梅光学院大学

実地視察大学の概要

1.課程認定を受けている学科等の概要

事項 記入欄
大学名 梅光学院大学 設置者 学校法人 梅光学院
  学部・学科等の名称 認定を受けている免許状の種類・認定年度 備考
学部 学科等 入学定員 設置年度 免許状の種類 認定年度
学部・学科等の組織及び認定を受けている免許状の種類等の概要 文学部 日本文学科 70人 昭和42年度 中一種免(国語)
高一種免(国語)
高一種免(書道)
平成11年度  
英米文学科 30人 昭和42年度 中一種免(英語)
高一種免(英語)
平成11年度
国際言語文化学部 英米語学科 70人 平成17年度 中一種免(英語)
高一種免(英語)
平成17年度
東アジア言語学科 30人 平成17年度 高一種免(韓国・朝鮮語)
高一種免(中国語)
平成17年度
子ども学部 子ども未来学科 80人 平成17年度 幼一種免 平成17年度
入学定員合計 280人  

2.教員組織(課程認定を受けている学科等の専任教員数)

(1)教科に関する科目

  • 文学部
    • 日本文学科
      • 中高一種免(国語) 10人、高一種免(書道) 8人
    • 英米文学科
      • 中高一種免(英語) 5人
  • 国際言語文化学部
    • 英米語学科
      • 中高一種免(英語) 4人
    • 東アジア言語文化学科
      • 高一種免(韓国・朝鮮語) 3人、高一種免(中国語) 3人
  • 子ども学部
    • 子ども未来学科
      • 幼一種免 4人

(2)教職に関する科目

  • 中等教育教員養成 4人
  • 初等教育教員養成 4人

3.教員免許状取得状況及び教員就職状況(平成17年3月卒業者)

学部・学科等の名称 卒業者数 免許状取得者数 教員就職者数
文学部 日本文学科 71人 12人 0人
英米文学科 14人 2人 0人
現代コミュニケーション学科 現代コミュニケーション学科 59人 5人 0人
合計 144人 19人 0人

(平成17年10月27日(木曜日)) 梅光学院大学 視察委員:野村委員、山﨑委員

視察の際の確認事項 委員による評価又は指導・助言
全般的事項
  • 文学部・国際言語文化学部において中高の課程認定を有している。
  • 女子大学として博士課程を持つ大学が共学となり、平成17年度より子ども学部を創設し、子ども未来学科で幼一種免の認定を受けている。
  • 今後も目指す教員像を常に検討しながら教員養成に努めてほしい。
  • 子ども学部、子ども未来学科の名にふさわしい「子ども」を中心に置いた教員養成の在り方を追求して、その範を示してほしい。
個別的事項 教員組織
  • 専任教員数は満たしている。
  • 教科及び養護に関する科目に係る教員の初等中等教育教員経験者の割合が著しく高い。
  • 特記事項なし
教育課程 教職に関する科目等
  • 保育内容の指導法に該当する内容を行っている「子ども未来学概論」が教科又は教職に関する科目で開設されている。
  • 「総合演習」の科目内容が、「総合的な学習の時間」に関する指導法の内容となっている。
  • 授業科目「教育相談」「生徒指導」「教育制度」については、それぞれの内容が科目区分で求められている一般的、包括的な必要事項を満たしていると判断するのが困難な授業科目がある。
  • 科目区分「教育の方法及び技術(情報機器及び教材の活用を含む。)」の該当科目「教育方法1」について理論的な内容への偏りが見られる。
  • 「子ども未来学集中プログラム」として総合的に演習を行うのは実践的な内容であり、評価できる。
  • 「総合演習」の趣旨を確認し、環境や社会の変化に対応する学生の能力の育成を目指すこと。
  • 「教育相談」他については専門的内容に偏りすぎないようにし、教員養成を目的とする課程にふさわしい内容として実施すること。
  • 現場に視座を置いた授業を行い、現場で求められる必要最小限の力量をもった教員養成を目指してほしい。
教育実習
  • 教育実習生選考基準が定められており、成績と人物を評価し、実習を行うのにふさわしい学生だけを実習に行かせている。
  • 教職課程履修のための基本条件として教員採用試験を受けることが義務付けられている。
  • 特記事項なし
履修指導等
  • 年5回の教育課程委員会を開催し、学生個人の状況に応じた指導を目指している。また、教職課程指導室を設置して、常勤2名を配置し、履修に関する相談がいつでもできる体制を整えている。
  • ボランティア活動を単位化し、「ボランティア実習」2単位として国内ばかりではなく海外でも行っている。
  • 大学教員も教育現場の状況をよりよく理解して学生に対する指導をしてほしい。
  • 教職課程指導室が単なる就職指導にならないように教師としての資質能力を育成するためのものであってほしい。
  • ボランティア実習で自閉症の障害のある子ども達に対する活動を重視している点は評価できる。
介護等体験の状況等
  • 介護等体験は盲・聾・養護学校での体験と社会福祉施設での体験を実施している。学生に施設への実習の申し込み、連絡調整、事後の発表会を課し、自己責任のもとに行えるようにしている。
  • 特記事項なし
免許取得状況及び教員就職状況
  • 教員志望の学生のために、教職特別講座を多数設定し、正規の授業とは別に実施している。
  • 教師の意欲が学生に伝わり教員採用の目標が実現できるようさらに努力してほしい。
施設・設備の状況
  • 教員養成を行う大学として図書館及び情報機器の整備がなされている。
  • 整備された図書館などの施設について、さらに有効に活用できるよう検討してほしい。

お問合せ先

初等中等教育局教職員課

-- 登録:平成21年以前 --