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単に知識の量を問うのみではなく、ペーパーテストでは測りにくいとされている思考力・判断力・表現力や学ぶ意欲などの状況の把握、評価や、教員の指導内容・指導方法等に関する調査等に一層積極的に取り組むことが必要である。また、[確かな学力]の総合的な状況を把握するためには、効果的かつ多様な調査方法の開発等を更に進め、例示することが必要である。 |
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教育課程実施状況調査や研究指定校による調査にあわせて、両調査では測れない学力の状況を把握するため、「特定の課題に関する調査」を実施する必要がある。その際、これらの調査の有効性、学校の負担等の観点から、調査の規模や実施体制については更に検討を行う必要がある。 |
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国で実施する全国的な調査の結果については、各学校における指導上の改善点等の分析結果等を各学校や各教育委員会に対して積極的に情報提供することが求められるが、その際、学校間の序列化等につながらないよう、データの取扱いについては十分配慮することが必要である。 |
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「総合的な学習の時間」のねらいの全国的な実現状況を評価するとともに、各学校における指導に生かすため、各教科等で学んだ知識を実生活へ応用する力、思考力・判断力・表現力や学習意欲の変容の状況を把握する観点から、今後それらの調査方法等について研究する必要がある。 |