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資料6 教職員の研修体系の見直し

●企業や自治体行政部局における求められる能力

項目 能力の種類 定義
知識・技能 業務の習熟度 担当業務を遂行するために必要な知識及び技能をいう。基礎知識、実務知識、専門知識及び技能など。
判断力 組織人としての成熟度 状況の変化に応じて、最も適した行動や結論を導き出したり、将来や未知の問題に対して、状況や推移を的確に予測しうる能力。
企画力 目標達成や問題解決のため、新しくかつ適切な構想、方法、手段、計画を検討し、それを具体化する能力。
折衝力 期待される成果を実現するために、組織の目的や自分の意思を相手に十分に伝達、説得し、組織の方針や人間関係を損なうことなく、効果的に協力させるよう、調整を図る能力。
指導力 職務遂行上、最も適切な指示・命令・指導を行い、部下を掌握して必要な知識・技能を向上させ、その能力を最大限に発揮させるよう指導、育成する能力。

●教職員に求められる能力とその開発

項目 能力の種類 〜3年目 〜10年目 〜15年目 〜15年目
専門性 業務の習熟度
年齢、経験年数に応じた能力発揮基準(行動基準)を作成し、能力開発目標として提示する。
教科指導力
学級経営力
分掌指導力
組織マネジメント力 組織人としての成熟度
年齢、経験年数に応じた能力発揮基準(行動基準)を作成し、能力開発目標として提示する。
現行の研修体系では、「組織人としての成熟度」の育成が、あまりなされていない。
判断力
企画力
折衝力
後輩指導力

産業能率大学 浅野 良一


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