参考資料6:日、英、米の特別支援教育として特別な指導を受けている児童生徒の割合

1.英国(2010年)

●SENのある子ども全ての数と当該年齢人口中の%:

 1,495,555人(23.1%)

●判定書を有する子どもの数と当該年齢人口中の%:

 200,170人(3.1%)

●特別支援学校に在籍する障害のある子どもの数と当該年齢人口中の%:

 76,900人(1.2%)

●障害カテゴリー毎に、特別支援学校に在籍する子どもの人数:

 重度学習困難(21,815名)、中度学習困難(18,125名)、重度重複学習困難(7,790名)、行動・情緒・社会的困難(12,810名)、スピーチ・言語・コミュニケーションのニーズ(4,435名)、特異な学習困難(1,075名)、視覚障害(750名)、聴覚障害(1,515名)、多感覚障害(盲ろう)(205名)、肢体不自由(3,750名)、自閉症(17,900名)、その他の障害(585)

2.米国

●「障害のある子ども」(6~17歳、2010年)の数と、当該年齢人口中の%:

 5,450,076人(10.8%)

●障害カテゴリー別の障害のある子ども(6~21歳、2010年)の当該年齢人口の中の%:

 特異的学習障害(3.51%、最も大きな障害グループ)、言語障害(1.59%)、その他の健康障害(1.02%)、精神遅滞(0.65%)、情緒障害(0.56%)、自閉症(0.54%)、重複障害(0.18%)、聴覚障害(0.10%)、整形外科的障害(0.08%)、視覚障害(0.04%)、外傷性脳損傷(0.04%)、盲ろう(0.002%、最も小さい障害グループ)、このほか9歳までのカテゴリーとして発達の遅れ(0.16%)

●特別支援学校に在籍する障害のある子ども(6~21歳、2010年)の数と全児童生徒の中の率:

 192,888人(0.3%)

●障害カテゴリー毎に、そのカテゴリー内で、特別支援学校に在籍する子どもの率(2008年のデータ。2009年以降は集計結果が公開されていない。):

 言語障害(0.31%、最小の率)、特異的学習障害(0.69%)、その他の健康障害(1.8%)、整形外科的障害(5.03%)、外傷性脳損傷(6.57%)、精神遅滞(6.51%)、自閉症(8.87%)、視覚障害(10.5%)、聴覚障害(12.09%)、情緒障害(14.98%)、重複障害(20.9%)、盲ろう(21.86%、最大の率)、このほか9歳までのカテゴリーとして発達の遅れ(0.8%)

3.日本、英国、米国比較

(1)就学率

英国(2009):初等教育 100%  中等教育 96%

米国(2010):初等教育 95%  中等教育 89%

日本(2010):初等教育 100%  中等教育 100%

 ※数値は、ユネスコ統計データベースによる純就学率(NER:Net enrolment rate)。

 ※ユネスコ統計データベースは小数点以下の数値は表示されていない。(端数処理)。また、人口データや就学データが完全ではないため、誤差を含む可能性がある。

(2)特別支援学校に在籍している子どもの率

英国:1.2%(2010年)

米国:0.3%(2010年)

日本:0.6%(2010年)

(3)特別支援教育の恩恵を受けている障害のある子ども、SENのある子ども

英国:23.1%(2010年) ※障害以外の学習困難を含む。

米国:10.8%(2010年) ※全員障害を有すると判定されている。

日本:2.5%(2010年) ※特別支援学校0.6%、特別支援学級1.4%、通級による指導0.6%の計

 (参考)小・中学校におけるLD、ADHD、高機能自閉症等の在籍率 6.3%(平成14年度文部科学省調査)

 

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