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資料 11

理科大好きスクール

(前年度予算額 232,371千円)
平成16年度予算額 217,305千円

 趣旨
 国際比較調査によれば,我が国の児童生徒の理科の成績はトップクラスであるが,理科が好き又は大切と考える児童生徒の割合は,国際的にみて最低レベルにある。このような状況の改善を図るため,科学技術・理科教育を重点的,一体的に推進する地域内の小・中学校を「理科大好きスクール」として指定し,地域と連携を図った取組を進め,観察・実験,野外観察等を積極的に実施し,児童生徒の学ぶ意欲や知的好奇心や探究心を高め,理科好きな児童生徒を全国的に増やし,児童生徒の科学的な見方や考え方の育成を図る。

 内容
(1)  推進地域及び理科大好きスクールにおける取組例
観察・実験を重視し,児童生徒の知的好奇心や探究心を高める授業の在り方や教材の研究
理科,算数・数学への興味・関心を高めるための指導法の研究
大学や研究機関等と連携し,大学教授等による出前講座
地域の科学館・博物館等との連携
選択教科(理科・数学)での課題学習・発展的な学習
算数・数学的活動の重視(実生活での事象との関連を図った作業的・体験的な活動)
小学校における専科教員による理科,算数の授業
科学クラブ等における取組の充実
地域の教員を対象とした観察・実験等の指導力向上のための講座の開催など

(2)  地域数・学校数
 20地域,200校程度(1地域当たり小・中学校計10校程度)

(3)  その他
 本事業は,初等中等教育局と科学技術・学術政策局との連携・協力により実施することとしており,具体の事業の実施に当たっては,独立行政法人科学技術振興機構(JST)の支援(「地域科学技術理解増進人材の活動推進」の活用)により実施する。
研究協議会の開催,推進地域の「理科教育推進協議会」等に要する経費(初等中等教育局)  50,305千円
学校と地域との連携による活動等に要する経費
(科学技術・学術政策局(独立行政法人科学技術振興機構))
 167,000千円

平成15・16年度 科学技術・理科教育推進モデル事業(「理科大好きスクール」事業)実施地域及び理科大好きスクール一覧
科学技術・理科教育推進モデル事業(「理科大好きスクール」事業)の概要(PDF:151KB)



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