資料13

社会科、地理歴史科、公民科の現状と課題、改善の方向性(検討素案)(教育課程部会(第3期第33回)配付資料)

【現状と課題】

1.現状

2.課題

【改善の方向性】

1.目標・内容について

 目標・内容については、社会的事象に関する基礎的・基本的な知識、概念や技能を確実に習得させ、それらを活用する力や課題を探究する力を育成する観点から、各学校段階の特質に応じて、学習する知識や概念を明確にするとともに、各種の資料から情報を読み取ること、社会的事象の意味、意義を解釈すること、事象の特色や事象間の関連を説明すること、自分の考えを論述することを一層重視して改善を図ってはどうか。

(例)

2.社会経済システムの高度化・複雑化への対応

 社会経済システムが高度化・複雑化する中で、社会に主体的に参画し課題を解決していく能力や態度を育成するために、次のような改善を図ってはどうか。

(例)小学校

中学校

3.国家・社会の形成者の育成

 日本社会の成り立ち、我が国の地域構成、伝統及び文化への理解や、世界の地域的枠組みを踏まえた異文化への理解を通して、我が国の国土や歴史に対する愛情をはぐくみ、日本人としての自覚をもち国際社会で主体的に生きるとともに、公共的な事柄に自ら参画していく資質や能力を育成するために、次のような改善を図ってはどうか。

(例)小学校

中学校

4.小・中学校における世界に関する学習の取扱い

 世界の地理的認識や、我が国の歴史の背景としての世界の歴史に対する理解を深めるために、小・中学校社会科において、世界の地理、歴史に関し、次のような改善を図ってはどうか。

(例)小学校

中学校

5.近現代史の取扱い

 現代社会についての理解を一層深めることができるように、近現代の歴史の扱いに関し、次のような改善を図ってはどうか。

(例)中学校

6.高等学校の科目構成等について

 地理歴史科において、我が国及び世界の形成の歴史的過程と生活・文化の地域的特色についての理解と認識を一層深める観点から、科目構成等をどのように考えればよいか。
 また、公民科において、現代社会についての理解と人間としての在り方生き方についての自覚を一層深める観点から、科目構成等をどのように考えればよいか。

(例)
【地理歴史科】

【公民科】

7.総合的な学習の時間、道徳、特別活動との関係の整理

  •  教科・科目の背景にある学問の体系は、教科・科目でしっかりと教えるべきと考えられるがどうか。
  •  総合的な学習の時間における地域学習の経験が、社会科の学習に生かされる。一方、社会科、地理歴史科、公民科で学んだことを、他の教科等と関連付け、応用する場として、総合的な学習の時間を活用することができると考えられるがどうか。
  •  特別活動は、社会科、地理歴史科、公民科で学んだことが生かされる実践の場と考えられるがどうか。