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長時間にわたる1日の生活の流れの中に、生活と教育が一体となって、各年齢の発達課題の目標が達成されるよう、様々な環境が用意されている。
静の時間・動の時間、同年齢の集団、異年齢の集団、グループ、一人になれる。緊張・集中、休息、退行、等々の時間・場を意図的に用意することで、ほどよく育っている子どもたちは自発的に環境を活用し遊びを展開し創造し、それぞれの発達課題を達成していく。時には一斉の意図的活動を、時には自由な活動を中心に、と様々なバリエーションの組み合わせで目標達成を図ることができる。 |
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乳児期から就学までの長期的展望が可能であるため、ゆったりとした計画のもとに保育を進めることができる。 |
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0歳時期からの発達過程が分かっているため、発達上の問題に対して継続的視点から対応することができる。親・家族と共働しやすい素地がある。 |
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異年齢児が共に生活することで兄弟姉妹の関係性を体験することができる。4歳、5歳児は兄、姉感覚が芽生え成長を実感する機会となる。 |
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保育士も0歳から6歳までの保育体験をすることにより子どもの発達過程を子どもと共に実感し悩み実力をつけていくことができる。 等々 |
ところが、昨今では上記のような保育の目標を達しがたい阻害要因が多く、現場としては燃え尽きそうな現状である。 |