8.免許状更新講習の修了認定の基準について
- 免許状更新講習の修了認定については、教育再生会議第一次報告において厳格に行うことが指摘されており、これらを踏まえ、具体の基準をワーキンググループで検討。
教育再生会議第一次報告(抄)
教員が、時代の変化や要請に合わせた教育を行える能力や資質を確保するため、教員免許更新制を導入することが必要です。ただし、10年ごとに30時間の講習受講のみで更新するのではなく、厳格な修了認定とともに…
- 国は、教育職員免許法等を改正して、教員免許更新制を導入し、教員の更なる資質向上を図る。その際、講習受講のみで更新するのではなく、メリハリのある講習とし、教員の実績や外部評価も勘案しつつ、講習の修了認定を厳格に行う仕組みとする。
ある大学の成績評価の例
| 評価 |
点数 |
評価の定義 |
| S |
90~100点 |
当該科目の到達目標の内容をほぼ完全に修得し、かつ応用する力がついていると認められる。 |
| A |
80~89点 |
当該科目の到達目標の内容を十分に理解し修得したものと認められる。 |
| B |
70~79点 |
当該科目の到達目標の基幹部分は理解し修得したものと認められる。 |
| C |
60~69点 |
当該科目の到達目標のうち、最低限の理解は得られたものと認められる。 |
| F |
0~59点 |
当該科目の到達目標に及ばない。 |
参照条文
免許状更新講習
- 第九条の三 免許状更新講習は、大学その他文部科学省令で定める者が、次に掲げる基準に適合することについての文部科学大臣の認定を受けて行う。
- 一 (略)
- 二 (略)
- 三 講習の課程の修了の認定(課程の一部の履修の認定を含む。)が適切に実施されるものであること。
- 四 (略)