資料6 |
(1) | 人口密集地と過疎地における問題点 人口密集地は難聴児の人数も多く、交通網も発達していますので「ろう学校・難聴学級」についても現状の維持が可能だと考えますが、過疎地は難聴児の人数も少なくどのような学校・学級制度になるのか心配しています。 |
(2) | 教員免許状についての問題点 現在は経過措置として普通免許状でも、盲・聾・養護学校や特殊学級の担任になれますが、このような経過措置の撤廃の予定はどのようになっていますか。総合免許状と特殊免許状の関係についての見解をお教えください。総合免許状方式が実施された後、現在の特殊免許の存続はどうなるのでしょうか。 |
(3) | 個別の特別支援教育プログラム作成者(特別支援教育コーディネーター)の能力について 障害を持つ子どもについて、個別の支援プログラムを作成するとお聞きしていますが、作成者の養成についての責任はどこが持つのでしょうか。現在の通級制度でも、年間の指導プログラムを作成し達成状況について年度の終わりに親も参加して検証することになっていますが現実はほとんどなされていないのが現状です。 |
(4) | 特別支援教育コーディネーターは校内の誰が担当するのか 現在の難聴学級(固定・通級)においても、専門性を持った先生が配属されていない状況があり、いろんな障害を持つ児童・生徒のプログラム作成担当者としてコーディネーターの能力はかなり高度な能力が要求されると思います。現在の忙しい状況の上に、より高度な能力が必要とされるコーディネーターを担当できる教員が存在するのでしょうか。 聞くところでは、教頭や教務主任が担当するのでは、とのうわさを聞きますがこの点についての文部科学省の見解をお教えください。 |
(5) | 教員の異動との関係について 教員の異動は7〜8年の周期で行われ、教頭・校長の管理職は4〜5年での異動が現状です。教員の異動については都道府県立のろう学校と市町村立の一般学校間の異動はなかなか困難ですし、聴覚障害についての基本的な知識を持つまでには研修や自己学習を含めても5〜6年以上の年月が必要だと考えています。現状のような異動の周期では特別支援教育コーディネーターとして必要な知識の習得についての時間があまりにも少ないのではないかと考えますが、文部科学省の見解をお教えください。 |
(6) | 現在の通級制・固定制難聴学級の存続について 今後、どのような状況になるとお考えでしょうか。 |
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