけども、私はもちろんマイナス面への警鐘も大事なことだと思うんですけども、一方でじゃあ今回の学習指導要領、ほんと丁寧にまとめておられる内容の中で、活用するということが前面に出てますので、活用の充実でありますとか、さらなる活用となったときにどうしても本来プラスの意味で使われているはずなんですけども、あまりプラスのイメージが伝わってこない。ですので「活用」っていうところが昔ながらのイメージになってしまうので、私はやっぱりこのデータサイエンスであるとかAIを使って科学的な視点を持って、これまであった新しい価値観を生み出す創造性であるとか、そういった資質をこの活用によって身につけるんだっていうようなところまで記述をされたら、プラス面であるとかが伝わるんじゃないかなという感想になります。
 今までどうしても産業教育っていうのは繰り返しであるとか地道な作業が多かったんですけども、そこの部分を科学的な視点を取り入れることで新しい力を創造するんだっていうような、ぜひそういったところを明るい未来に向かった記述を入れていただけたらいいなと思いました。
【牧野主査】 よろしいですかね。はい、それでは今のコメントも参考にしていただければと思います。あと4人の委員の方から手上がっております。他の方よろしいですかね。はい、じゃあ4人の方に順番にご発言をいただければと思います。まず小川委員、お願いいたします。
【小川委員】 はい、小川です。よろしくお願いいたします。非常にまとまったご発表、それから資料、ありがとうございます。
 私は今現場の方におりますので、商業高校という視点で、感想や反省やこれからの目標をどうしようかというところでお話をさせていただくと、やはり先生方の力量の差というものがどうしてもございます。そのあたりについて、この人材の育成面で引っ張っていただけるような指針も欲しいと思います。このあたりからできるというようなところが示されるといいなと思います。
 それから何年か前から中学校でパソコンの教育をやっているとお聞きしていますが、そういう子たちが高校にも上がってきているはずなのに、うちの学校のではどういう勉強してきたのかがあまり実態把握ができていなかったり、結局はうちの学校でやってるような教育をまた一からやるというような状況で、繋がりがどうしてもないところがもったいないといつも思っているところです。
 今回、小中高と連携をしていくというような流れが作れているということですので、ぜひ教員の方の人材の育成の面で手を出していきやすいような指針があるといいなと思いました。感想みたいな話で申し訳ありませんが、よろしくお願いします。
【牧野主査】 よろしいですかね。はい、それでは続きまして川﨑委員、お願いいたします。
【川﨑委員】 はい、よろしくお願いいたします。私は看護師として日々現場にいる中で、医療界においてはこのデジタル化あるいはDX等々がまだ最近になって押し寄せてきてるような状況です。そこで活躍する人材がかなり不足しています。高校生のときそういったものが加わることは非常に意義が大きいなと思っています。
 そして当然リスクの問題とか、そういったものを扱う場合の守るべき倫理みたいなものをしっかり教育の中にセットされていくことが重要なのではないかなと思います。「情報Ⅰ」のところでしっかりそういったものを押さえていただきたいと思います。その後の展開のところでは実際にそれぞれの産業の中でどのように使われていってるのかを押さえていく組み立てがいいなと思っています。
 それともう一点は、実際の子供たちはもう日常の中でかなりAI等々にふれているんじゃないかなってことも予想されるので、ますます「情報Ⅰ」のところできちっとした教育をすることが重要になってくるかなと思いました。意見としてお伝えしたいと思います。
【牧野主査】 よろしいですね。はい、それでは続きまして佐野委員お願いいたします。
【佐野委員】 はい、佐野です。ご指名いただきましてありがとうございます。産業界の立場からまた地域DXに関わっている立場から少し論点について意見述べさせていただければと思っています。
データサイエンスやAIはもはや一部の専門職の技能だけではなくて、地域産業や現場を支える基礎的な職業能力になっているかと認識してます。特に地方を見ていると現場の担い手自身がデータを見て判断して業務を少しずつ改善できるかがDXの成否を左右するかなと思っています。その意味において、今回専門教科の中にデータサイエンスやAIを意図的にかつ計画的に位置づけていくという論点の方向性に関しては強く賛同します。  また重要なのは高度なAIモデルを作るということよりも、データを収集可視化してAIの結果を鵜呑みせずに我々自身の判断を組み合わせる力、使える力を育てることかなと私も思っています。これはNTT東日本当社としても地域の企業や自治体と日頃DXに取り組む中でも特に強く求められている力だと感じてます。
 また情報Ⅰで培った共通的な基盤を今回の専門教科の中で現場の文脈に翻訳して活用する構造は、学校教育と地域産業を結ぶ上で非常に重要だと思っています。今回の議論を通じて専門高校の学びが地域を支えるDX人材育成に繋がるよう我々産業界としても現場の接続や実践の面で関わっていきたいと思っています。今回の方向性とても賛同します。以上になります。
【牧野主査】 よろしいですね。それでは最後に、藤田委員、何か。
【藤田委員】 申し訳ありません、先ほど一緒にも述べるべきでした。一点ちょっと気になることがあるので、短くコメントだけさせていただきます。
 4ページ目というか、4枚目のスライドの一番下、あるいは5枚目から12枚目にも継続して使われている「自立した学習者」という表現なんですけれども、これまで文部科学省のウェブサイトあるいは文書の中では、その「自立した学習者」という言葉とともに使われるセットとなる文脈としては、個別最適な学びであったりとか、学習の自己調整であったりとか、一人一人の子供が自分に合った学習の計画を立てるとか、そういう文脈で「自立した学習者」という言葉が多く使われてきたのではないのかなという印象を受けておりました。
 でも今回ですね、画面の下の右側に行くにつれていわゆる協働的な学びの重要性について触れてらっしゃって、これ自体は私非常に強く賛同するわけですけれども、その個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実ということが、むしろおっしゃってることに近いのかな。これを「自立した学習者」というふうに括ってしまうと、その個別最適な学び、あるいは学習の自己調整、一人で学ぶ方に力点が置かれてしまうのではないのかなという懸念が個人的にはちょっとございましたので、それだけお伝えしようと思っておりました。もう本当に一回目でまとめられなくて申し訳ありません。以上でございます。
【牧野主査】 はい、ありがとうございます。ちょっと待ってくださいね。よろしいですかね。はい、それでは参考にさせていただくということで、よろしくお願いいたします。ありがとうございました。
 それでは後半の説明に移らせていただければと思います。説明をお願いいたします。
【栗林産業教育調査官】 それではよろしくお願いいたします。議題の三つ目ということで、まずご説明をさせていただきたいと思います。資料24ページ目をご覧ください。「情報活用能力の育成強化に向けた必履修教科・科目の代替の在り方について」というような論点でございます。
 資料の左側、四角の一つ目に記載をさせていただいておりますけれども、現行の高等学校学習指導要領の総則におきましては、専門教科・科目の履修によって必履修教科・科目の履修と同様の成果が期待される場合においては、専門教科・科目の履修をもって必履修教科・科目の履修に代えることができるという規定がございます。また同解説において、代替の例示として「各専門教科の情報に関する科目の履修により『情報Ⅰ』と代替することが考えられる」という記載がございます。
 四角の二つ目でございますけれども、こうした規定を活用しまして、現在多くの職業に関する専門学科におきまして、各教科の情報に関する科目の履修により「情報Ⅰ」の代替というものが行われているところでございます。状況といたしましては括弧書きに書かせていただいているとおり、全日制で82.4%、定時制で98.2%、通信制で50%という状況でございます。
 学習指導要領におけるこうした総則の代替の規定自体は、指導内容の重複を避け教育内容の精選を図ろうということを目的とするものであって、妥当なものであると考えられるところではございますけれども、現在、次期学習指導要領の改訂に向けましては、特に情報活用能力や「情報Ⅰ」の内容については、情報・技術ワーキングにおいて、例えば小学校から高等学校まで情報活用能力として育成すべき資質・能力の体系的・系統的な整理ということでありますとか、数理・データサイエンス・AI教育やデジタルスキル標準への円滑な接続ができる内容の指導という観点から、抜本的な向上に向けた検討がなされているということも踏まえる必要があるのではないかということでございます。
 次期学習指導要領において、当該代替規定の趣旨を踏まえた適切な運用がなされるよう、示し方を工夫する必要があるのではないかというところでございます。その際、特に今後代替を行おうとする高校において安易な代替が行われないよう、また一方で当該規定を活用しやすくなるよう、工夫等を行う必要があるのではないかということで、右側の方向性と論点をご説明させていただきたいと思います。
 四角の一つ目ですけれども、今後代替を行う高校において安易な代替が行われないよう、また一方で当該規定を活用しやすくなるよう、学習指導要領に示す「同様の成果が期待される場合」や、同解説に示す「機械的に代替が認められるものではない」ということに関し、配慮事項などを示すことはできないかということでございます。
 矢印の下のところでございますが、例えば以下のとおり整理してはどうかということで、大きく四つ挙げさせていただきました。一つ目は、これは現在も学習指導要領に書かれているところではございますが、代替の目的は指導内容の重複を避け、教育内容の精選を図るものであること。二つ目が、代替を行う場合には、代替元の必履修教科・科目の目標を満たすものであること。三つ目が、代替しようとする必履修教科・科目の内容が、教育課程全体で適切に取り扱われていること。四つ目が、代替先の単位数が、代替元の単位数を下回らないこと。例えばこのような形で配慮事項を示すことによって、安易な代替や、一方で代替規定自体を活用しやすくなるのではないかと考えているところでございます。
 加えてというところですが、「情報Ⅰ」については、情報・技術ワーキングにおいて、小学校から高等学校まで情報活用能力として育成すべき資質・能力が体系的、系統的に整理されておりまして、仮に代替しようとする場合においても、こうした体系性、系統性には十分配慮する必要があるものと考えておりますし、最後の四角ですけれども、さらに「情報Ⅰ」は情報技術の加速度的な進化に対応した指導内容の刷新を図る観点から、教科書検定サイクルを念頭に置きつつ、学習指導要領解説の一部改訂をタイムリーに行うことが検討されているということから、こうした科目ということを前提に、今後解説における科目代替の例示として示すこと自体をどのように考えるかということについても、ご意見を頂戴できればと考えております。
 25ページ目には参考として、現行学習指導要領の代替規定のところの、学習指導要領そのものの規定の抜粋、また同じく総則の解説の該当部分の抜粋を掲載しておりますので、適宜ご参照いただければと思います。以上でございます。
【牧野主査】 はい、ありがとうございました。それでは、ただいまの事務局からの説明を踏まえまして、ご質問、ご意見のある方は挙手をお願いいたします。
 中島主査代理、お願いいたします。
【中島主査代理】 はい、どうもありがとうございます。ちょっと私、この指導要領の現場での取り扱われ方がよくわからなかったので、ここの部分で突っかかってしまったんですけども。決まっている指導要領が代替される現場での取り扱いが、前お聞きしたところによると学校長さんのご判断で行われるということになっていて、そこの学校長さんの判断をコントロールできなければ、結局何をどう変えてもそこで判断がされてしまうのかなとちょっと聞こえたもんですから。細かいところをいじって「これは重要なことだから安易に代替しないようにしてくださいね、ただし判断は現場にお任せしております」という、この企業的に言うとガバナンス的な問題がそもそもあるような気がいたしました。
 ただ、あんまりガバナンスを効かしてしまうと現場での裁量権がなくなってしまうので、学校のその特徴とか現場での良き判断が失われるっていうもちろんその反面もあるんですけど、ちょっとそんな気もしました。内容はもちろん大変結構だと思うんですけども、強制力がない中でここを変えていくところの実効性っていうのはどうやって担保するのかなと、ちょっとその辺が気になりました。以上でございます。
【牧野主査】 はい、ありがとうございます。実効力の担保ということですが、事務局からコメントはございますか。
【栗林産業教育調査官】 はい、事務局でございます。教育課程の編成権は学校長にということではございますけれども、一方で繰り返しになってしまいますが、学習指導要領の中に代替できるという規定がございます。同様の成果が期待される場合には代替できるでありますとか、機械的に代替が認められないものではないという大枠の配慮事項が書かれている中で、もう少し配慮事項を細かく設けることが少しガバナンスを効かせていくということに繋がっていくのかなというところで、今回四つほどですけれども、代替を検討するにあたってはこういうところに注意していただきたい、配慮いただきたいというものを加えてはどうかというご提案をさせていただいているというところでございます。ちょっと明確な回答になっていないかもしれませんが、以上でございます。
【牧野主査】 よろしいでしょうか。
【中島主査代理】 ありがとうございます。代替をしていいというところまでは削れないけども、代替できる範囲の中で、少し強制力とまでは言わないですけど、実効力を強める形を考えられたと、そういう理解をしております。ありがとうございます。
【牧野主査】 はい、ありがとうございます。続きまして清水委員、お願いします。
【清水委員】 ありがとうございます。代替科目の対応の在り方については、今お示しいただいた内容の方向性で良いのではないかと考えます。基本的には「情報Ⅰ」を基盤とすることが非常に重要なところなのではないかと思っています。総則・評価特別部会で、単位制の大幅な柔軟化のお話だとかもいただいているところなので、その中で例えば組み換え後の科目として何かを検討するとか、総則・評価特別部会で話し合いされている内容をうまく組み合わせていくことによって、良い内容が作り上げられるのではないかと考えているところです。
 お示しいただいた資料の15ページからの中にある、いろいろな「情報技術を活用した実践的な学びの改善の方向性」でお示しいただいているところですが、ここのそれぞれの教科の上の四角の中に、すでに代替科目が示されているので、そのイメージがここに書かれているものと見ることができます。この中に書かれているものを見てみると、三つのグループに分けられると思います。既存の「情報Ⅰ」の代替科目である情報系の科目の内容の充実として書かれているもの、専門教科全体の学習の中で学びの充実を図ろうとしているもの、もう一つは専門科目の中に新たに科目を新設するというもの。
 このようにまとめていただき、あくまでもイメージということでお話をいただいたので、ここ自体がいいとか悪いとかではありませんが、この資料を見ると、代替ありきで考えられている教科と、「情報Ⅰ」を中心としながらも学科・教科全体の中で情報活用能力を深めていこうとするように見受けられます。
 大切なことは、「情報Ⅰ」の内容は今後さらに発展していく、さらにAIやデータサイエンスなどが入ってくる。そうなると、「情報Ⅰ」の代替想定は2単位であると思いますが、本当に代替科目を作ってそこに専門的な内容を入れていって、2単位では絶対足りないのではないかなと思います。ここは非常に重要なところになと思っています。その中で同様の成果を期待することが本当にできるのかいうことを再度しっかり考えないといけないと思います。
 専門高校で情報を学んだ生徒の知識・考え方が不足してしまうとか、進路選択などで不利になるような状況になることだけは避けないといけない。やはり主体は生徒であるということ。生徒の能力をどう伸ばしていくのか、それを考えたときに代替と言われるもののあるべき姿はどうあるべきか。この「情報Ⅰ」の代替科目の在り方については慎重に考えていかなければならないと思います。これについてはぜひ検討を進めていただければありがたいと思います。
 少し話がずれてしまう恐れがあって大変申し訳ありませんが、産業教育ワーキングの審議内容ではないと思いますが、関係はあると思いが、専門高校において「情報Ⅰ」を展開するとなると、情報の免許を持つ教員がさらに不足することが予想されます。専門高校の学校数分不足をするということになると思います。
 これについては、今の資料の48ページのところにも、2029年度までには中学校技術と高校情報の免外等がゼロにということが赤で書かれていますので、ぜひこの教員確保にしっかりと努めていただきたい。これを期待したいということと、さらなる願いとしては、免外等をゼロにするだけではなくて、中学校技術科と高校情報科の正規採用の教員をしっかりと全校配置できるような努力を各自治体含めてやるようにということをご指示いただきたい。情報を担当する先生がしっかり正規教員としているという状態を作り上げていただくような政策が必要になってくるんではないかなと思っています。余計な口出しもしましたけれども、基本的には方向性としては賛成の立場を取らせていただきます。以上です。
【牧野主査】 はい、ありがとうございました。よろしいですか。はい、それでは続きまして佐野委員お願いいたします。
【佐野委員】 はい、佐野です。ご指名いただきましてありがとうございます。産業界の立場から今回の必履修科目の「情報Ⅰ」の代替の在り方について少し意見述べさせていただきたいと思っています。
 産業界として重視しているのは、どの科目を履修したかではなくて、社会に出た時に共通して必要となる情報活用能力が確実に身についているかどうかがポイントかと思っています。その点で専門教科による代替そのものを否定する立場ではありません。現時点で大きな弊害が生じているという認識はないんですが、ただ今後代替の運用が広がっていく中で、基礎的な情報活用能力の共通性をどのように担保していくかはあらかじめ整理して論点すべきかなと考えています。
 また特にデータの扱い方や情報の信頼性、AI活用に伴うリスク理解といった点は、専門分野を超えて共通に求められる力だと考えていますので、「情報Ⅰ」で育成される基盤との関係性が分かる形で整理されることが重要であると考えております以上です。
【牧野主査】 はい、ありがとうございました。よろしいですね。はい、続きまして香山委員お願いいたします。
【香山委員】 はい、よろしくお願いいたします。今回このワーキングで代替の話題が出るということで、その情報科に関して代替の記述がどのくらい前からあったのかなっていうのをちょっと確認してみました。情報科は2003年から始まっている科目なんですけれども、平成11年の12月の総則の際にもう代替のことが書かれてまして、職業学科では各教科の情報に関する科目の履修により普通教科情報に関する科目に代替することなどが考えられるということで、もう最初から例示がなされていたということが自分自身でも分かりました。
 先生方ちょっと考えていただきたいんですけども、情報科が始まった2003年から20数年経ってきたわけなんですが、社会の中での情報という、そして情報技術に関する位置づけ・浸透というところは、社会で働いてる者としては目の当たりにしてきたところでもありますし、今佐野委員の方もおっしゃっていただきましたけれども、高校を卒業した方が社会に出た時にどういった能力を身につけてるのかというところで評価がされるところであります。
 先ほど清水委員の方からもご発言がございましたが、専門高校を出た方々が現状だとその4分の1が大学進学をし、2分の1が就職をしていくような状況において、不利益を被ることがあってはならないと思います。高校での学びっていうのがどこまで共通でしっかりあり、かつその専門性がどのように積んでいくというところを我々保障していくような議論をしていかなければいけないのかなと思っています。
 現在の「情報Ⅰ」というのは、20数年前の情報の内容から大きく変わって、より学問として洗練されてきておりますし、もう一つ高等教育の方でですね、数理・データサイエンス・AIのMDASHという学びの仕組みがあるんですけれども、これまでは高等教育だった内容が高校に今降りてきてるんですよ。そこまで期待されてるものを高等学校の共通教育としてしっかり保障した上で専門教科を積んでいく、そしてその専門家の卵として世の中に出ていくというところを我々は保障するような議論をしていかなければいけないかなと思っております。
 ということで、例示は情報科が始まったところからあるのは理解しているんですけども、今回はこのような形で情報活用能力というところが強く意識されている改革というところでありますと、例示というところは見直す大きなタイミングかなと思いました。お願いいたします。
【牧野主査】 はい、ありがとうございます。続きまして、森澄委員お願いいたします。
【森澄委員】 はい、ありがとうございます。本日遅れての参加で申し訳ありませんでした。情報活用能力をさらに生徒のためにという点では本当にありがたいと考えております。大賛成であります。
 私たち水産の教科でありましても、情報のデジタルの技術、それからビデオで例示する、その中で「情報Ⅰ」の中でより効果的にできたら、産業教育としてもよりもっと効果的なものを生徒に例示できるんではないかと考えております。
 その中でなんですけど、現在文部科学省の方で中学校技術や高等学校情報科の免許状を持つ教員を増やす努力をされておるということを大変感謝しております。今年度、本校でも特別免許等の発行で努力をされてる本県教育委員会にも感謝いたします。しかし、地方の水産高校としましては1学級、2学級程度の規模です。そこで、非常勤で情報科の先生を見つけるのは大変困難なことになります。
 ワーキングの論点にも必要な条件整備もあったかと記憶しております。「情報Ⅰ」を履修させたくても先生が見つからないということがないような条件整備をしていただけたらと思っております。ぜひその条件は必要だと考えてますので、強くお願いします。
 今回の参考資料にも令和10年度までに中学校技術・家庭科担当教員における臨時免許所有者、免許外担当がゼロになる方向というものを示されておりますので、これには大変期待をしてます。ぜひ高校の情報教員についてもゼロになるという方向で目指していけたらと考えてますので、意見として言わせていただきました。よろしくお願いします。
【牧野主査】 はい、ありがとうございます。それでは最後になりますか、小川委員お願いいたします。
【小川委員】 小川です。ニュアンスが伝わるか、示し方についてですね、25ページの部分について商業科の方の現状についてお話をさせていただけるとありがたいです。ちょっとまとめましたので長くなってしまうかもしれませんけども、よろしくお願いします。
 商業科においては、これまでも情報活用能力の育成については情報処理、それからプログラミング、ネットワーク管理という科目を通じて実務に根ざした力をつけてきました。その歴史をたどると、昭和25年の学習指導要領における統計調査に始まりまして、昭和45年からのプログラミング教育の導入、その後の広告やウェブページのデザイン学習へと発展してきまして、企業活動やビジネスの環境の変化に応じて内容を更新してきた経緯がございます。
 こうした蓄積を踏まえますと、多くの商業高校で教育課程上、代替として置かれている情報処理については、「情報Ⅰ」と重なる内容だけではなくて、それを発展させた学びをすでに内包しているのではないかということで、25ページで言うと右側の方が商業の方のイメージと考えております。特に情報処理科などの小学科におきましては、「情報Ⅰ」を含みつつAIやデータサイエンスやDXに特化した教育を展開しておりまして、より高度で実践的な学びが行われているという実態がございます。
 こうした点から代替という考え方自体には一定の合理性があるのではないかと、商業の立場として認識をしております。また、全国商業高等学校協会主催で検定試験を実施しているわけですけれども、従来の商業科で培った知識・技術の評価に加えて、検定自体も普通科や総合学科でも活用されていることから、「情報Ⅰ」の学習到達度を図る指標として、この令和8年から内容を変更した検定試験に変えてございます。このことは、専門教科の学びを接続して探究的な学びへつなげる役割も果たしているのではないかなと考えております。
 さらに昨年11月に全国生徒商業研究発表会という大会があったのですけれど、そこではAIを活用した業務改善の企業提案とか、画像AIや数理モデルを連動したアプリの開発、企業から受託したコンテンツの制作など、実社会と接続した高度な学習活動が発表されておりました。こうした実践からも、現在の商業教育は情報・技術ワーキングで議論されている方向性と大きく乖離するようなものではなく、むしろ先行的に取り組んできた側面もあると考えております。
 一方で、教育課程の編成は教育委員会の指導のもと、先ほどのお話にもありましたように各学校に委ねられている部分があり、その実態も多様であります。従いまして、代替の例示を一律に審議することには慎重であるべきではないかと考えます。実態を踏まえず一律に否定をするということにならないようにしていただければと思いますし、現場との乖離を生み、これまで各学科が積み上げてきた体系にも影響を及ぼす恐れが出てくるのではないかなと考えます。
 そのため、商業としては教育課程編成の参考となる代替の科目の例示を示していただきたいと考えております。従いまして、代替の例示については全ての学科を一律に判断するのではなくて、各学科における情報科目の内容や到達の水準に応じてその妥当性を判断できるような形にすることが重要ではないかと考えます。学習指導要領解説においては、そのため考え方や判断の観点を明確にし、機械的な代替の運用だと誤解を招かないよう、外部にも説明可能な形で整理していただけないかと思います。
 最後になりますが、商業教育は経済社会や企業のDXの変化、情報・技術ワーキングの動向を踏まえながら、教科として育成すべき情報活用能力を検討することが求められています。その上で代替を可能とする科目につきましては、ビジネスの文脈の中で、情報教育の普遍的な内容と、それから変化に柔軟に対応できる内容の双方を踏まえた科目構成とすることを求めていきたいと思っておりますので、現状の立場としてご発言をさせていただきました。どうぞよろしくお願いいたします。以上です。
【牧野主査】 はい、ありがとうございました。よろしいですね。いいですか。はい、ありがとうございました。他に手を上げていらっしゃる方はいらっしゃいませんので、ああ、香山委員、何か。
【香山委員】 はい、あの牧野先生、すいません。小川委員のお話をお伺いしながら、一言ごめんなさい。ちょっと発言が強すぎたかもしれないと今反省しながらなんですけれども、小川委員がご懸念なさっておられるような代替科目、特にその「情報Ⅰ」に関して代替科目の存在というのを否定しているものでは全くございません。それぞれの産業教育の中で、特に商業と工業は古い歴史をお持ちというところも理解しているところでは、先行して情報の教育をなさっておられるというところも分かってるところであります。
 今回、学習指導要領改訂の議論の中で教育課程の柔軟化っていうところがかなり先んじてお話をいただいたところなんですけれども、先ほど工業の関係の清水先生もおっしゃっておられたように、学び方というのがだいぶ柔軟な設計ができるようになってきていると。そうなりますと、これまで特にその情報に関して代替してこられた体系っていうのは、その中に吸収されていくのかなと理解をしておりました。
 最初の前半の議論で、情報活用能力のことと学習基盤のことが出てきているという方向性の中で、ここでその例示であえて「情報Ⅰ」っていうのが出てくるということが、学習指導要領の改訂の方向性としては少し軸が違ってしまうように社会に判断されないかなという危惧がちょっとありました。仮に例示がなかったとしても、これまでなさっておられた代替というところの保障が今回できているというところがあると考えますと、あえて情報活用能力を抜本的に育成していこうという主張がある中で、例示というのは今回ちょっと一旦下げて運用していくということもできるのかなというのをちょっと思って発言させていただいた次第です。すいません、ありがとうございました。
【牧野主査】 はい、ありがとうございました。それでは、他に手を上げてらっしゃる方はいないので、それでは本日の議事は以上とさせていただきます。最後に次回以降の予定につきまして事務局よりお願いいたします。
【栗林産業教育調査官】 はい、事務局でございます。次回ですけれども、令和8年4月27日月曜日16時からを予定してございますが、正式にはまた後日ご連絡をさせていただきます。以上です。
【牧野主査】 はい、それでは以上を持ちまして本日の産業教育ワーキンググループを閉会とさせていただきます。お疲れ様でした。ありがとうございました。

―― 了 ――

お問合せ先

初等中等教育局高等学校振興課産業教育振興室

電話番号:03-5253-4111(代表)

(初等中等教育局高等学校振興課産業教育振興室)