資料2 幼稚園教育要領の改訂にあたっての具体的な検討の視点

幼稚園教育要領の改訂にあたっての具体的な検討の視点


1. 総則的事項
「小学校学習指導要領・総則の改善のイメージ(たたき台案)」で示された以下の観点を踏まえて幼稚園教育要領の改訂にあたっての検討が必要。

(1)前文で「社会に開かれた教育課程」の考え方に基づき、教育課程の意義について示す。
(2)資質・能力の三つの柱に沿った小学校教育を通じて育成すべき資質・能力を示す。
(3)カリキュラム・マネジメントの3つの側面に留意し、各学校において教育課程を編成することを示す。
(4)アクティブ・ラーニングの視点に基づく、学習指導の改善・充実や指導上の工夫について示す。
(5)障害のある児童への指導など特別な配慮を必要とする児童への在り方について示す。
(6)学級経営やキャリア教育など、小学校の学習活動の充実のための基盤となる留意事項について規定する。

※現行の幼稚園教育要領では、上記の観点に係る事項が第1章と第3章に分かれて記載されていることに留意。


2.「ねらい及び内容」について
・資質・能力による見直しや現代的な諸課題を踏まえた「健康」「人間関係」「環境」「言葉」「表現」の内容等を示すことについて検討が必要。
・幼児期の終わりまでに育って欲しい姿について規定することについて検討が必要。

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