資料1-2 高等学校の広域通信制の課程の在り方について(案)

高等学校の広域通信制の課程の在り方について(案)

1.「高等学校の広域通信制の課程に関する調査調査」(平成26年1月)の結果を踏まえた広域通信制高校制度の課題


<今回の調査結果による課題>
○サテライト施設(面接指導施設)の所在の把握、情報提供
○サテライト施設(面接指導施設)における教育活動状況の把握
○管理・指導体制の制約


<これまでに指導等を行った主な不適切な活動>
○民間教育施設による教育活動と渾然一体となった運用
○択一式による添削指導、視聴確認や成果の評価を行わない面接指導、自宅で行う試験など不適切な教育活動の存在


2.対応策(案)
上記課題に対応するために、例えば、以下のような取組を実施


○「広域通信制高校ガイドライン」の策定
平成26年度に有識者会議等を立ち上げ、以下の事項について検討
・通信教育における添削指導、面接指導、試験の在り方
・学校評価結果の公表の推進
・所轄庁におけるサテライト施設の把握徹底(例:リスト化して公開することを促す等)
・所轄庁の区域外における教育活動の把握(例:各都道府県での情報共有の推進等)
・所轄庁における管理・指導体制の強化促進(例:教委との連携の促進等)
・サテライト施設の在り方の検討(例:サテライト施設(学校施設除く)の留意事項等の整理)
※併せて、学則に必ず記載しなければいけない事項にサテライト施設(面接指導等施設)を新たに追加


○情報公開の促進
・上記のガイドライン等を踏まえ、広域通信制高校の教育活動に係る情報公開を促進


○第三者評価の仕組み創設
・上記のガイドライン等を踏まえた第三者機関による認定・公表の仕組み検討

 

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