東京家政大学・東京家政大学短期大学部
東京家政大学
実地視察大学の概要
1.課程認定を受けている学科等の概要
事項 |
記入欄 |
大学名 |
東京家政大学 |
設置者 |
学校法人 渡辺学園 |
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学部・学科等の名称 |
認定を受けている免許状の種類・認定年度 |
備考 |
学部 |
学科等 |
入学定員 |
設置年度 |
免許状の種類 |
認定年度 |
学部・学科等の組織及び認定を受けている免許状の種類等の概要 |
家政学部 |
児童学科児童学専攻 |
60人 |
昭和45年度 |
幼一種免 |
昭和45年度 |
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児童学科育児支援専攻 |
60人 |
平成14年度 |
幼一種免 |
平成17年度 |
児童学科児童教育専攻 |
60人 |
昭和45年度 |
小一種免 幼一種免 |
昭和45年度 |
栄養学科栄養学専攻保健コース |
95人 |
昭和37年度 |
中一種免(保健) 高一種免(保健) |
昭和37年度 |
栄養学科栄養学専攻家庭コース |
中一種免(家庭) 高一種免(家庭) |
栄養学科管理栄養士専攻理科コース |
130人 |
昭和40年度 |
中一種免(理科) 高一種免(理科) |
平成10年度 |
栄養学科管理栄養士専攻栄養コース |
栄教一種免 |
平成17年度 |
服飾美術学科 |
120人 |
昭和36年度 |
中一種免(家庭) 高一種免(家庭) |
昭和37年度 |
環境情報学科 |
75人 |
平成 9年度 |
高一種免(情報) |
平成13年度 |
造形表現学科 |
90人 |
平成15年度 |
中一種免(美術) 高一種免(美術) |
平成15年度 |
文学部 |
英語英文学科 |
120人 |
昭和61年度 |
中一種免(英語) 高一種免(英語) |
昭和63年度 |
心理教育学科 |
95人 |
昭和61年度 |
中一種免(社会) |
昭和63年度 |
高一種免(公民) |
平成2年度 |
入学定員合計 |
905人 |
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2.教員組織(課程認定を受けている学科等の専任教員数)
(1)教科に関する科目
- 家政学部
- 児童学科
- 児童学専攻 (幼稚園)4人
- 育児支援専攻 (幼稚園)4人
- 児童教育専攻 (小学校)6人、(幼稚園)5人
- 栄養学科
- 栄養学専攻 (保健コース)3人、(家庭コース)4人
- 管理栄養士専攻 (理科コース)4人、(栄養コース)0人
- 服飾美術学科 (家庭)9人
- 環境情報学科 (情報)4人
- 造形表現学科 (美術(中学校))6人、(美術(高等学校))3人
(2)教職に関する科目
- 中等教育教員養成 5人
- 初等教育教員養成 13人(うち4人が中等教育と兼ねている)
※ 初等教育教員養成の教職に関する科目の専任教員は、中等教育教員養成の教職に関する科目の専任教員を兼ねることができるため、教職に関する科目の専任教員は中等と初等で重複している場合がある。
3.教員免許状取得状況及び教員就職状況(平成17年3月卒業者)
学部・学科等の名称 |
卒業者数 |
免許状取得者数 |
教員就職者数 |
家政学部 |
児童学科 |
237人 |
225人 |
118人 |
栄養学科栄養学専攻 |
113人 |
42人 |
5人 |
栄養学科管理栄養士専攻 |
154人 |
22人 |
1人 |
服飾美術学科 |
309人 |
99人 |
7人 |
環境情報学科 |
116人 |
44人 |
1人 |
文学部 |
英語英文学科 |
192人 |
54人 |
10人 |
心理教育学科 |
130人 |
19人 |
4人 |
合計 |
1,251人 |
505人 |
146人 |
※ 家政学部造形表現学科は平成15年度に設置・認定された学科であり,卒業者はいない。
東京家政大学短期大学部
実地視察大学の概要
1.課程認定を受けている学科等の概要
事項 |
記入欄 |
大学名 |
東京家政大学短期大学部 |
設置者 |
学校法人 渡辺学園 |
|
学部・学科等の名称 |
認定を受けている免許状の種類・認定年度 |
備考 |
学科等 |
入学定員 |
設置年度 |
免許状の種類 |
認定年度 |
学部・学科等の組織及び認定を受けている免許状の種類等の概要 |
保育科 |
200人 |
昭和37年度 |
幼二種免 |
昭和37年度 |
|
栄養科保健コース |
180人 |
昭和37年度 |
中二種免(保健) |
昭和37年度 |
栄養科家庭コース |
中二種免(家庭) |
昭和37年度 |
栄養科栄養コース |
栄教二種免 |
平成17年度 |
服飾美術科美術コース |
135人 |
昭和37年度 |
中二種免(美術) |
昭和41年度 |
服飾美術科家庭コース |
中二種免(家庭) |
昭和37年度 |
入学定員合計 |
515人 |
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2.教員組織(課程認定を受けている学科等の専任教員数)
(1)教科に関する科目
- 保育科 (幼稚園)6人
- 栄養科 (保健コース)3人
- 服飾美術科 (美術コース)3人
(2)教職に関する科目
- 中等教育教員養成 3人
- 初等教育教員養成 6人(うち2人が中等教育と兼ねている)
- ※ 初等教育教員養成の教職に関する科目の専任教員は、中等教育教員養成の教職に関する科目の専任教員を兼ねることができるため、教職に関する科目の専任教員は中等と初等で重複している場合がある。
3.教員免許状取得状況及び教員就職状況(平成17年3月卒業者)
学部・学科等の名称 |
卒業者数 |
免許状取得者数 |
教員就職者数 |
保育科 |
253人 |
245人 |
113人 |
栄養科 |
182人 |
13人 |
1人 |
服飾美術科 |
143人 |
20人 |
0人 |
合計 |
578人 |
278人 |
114人 |
(平成17年11月28日(月曜日))東京家政大学、東京家政大学短期大学部 視察委員:小原委員、天笠委員、大南委員、渡辺委員
視察の際の確認事項 |
委員による評価又は指導・助言 |
全般的事項 |
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- 引き続き、教員免許課程の水準の維持向上に努めてほしい。
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個別的事項 |
教員組織 |
- 専任教員数については十分基準を満たしている。
- 児童学科(4年制大学)、保育科(短期大学部)を中心として、学校教員経験者が兼任講師として多数配置されている。
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教育課程 |
教職に関する科目等 |
- 「総合演習」に該当する科目内容が、教育実習事前指導や「総合的な学習の時間」の指導等の教職科目的な内容に重点がおかれている科目が散見される。また、開設時期が4年次後期に主として開設されている。各教員ごとに科目が多数個別開設されている。実施方法については、モデルケースを構築し、担当教員に伝達した上で、個別事項については教職指導室の教員が対応している。
- 「教育相談の理論及び方法」にあたる科目として「スクールカウンセリング論」が免許課程上の最低限の必修科目として開設されている。
- 教科「情報」に関する科目の「産業と職業」では、授業計画の第1、2回において、履歴書・エントリーシートの作成指導等となっている。
- 同一授業科目名のシラバスについて、表現があいまいな場合が見受けれらる。
- 教育心理論などの授業科目において、障害児に係る内容が適切に実施されており、平成18年度以降に各種障害に対応した科目を独立して開設する予定である。
- 栄養教諭養成に向けて、体系的な取組みを開始したところである。なお、栄養学科については、百貨店と連携し、メニューの開発などを行っている。
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- 「総合演習」の科目の設置趣旨を確認するとともに、視野の広い教員を養成するという観点から、教職科目としての観点にとらわれることなく、幅広い内容を扱うようにすること。開設時期についても、科目の趣旨から、少なくとも教育実習前に実施してほしい。科目の開設形態については、個別のテーマごとに開設するのではなく、科目そのものは1本化しつつ、複数のテーマを科目内で取り扱うようにしてほしい。
- 該当事項については、「教職に関する科目」における最低限行うべき事項であることから、カウンセリングの専門的事項に焦点をあてるのではなく、一般教員の素養としての教育相談及び基本的なカウンセリングを中心に教授すること。
- 左記の作成指導については、授業の一般としてではなく、就職指導等で別に実施してほしい。
- どの授業を受けても学生にとって最低限同じ内容が学修されるように、担当教員間で連絡調整及び情報の共有化を図り、シラバスの表現、及び授業内容を再検討してほしい。
- 新たな障害に対応する特別支援教育の重要性を踏まえ、発達障害に係る科目を開設することを期待する。
- どのような特色を有する栄養教諭を養成しようと考えているか、今後に期待したい。
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教育実習 |
- 附属学校では実習生受け入れについて特別な取り扱いをしていないが、教育ボランティアや観察実習として受け入れている。
- 複数の校長経験者などを配し、随時学生の相談に対応する体制を整えている。
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- 協議の場を設けて、今後、附属学校とも実習生受け入れに関して連携の在り方を検討してほしい。
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履修指導等 |
- 大学の所在地である板橋区と入間市、狭山市で教育ボランティア等の連携・協力事業を実施している。
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介護等体験の状況等 |
- 教職指導室の教員が、教育実習と合わせて実施のとりまとめを行っている。
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免許取得状況及び教員就職状況 |
- 進路支援センターでは、高校受験生から大学卒業後まで、一貫した進学・就職指導を行っている。
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施設・設備の状況 |
- 教員養成に適切な図書館及び情報機器の整備がなされている。
- 情報機器については、2キャンパスにおいて隔年で交互に機器の更新を行っている。
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- 開学記念館など、新時代に対応した校舎を適宜建設している。
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