資料2 教員給与の見直しの方向性・論点について
方向性(案)
- 全国的な教育水準の維持・向上のためには、教員に優秀な人材を確保することが必要不可欠。
- 教員の給与は、教員の職務の専門性・特殊性を重視するべき。
- 教員の職務に対する士気を高めるためには、実績・能力に応じてメリハリのある給与体系とするべき。
- 学校の抱える複雑・困難な課題に対応するため、現在の学校の管理運営体制を改善する必要。
- 国民や地域住民から見て納得が得られるものとするという視点も必要。
見直しの主な論点(案)
1.教職調整額の見直し
現行の一律4パーセント支給について、その支給方法・支給率を見直すべきか、又は超過勤務手当に変更すべきか。
※現在実施中の教員勤務実態調査の結果を反映。
2.教員の俸給表の見直し
現行の4級制の俸給表について、教員を処遇する上で適切かどうか。例えば、4級制から教員の職務に応じて新たな級を設けるべきかどうか。
※併せて、学校管理運営面・指導面の改善のために必要な職を設けるかどうかも検討。
3.教員の諸手当の見直し
現行の教員の諸手当について、時代や現状に見合ったものであるかどうか。