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センター的機能を担うためには、それぞれの障害種ごとのより高い専門性が必要となる。 |
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小・中学校への巡回指導等に対応するためには、「特別支援学校」には、軽度発達障害を含めそれぞれの障害について専門性の高い教員が置かれるべき。 |
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コアとなる専門性の確保を前提としつつ、地域の小・中学校だけでなく、例えば、重複障害のある児童生徒への支援などについては、他の「特別支援学校」への支援も必要。 |
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「特別支援学校」が十分なセンター的機能を果たすためには、専門性の高い「特別支援学校」同士で連携しつつ、医療機関等も含めて、ネットワークをつくって対応していくことが必要。このようなネットワークづくりのためにも特別支援教育コーディネーターの役割は重要 |
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すべての「特別支援学校」があらゆるセンター的機能を担うのは困難。 |
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現在の盲学校・聾学校が移行する「特別支援学校」と、養護学校が移行する「特別支援学校」でセンター的機能などに違いがあっても良いのではないか。 |
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まずは、現在の各学校の障害種別に応じたセンター的機能でスタートし、徐々に広げていくべき。 |
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「特別支援学校」においては、小・中学校や保護者等の支援のための組織を設けるなど、校内の組織体制を明確にすることが望ましい。 |
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小・中学校を支援する「特別支援学校」の教員には、特別支援教育に関する専門性のみならず、小・中学校の教育課程等の状況に関する知識・ノウハウも求められる。 |
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センター的機能を発揮する前提として、広域的な地域支援のためのネットワークの形成が不可欠。 |
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センター的機能について、「特別支援学校」の教員だけで担うのではなく、小・中学校の一部の教員の力も活用していくようなことも考える必要がある。 |
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センター的機能を発揮するための支援地域として、障害保健福祉圏域との関係を考える必要。 |
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小・中学校の側からすると、あまり大きな地域も支援を受けにくいのではないか。市町村の単位でのセンター的機能による支援も考えられて良い。 |
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センター的機能を発揮するためには、多くの「特別支援学校」の設置者である都道府県教育委員会と、多くの小・中学校の設置者である市町村教育委員会のカベを乗り越えていくことが重要。 |
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センター的機能を発揮するためには、都道府県と政令市との連携も必要。 |
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センター的機能と同時に、地域の実態に応じ、「特別支援学校」と小・中学校等との交流・共同学習の推進を具体的に進めていくことが必要。 |
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教職員、施設など条件整備面での考慮が必要ではないか。 |