資料8　職業に関する各教科共通の内容（案）

職業に関する各教科においては、従来から各教科に関連する産業や職業の社会的な意義や役割を理解させるとともに、職業に関する倫理観を高めるよう指導の充実を図ってきた。

今回の改訂においては、産業教育で育成する資質・能力を踏まえ、各教科で指導すべき共通の内容を整理し、これを各教科共通の基礎的・基本的な内容として扱うとともに、必要な支援方策を講じてはどうか。

1．各教科共通して取り扱うことが考えられる内容の例

各教科共通の基礎的・基本的な内容については、各教科の原則履修科目のうち、基礎的科目などにおいて指導の充実を図ることが考えられる。
（内容の例）
 ・働くことの社会的な意義や役割を理解させ、各教科に関連する産業や職業についての学習につなげる。
・職業人として必要な倫理観を育み、社会の信頼を得ることができる職業人を目指した学習につなげる。

2．考えられる支援方策の例

  関係団体に働きかけ、校長会等の協力を得ながら副教材を作成することなど、各学校の取組を支援することが考えられる。