資料5‐2 共通科目部分における各内容の具体の例
1.教科等の実践的な指導方法に関する内容
教材研究・授業計画に関するもの
- 教科等の目標や意義(学校教育全体との関連、教育目標の持つ課題)
- 教材研究の方法と実際(授業設計の基礎、教材の収集・選択・分析方法、教材化の工夫)
- 教材研究の進め方(教材の系統性、教材の組立、学習指導案の作成、教材に応じた発問)
- テストの作成と評価の在り方(テスト作成の仕方、評価の仕方、通信簿の記入の仕方)
- 教材・教具の作成と活用の仕方(自作教材の作成、教材の効果的な提示)
- 学習指導案の作成(学習指導案の作成の仕方、指導に基づく細案の立て方)
- 教科間や他領域等との関連指導の工夫
指導方法に関する内容
- 児童生徒理解に関する技術
- 児童生徒の意欲を引き出す発問等の工夫、指名、話し方
- 板書の工夫、資料の活用、ノートのとらせ方
- ねらいの設定と授業のまとめの工夫
- 授業における児童生徒指導(反応のとらえ方、机間指導を通しての理解等)
- 授業の分析と診断(授業設計、課題や発問と反応、資料提示や板書と反応)
- 教科指導と情報機器の活用
- 個に応じた学習指導の進め方(一斉指導の効果、グループ別指導の効果、個別指導の意義、個に応じた指導の在り方)
- 授業構成・学習形態の工夫(少人数指導や習熟度別指導、TTによる協力教授方式の工夫等)
評価等に関する内容
- 授業の診断と記録の分析(授業評価の在り方、児童生徒の記録や作品の分析方法)
- 学習指導と評価の要点(教育評価の在り方、指導に生かす評価、評価の実践)
2.教育課程の編成・実施に関する内容
教育課程に関する内容
- 学習指導要領の法的位置と基準性
- 学習指導要領と教育課程の編成実施
- 各教科等間相互の関連と指導計画
- 個に応じた指導の充実
- 指導と評価の一体化、教育課程の自己点検・自己評価
- 学習指導要領と教科書
- 学校教育目標と指導計画・教育活動
総合的な学習の時間に関する内容
- 総合的な学習の時間の全体計画の必要性、計画の内容と取扱い
- 全体計画における目標、内容、学習活動、指導方法、指導体制、学習評価
- 全体計画を踏まえた、学級・学年の具体的計画の作成
- 各教科、道徳、特別活動との関連、学年間や学校段階間の指導との関連への配慮
- 学習活動の展開
- 体験的・問題解決的な学習
- 学習形態、指導体制の活用
- 地域の教育資源の活用
- 評価の特質と評価方法
3.生徒指導、教育相談に関する内容
- 生徒指導の意義、児童生徒理解の内容と方法
- 教員と児童生徒の人間関係
- ガイダンスの機能と教育相談の充実
- 社会奉仕体験活動等、体験活動の意義と進め方
- 児童生徒の健全育成の取組
- 問題行動等に関する事例研究
- 学校における生徒指導体制
- 家庭・地域や関係機関との連携
4.学級経営・学校経営に関する内容
学級経営に関する内容
- 学級経営の内容と果たす役割(学級経営の内容(学級目標設定、好ましい人間関係や集団づくり、生徒指導、教室環境の整備、保護者との連携、各種学級事務など)の理解)
- 学級経営と学年経営(学年経営案、学年会、学年行事、学級王国の問題などの理解)
- 学級の組織作り(当番活動・活動の組織作り、生活集団と学習集団の作り方や小集団活動の効果的な方法や内容)
- 児童生徒による活動の運営
- 学級集団づくり(一人一人の児童生徒の居場所づくり、人間関係づくりなどの実際)
- 日常の指導(清掃、給食、休み時間、朝や帰りなどの指導、けんかや対立など人間関係改善への指導、特別に配慮を要する児童生徒への指導)
- 保護者と連携を図った学級経営(授業参観や保護者会のねらいと工夫、学級通信など)
- 保護者への助言(家庭訪問、個人面談、個別の相談などの体系や行い方など)
- 学級事務の内容と留意事項
学校経営に関する内容
- 学校組織、公務分掌とその機能
- 開かれた学校づくり(家庭や地域社会との連携、学校間交流の推進、学校運営と学校評議員、情報公開と説明責任)
- PTAの運営
- 安全管理・事故防止

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